宮城県南サーフのフラットフィッシュ[後編]ヒラメ、マゴチを釣った場所と状況は?
2017年6月18日(日)に開催した「釣り河北フラットフィッシュin亘理」をリポート。後編では表彰式から入賞者インタビューの模様などを紹介します。渋めの状況下、大判ヒラメやキロオーバーのマゴチはどのように釣り上げられたのでしょうか?
※こちらの記事は2017年6月のものです。
出展ブース&荒浜にぎわい回廊商店街
インタビュー:上位入賞者が釣った場所と状況
表彰式では村岡さんの総評のあと、千葉正博さんによる入賞者インタビューを行った。ここで入賞サイズのヒラメ、コチを釣った場所やルアーが明らかに。
「あと、今回はライブフィッシュ制で実施しましたが、普段もリリースを意識しながら楽しんで欲しいと思います。もちろん晩に食べる分だけキープするのとかは構いませんが、釣果の全部ではないにしても、いっぱい釣ったのを見せるためにすべて持ち帰るようなことは止めて、これからもこういった大会を楽しめるように魚を残していければと思います」
【入賞者インタビュー】
「県南サーフで釣りました。ジグでアタリを拾って釣りました。最初は渋くて、最後の最後に連荘で釣れたのがよかったです。今度はもっとがんばって来年表彰台に上がりたいと思います」
1kgくらいのコチを3本揃えた。「入った場所は二ノ倉海岸よりちょっと南の小場所のサーフでした。2週間くらい前から調子よかった場所で、先週あたりから数落ちてきたんですが、数釣るならそこかなと思って選択しました。ヒットルアーはバディーワークスのヘンチマンとフラッグシャッド。朝入ってすぐに3匹釣れたので、あとは魚のケアと入れ替えに努めました」
コチ3本で表彰台に。「4位の佐藤くんと同じ二ノ倉海岸南側で釣りました。ルアーはロンジンのレビンヘビー、アクションはボトムのずる引きです。先週先々週と最近ちょっと釣果が落ちてきていたけど、そこばかり通っていたので今日も行き、釣ることができてよかったです」
2400gのヒラメとマゴチを合わせたが、トップの荒砥さんに約500ポイント及ばず。「場所は4位、3位の方と同じところで、二ノ倉海岸の南側エリアです。ルアーはバディーワークスのフラックシャッド、カラーはリミテッドオレンジで釣りました。(2400のヒラメは)波打ち際で釣れたので余裕でした!」
「優勝した時に余裕と言うのでは?」と千葉正博さんより突っ込みが入り(笑)
4730gの大判ヒラメ1枚で大物賞とダブル受賞。「鳥の海から南下して牛潟水門南側のサーフで釣りました。何か所か移動しながらちょいちょい探っていたのですが、3か所めでその場所に入り、手前のブレイクで着底時にドンっと一発当たりました。32gのジグを使用し、時間は9時過ぎでした。サイズも自己記録なので、たまたま釣れてきてくれた感じです」
出展メーカーブース紹介
本部会場にはバレーヒル、ベイトブレス、オーシャンルーラー、ヤマリア、ピュアフィッシングジャパン、リアス、パズデザイン、エヌズステージのブースが出展された。
「名取市のエヌズステージ・ジムニーワールド仙台南店から、スズキ『エブリイ・フィッシングマスター』と三菱『デリカD5・フィッシングマスター』を持ってきました。展示しているプライスはコンプリートカーの価格で、装備がすべて備わっています。エブリイのルーフテントのみはオプションで、他の車にも取り付けられます。お店ではジムニー、ハスラー、エブリイ、デリカと用意していますので、ぜひご覧いただければと思います」
「今日の大会は非常に大きい魚も出てびっくりしました。今日はカタログ、ステッカーのほか、とてもお得な非売品なども販売しているので、帰りにぜひお立ち寄りください」
「石巻から参りましたモビーディックのリアスです。仙南サーフは全国的にも有名な釣り場ですが、そんなフィールドにぴったりなサーフ専用ウェーダーを展示しています。ステッカーもお配りしているので、ぜひ試着だけでもしてみてください」
「オフショア用のスキッドジグのショア版『ショアスキッドジグ』が発売になりました。フォール時に左右ではなく前後にスライドする動きと、キールが切ってあるため速巻きをしても回転せず、ウォブリングでアピールできます。今日はアンケートにお答えいただいた方にサンプルをプレゼントさせていただきました」
「また、ショアジグ、フラットで人気なのが、今年発売のスピニングリール『レボロケット』です。ギア比7.0と超ハイスピードなので、3000番サイズで1回転108cm巻くことができます。今までの5000番クラスより速く巻けますので、いままで5000番を使わなければならないシチュエーションで軽く、小型のリールを使えるメリットがあります」
「フラット用のジグ『メタフラ』が昨年発売になりました。ジグの飛びでプラグの動きができたらいいなという夢の実現を目指したルアーです。ステッカーも配ってますので見に来てください」
「今年の6月発売したばかりの『ボトムアッパー』というジグヘッドを紹介します。アイの裏側が平らにカットされているのが特長で、フックが上に向いて姿勢が安定します。ボトムに着底させてからズル引き、スイミングで使いやすく、ワームがズレにくいストッパーも装着しています。また、ガンガンジグシリーズには今年から『ガンガンジグSL』というオフショア用ラインナップしているので、店頭でみかけたらぜひお試しください」
「ベイトブレスブースでは朝に皆さんに配布したアソートワームを展示しています。いろいろなカラーが展示してあるので、使い方を確認がてらチェックしてみてください」
「フラットフィッシュ用のフラットセイバー4機種を展示しています。手に取って試していただければと思います」
亘理・鳥の海周辺エリアは釣り場が豊富でフラットフィッシュの魚影も濃く、サーフからの釣り場としてはこの上ない好環境。当日はちょっとシビアな状況にも関わらず、素晴らしい釣果を得ることができた。
鳥の海・荒浜漁港周辺は食事処やお買い物スポットなども豊富なので、鳥の海観光がてら釣りを楽しんだり、これから夏のレジャーにぜひ訪れてみていただきたい!
[ご協賛・ご協力]
バレーヒル、ベイトブレス、ピュアフィッシングジャパン、オーシャンルーラー、ジャクソン和真メガネ、ティクト、がまかつ邪道、サンライン、モーリス、フィッシュアロー、ジャッカル、ハヤブサ、ささめ針、ヤマリア、リアス、オライノ、ウエルエフ、ザップ、エヌズステージ、リトルプレゼンツ、ラパラ、鳥の海ふれあい市場、亘理町荒浜にぎわい回廊商店街、亘理町商工観光課
※順不同、敬称略
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