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サーフ(砂浜)釣行時に気を付けたい注意点

2016年6月3日配信 【HOWTO】 【編集部】

初夏から秋にかけては、シーバス、フラットフィッシュなどなど、サーフ・砂浜の釣りが面白い季節。サーフの釣りでの注意点を村岡さんに教えてもらった。

ライジャケ着用はマスト!海には入らず、波打ち際までが基本

サーフウェーディングはウェーダーに浮力材入りベストの着用が基本スタイル。ただ、砂浜でウェーディングをしてしまうと波に足を取られ、引き波の影響で足が埋まってしまう。これだとキケンかつ体力も消耗するので、キャスティング~ルアー回収時は波打ち際までにとどめるのが賢い選択。取り込み時のみは水に入った方がいい状況なら、必要に応じて一時的にウェーディングすればOK。

ドン深のカケアガリポイントでは足を取られて大きな事故になることもある。波打ち際からキャスティングしても飛距離的にはそれほど違わないことが多いので、サーフで海に入ることの危険性を心得て楽しみたい。

夏場、短時間の釣行であれば、サンダルにショートパンツといった軽装で楽しむアングラーも多いだろう。軽装でもいいのだが、救命胴衣はしっかり着用するなど、安全面には十分な配慮が必要。

砂対策もマスト。ウェアやバッグなどあらゆる隙間に砂が入るので、クルマや自宅に砂を持ち込まないよう気を付ける。砂の入りにくいウェーダーなどで完全防備しておくと後がラク。また、リールなどの砂ガミは不調の原因になる。道具にも砂が入らないよう極力注意し、釣行後は面倒がらずに道具をメンテナンスしておこう。

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暑さ対策、日焼け対策を忘れずに

夏場のサーフは熱砂状態でかなり暑くなる。熱中症対策、日焼け対策とともに暑さから体を護ることを考えよう。熱中症予防のため水や塩飴などを携行。日焼け止めを塗るのもいいが、塗り薬は汗で流れてしまうので、夏対応のアームガードやグローブなどを着用して日光を防ぐのが確実だ。

砂浜には危険生物も多い

砂地に生息するアカエイは尾ビレの付け根に毒バリを持つので注意が必要。波打ち際付近で誤って踏んでしまっても刺されることがある。宮城周辺にクラゲは少ないが、エリアによってはアンドンクラゲ、カツオノエボシといった毒を持つクラゲが発生する。波打ち際付近に浮いていたり、打ち上げられたりしたものに触れないよう注意。クラゲのいるエリアではラインに絡まった触手にも毒があるので気を付けたい。

※解説/村岡博之



山本 典暎 (著)
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