釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!
  • 離島は岸壁アジングパラダイス!山形飛島1泊2日釣行

    編集部 2021年7月14日 更新

    山形県酒田市の離島「飛島」を1泊2日で取材してきた。フェリー発着港の周り一帯アジだらけのアジングパラダイス!狙う人もあまりいないので自由自在にアジングを楽しめる。シーズンによって30cm以上の良型も釣ることができる「鯵の楽園」を紹介します。


    前編(酒田~飛島~釣り開始)

    後編(夕マヅメ~朝マヅメ~帰港)

    酒田港からフェリーで1時間ほどの離島「飛島」

    磯釣りや周辺のマグロキャスティングゲームなどで有名な山形県の飛島は実はアジの魚影が抜群。今回、飛島をガイドしてくれたのは数年前から年2、3回ほど飛島に釣行しているという山形県鶴岡市在住のピュア・フィッシング・ジャパンフィールドスタッフ冨樫修さん。今回は飛島仲間のもうお一人と編集の3人で島へ渡った。

    飛島フェリー(定期船)は1便の日と複数便の日があり、取材時は平日ということで1便のみ。9:30酒田港発と13:30飛島(勝浦港)発の1往復。航程は1時間チョットなので、日帰りだと3時間ほどしか島に滞在できないことになる。

    島をちょっと散歩するなら日帰りでも十分なのだが、釣りをするにはチョット物足りないということで、初日9時半の便で島へ渡り、翌日の13時半便で酒田に帰るプランで飛島を探索することにした。

    酒田港フェリーターミナルより飛島行の定期船で出航
    定期船とびしまは飛島・勝浦港まで約75分で結んでいる
    [定期船とびしま:酒田市公式ウェブサイト]

    港の近くに旅館、民宿が連なり、港内どこでもアジを狙える

    フェリーで飛島・勝浦港に到着したら、まずは旅館へチェックイン。島内には旅館5軒、民宿4軒があるそうで、今回は冨樫さんの定宿である沢口旅館さんにお世話になった。

    頼めばフェリー港まで車で迎えに来てくれるので、釣りで荷物が多い時も安心。また、フェリー乗り場の近くには無料のレンタルサイクルがあって、今回のラン&ガンで非常に重宝した。

    旅館の前の岸壁でサビキ釣りをしていた人の釣果。見ている間もほぼ入れ食い状態で、ハリ外しのクリップが威力を発揮していた

    お世話になった沢口旅館。オーシャンビューのお部屋
    まずは頼んでおいた昼食で腹ごしらえ。さすがマグロの島だけあり、マグロの漬けが独特の味付けで美味しかった
    旅館前から釣りを開始

    昼食後さっそくラン&ガン開始!

    マグロの漬け丼と冷やしうどんの昼食を平らげた後、さっそく釣り場へ。宿から歩いて30秒もしないすぐ前の岸壁からスタート。ここは宿にチェックインする前、地元の方が束釣りペースで釣っていたので魚が居るのは確実だ。

    のんびり泳ぐアジの群れの中に冨樫さんが「バブルサーディン2インチ」を投入すると、1投目から連発! 抜群の魚影は健在だった。数匹釣ったところで、大きいサイズを探して防波堤の方へ歩いてみることに。

    旅館から30秒の岸壁から早くもアジ連発!
    冨樫さんがアジ狙いの時にメインで使用している「バブルサーディン2インチ」
    ボディのリブが絶妙な波動を発するアジング用ワーム。テールの楕円形状がわずかな力でもしっかり動いてアピール!


    バークレイ
    パワーベイトシリーズの「バブルサーディン」は絶妙な動きで誰にでも使いやすい。

    旅館の前の防波堤へちょっとだけ移動。防波堤先端付近は潮通し良く、過去の釣行で最大29cmを上げたこともある
    アブ・ガルシアより間もなく発売される新製品「マイクロ鉄板」で!
    「マイクロ鉄板」は1.5g、2.5g、3.5g、4.5gのラインナップ。小型ながらベリー部が水流を受けて振動し、はっきりした引き感で扱いやすい

    アブ・ガルシアの新製品スピニング「ZENON」を使用

    冨樫さんはこの春~夏に発売になったばかりのスピニングリール「ZENON」(アブ・ガルシア)の2000SHを使用。究極レベルの軽さが特長で、ライトリグを操る必要のあるアジングで繊細かつ快適な操作が可能。

    巻き感の軽さも秀逸。巻きながら水中の状態やアジのわずかな反応まで鋭く感じ取ることができる。TAF製法採用のエラディケーターシリーズのロッドと組み合わせると、その軽快さに驚くはずだ。

