マスナタ(三角バケ)って何?
2015年4月15日配信
【HOWTO】
【編集部】
三角バケは北海道や青森県の下北半島で使われてきた伝統漁具。三角形をした鉛のかたまりで、揚力の関係から上に引くと横に推進力を持って泳ぐのが特徴。この横に旋回する特性を活かして、横に泳ぐ魚をベイトにするマス釣りやヒラメ釣りに使われるようになった。イワシなどの冷凍エサを活きエサのように泳がせて魚を釣ることが可能。ただし、マスナタをきれいに旋回させるには技術を要し、常にシャクり続けるにはそれなりの体力も必要になる。
[PR]
シャクると横に飛ぶ!
マスナタのイメージ。大きくシャクると横にスッと泳ぎ、竿先を止めて下ろし、再びシャクる動作をリズミカルに繰り返すことによりバケを旋回させることができる。この動作はコツがいるので、実際のバケの動きを見ながら研究するしかない
仕掛け例。ナタの後ろのタコキャップに冷凍イワシを装着し、親バリ、孫バリをセット。幹糸(上糸)にもエダを出すと、このタコベイトにも食ってくることがある
[関連釣行記]
伝統漁具マスナタのヒラメ釣りとは?