いつもの年とかなり違う?2019年追波川サクラマス事情
2019年は冬場の積雪が少なく、渇水のために近年にない不調年となっている追波川のサクラマスゲーム。そんな中、2019年4月21日に開催した、「釣りTiki東北杯サクラマスin追波川」の模様と最新の釣況をお届けします。
4月後半の大潮周りは例年であれば爆釣に期待できるタイミングだが・・
北上川水系・追波川のサクラマスは例年であれば、4月下旬の大潮にあたる4月20日前後がベストタイミング。東北の巨匠こと村岡さんが板マス級を上げたのもこの時期だったが、今年は本来、遡上の呼び水になるはずの雪シロが少なく、近年めずらしいレベルの絶不調が続いている。
4月下旬の大雨後、釣況はだいぶ良くなったものの、その1週前の4月21日に開催した「釣りTiki東北杯サクラマスin追波川」は厳しいシーズンの洗礼を受けることに。
講習会の最中 すぐ近くで3kg超のサクラマスがヒット!
ビッグバン裏の会場の様子と協賛品を紹介
参加者の釣果は残念ながらノーフィッシュに終わったが、多数の協賛品をめぐって閉会式は大きく盛り上がった。また、当日はフォレスト、ジャクソン、シー・レーベルのブースも出展。各ブース大注目の新商品も展示、紹介された。
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出展ブースの紹介:シー・レーベル
シー・レーベル清水代表「毎年こちらの河川には通っていますが、今年は難しいようですね。アドロワのほか、ロッドのテストサンプルを展示しています。スタッフは7本釣っているようなんで、話も聞いていただければと思います」
出展ブースの紹介:ジャクソン
村岡博之さん「ロッドはトラウトアンリミテッドのサクラマスモデルを3本。スピニング2本、ベイト1本があります。ルアーはオライノコラボのメテオーラとコメート。あと、去年から追波川でよく釣れている飛び過ぎダニエルの20gと14gもあります」
「コメート」オライノ彗星を再現したミディアムディープタイプのフローティングミノー。移動ウエイトが飛距離を伸ばし、立ち上がりも早い
「飛び過ぎダニエル」ステンレスと鉛ボディを融合し、脅威の飛びを実現。本来ソルト用だが、北上川水系のサクラマスでも実績があり、今季、旧北上川では60cmオーバー多数ヒット中
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出展ブースの紹介:フォレスト
フィールドスタッフ武山重之さん「今日は私も選手として参加したんですが、水質がクリアで難しい条件で、バイトもありませんでした。けれど、これから呼び水が出れば、後半たぶんよくなるので期待したいと思います」
「フォレストからは湖で実績抜群のフロントレイクの新色アワビカラーが出ます。定番のリアライズも展示していますので、聞きたいことあればなんでも聞きにきてください!」
沿岸の回遊量は例年以上!これから遡上に期待大
GW後の追波川の状況を村岡さんに聞いてみた。4月21日からおよそ1週間後にまとまった雨が降り状況は改善。連休前半の4月28日、29日はかなりの釣果が上がった。しかし、その後の雨と代かき水の影響で濁りが入り、連休後半はほとんど釣れていない状況。
「田植えが落ち着くまではダメだろうけど、これから遡上してくるサクラマスは一杯いるので、代かき水が落ち着けばまだまだいけると思います。例年6月頃までサクラマスは釣れるけど、他の釣りに行く人が増える時期で、すでに旧北上川では上のほうで85cmのシーバスが上がっています。これから他県からの遠征なんかはぐっと減りますね」
競争率が下がるこれからの季節はチャンスでもある。海では3~5kgといった良型のサクラマスが多く上がっているので、記録更新の可能性も。サクラマスファンの皆様は、まだまだあきらめず狙ってみていただきたい!
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