    「ZENON(ゼノン)」(アブ・ガルシア)
    2000SHで145gと超軽量。「C6 V-Rotor™」、「Air-Fin spool™」、「Salt Shield™」など採用し、リーリングが軽く、アジングのような繊細な感覚の釣りにも適する

    1000Sから4000SHまでラインナップし、ソルト、フレッシュの多様なターゲットに対応


    動画でZENONを紹介



    アブ・ガルシア
    「ゼノン」の2000番シャロースプールのハイギアモデル

    Eradicator Realfinesse (エラディケーター リアルフィネス)」(アブ・ガルシア)
    TAF製法採用のフィネスロッド。超軽量リグの操作性抜群なショートロッドの「ドミナントⅡ」と、港内のあらゆる釣りで使いやすい汎用性を誇る「テンプテーションⅡ」の2本を使用

    港内でも水深のある本命ポイントは魚影抜群!

    港内をラン&ガンしてみると、ほぼどこにでもアジの群れが泳いでいる状態。そんな中、実績ポイントである港内中央のやや水深のある防波堤周りが特に好調だった。ワーム以外にマイクロ鉄板なども駆使して、アジングパラダイスをたっぷりと満喫!

    港の中央付近は少し水深が深くなっている。防波堤先端付近は潮通しも良く、ワラサやヒラマサがアジを追う光景も
    偏光レンズでないので海底の藻と反射でちょっと見えづらいが、これ全部アジの魚影。部分的にでなく、ほぼ港内こんな感じだから驚きだ
    ここもアジの魚影が濃く連発モード突入
    日中ながら「マイクロ鉄板1.5g」などハードルアーにもしっかり釣れてきた
    冨樫さんのバッグから出てきた秘密の粉は・・バークレイで開発中の「Gulp! Alive! Powder」発売は未定とのこと

    水で濡らしてから粉をまぶし、再び水につけると、ワーム表面がヌルヌルに。ニオイと味が拡散し、フィッシュイーターに効果絶大


    「秘密の粉で食った!!」

    バブルサーディン2インチ。この季節は緑の藻がかなり繁茂していて、藻に引っ掛けて外しながらのアクションに食ってくる場面が多かった
    防波堤の先端付近は潮通しよく、アジを追う青物の魚影も
    まだまだ釣れそうだったが、夕マヅメが近付いてきた所でサイズアップを目指して移動
    島ネコの栄養状態は良好なようだった

    夕マヅメのチャンスタイム!潮通しの良い場所を探す

    夕マヅメはさらに活性が上がるチャンスタイム。ということで、15時過ぎから勝負ポイントを探して移動。途中、フェリー乗り場前で無料レンタルサイクルを借りて機動力アップ。

    やってきたのは勝浦港の端の方になる中村地区。防波堤の港口付近の潮通しの良いポイントで回遊する良型を狙った。

    途中、フェリー乗り場近くの観光用自転車(無料)をレンタルして機動力アップ
    港口付近のポイントが反応良好。夕方はここで粘ってみることに
    少しサイズアップ成功!
    さらなる型を求めて2インチの「バブルサーディン」からマイクロクローラーアジングカスタム3インチにチェンジするも、あれれ?サイズダウン
    MicroCrawler AjingCustom 3inch(マイクロクローラーアジングカスタム3インチ)」(バークレイ)
    バス用で実績大だったマイクロクローラー3インチをアジング用にカスタム!ただのストレートに見えるが、微妙なテール形状で微波動を発生。良型サイズを狙いたい時などに適



    バークレイ
    3インチサイズはマヅメ時など良型を狙いたい時にも◎

    3インチのマイクロクローラーをしっかり食い込んだアジ。時間は17時頃になり、活性は確実に上がってきている
    こちらもマアイクロクローラーにしっかりとバイト
    入れ食い状態だが、もうちょっと大きいのがいないか探してみることに


    夕マヅメの模様

    夕方17時頃から一気にアタリが多くなり、高活性な場所では釣れたアジに4、5匹のアジが追いかけてくるほどの状態になった。
    「ここのアジを知ってしまったら、普通のアジングができなくなっちゃいますね」

    夕マヅメ、こちらの防波堤先端付近を初日最後のポイントとすることにした
    Salty Stage Micro Jig Flat (ソルティーステージ マイクロジグフラット)」(アブ・ガルシア)
    ここでマイクロジグフラットの1gを投入。藻に当たるまでフォールさせて、藻の上をチョンチョンとシェイク~フォール
    マイクロメタルジグでも釣れました!魚影抜群なので色々なルアーを試して遊べるのが最高なのだ

    釣れたアジを別のアジが追いかけてくる入れ食い状態に(ここでこの日の撮影を終了)

    夕方の連発モードをしっかり楽しみ、夕食の時間が近付いてきたので旅館へ。夕食はマグロ刺身やマグロカマ焼き、マグロハンバーグなど飛島マグロの色々なお料理が並んだ。

    夜になるといつもアジが姿を消すそうで、この日の夜も少し竿を出してみたところ飛島特有の赤味の強いメバルが釣れてきた。太平洋沖を北上する台風の影響があり日本海側も少し風が出てきたので、翌朝のマヅメに賭けることにして休息することに。

    夕食は島のマグロづくし。何故かお品書きに記載されていない臓物の珍味?がお酒にぴったりだった

    2日目の朝マヅメは良型の回遊個体狙いから

    2日目は日の出時刻に合わせてマヅメ勝負。前日、魚影の濃かった水深のある防波堤へ向かった。
    「朝マヅメに回遊で入ってくる良型を狙いたいと思います。日中より少し速めのアクションで、ヤル気のある個体を釣っていきたいですね」

    4時前始動。前日に借りておいた自転車があってよかった
    朝1投目からアタリがあるが、食い込みが浅くバラシが連発したのでガルプ!ベビースクイッド1.8インチにチェンジしたところ1発でキャッチ!ガルプ!の食い込み抜群



    バークレイ
    味と匂いのガルプ!小さいベイトを食っているアジにぴったりなサイズ。

    日の出。日本海側の人にとっては海側から太陽が出るのは珍しい風景。季節によっては鳥海山からの日の出を拝めることもあるそうだ
    日の出をバックにベビースクイッドで連発!
    バワーベイトで釣った後にさらに追加したい時や短時間で勝負したい時など、バークレイのガルプ!が力を発揮する
    左)Gulp!Saltwater Baby Squid 1.8inch (ガルプ!ソルトウォーター ベビースクイッド 1.8インチ)
    小型のエビを模した一口サイズのガルプ!ワーム。イカ以外にも小エビなど小さい餌を食っている魚は思わずパクリ!
    右)Gulp!Saltwater Baby Sardine 2inch (ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン 2インチ)」(バークレイ)
    アジ、メバル狙いの超定番ピンテールワーム。チョロチョロとした動きが小イワシ(サーディーン)そっくりで爆釣必至
    「マイクロ鉄板」(アブ・ガルシア)のキビキビと速めの動きにも反応が良かった

    ガルプ!ワームの他、マイクロ鉄板のアクションにもしっかり食ってくるなど魚の反応は良好。サイズは金太郎飴状態・・期待した尺アジクラスは現れなかったが2日目も入れ食い状態を楽しんだ。

    そうこうしているうちに、南の沖に雨雲が接近して虹が出てきた。レーダーをみると1時間くらいで接近するかも?ということで、旅館の近くに移動。

    虹の範囲が広がってきたので予定より早めに撤収し、朝寝することに

    朝食後は島を少し散策 ロックフィッシュも狙ってみた

    朝食後は自転車で海水浴場近くの磯を散策。ここは遊歩道が整備されていて、低い磯で磯遊びなどが出来るようになっている。

    磯釣りポイントの沖磯も見えるエリアだが、全体に水深が浅い印象。少しだけロックフィッシュを狙ってみたものの、ちょっと難しそうなので港に戻って時間までまたアジングをすることに。

    海水浴場の横から磯への歩道が整備されている

    歩道からこのような平な磯が広がる。沖磯は磯釣りのポイントになっている
    港に戻って再びアジング。アジは日中も元気に遊んでくれた



    バークレイ
    アジングカスタムはご当地カラーなども充実している!
    編集が休憩している間に冨樫さんは泳がせ釣りでヒラマサをキャッチ!

    フェリーの出る13時半まで、港内のアジングなどで時間を調整した。アジを追い回す青物を泳がせ釣りで狙ってみたら、まさかのヒラマサだったりと、本当に魚の豊かな漁港だった。

    「本当は1か月前に計画していたものが、諸事情で延期になってしまって、5月末頃であればもうちょっと良い型が釣れたかもしれないんですが」と冨樫さん。本州側であれば豆アジ中心になってしまっている季節に突入してしまったわけだが、それでこの魚影と20cm平均のサイズ。アジング初級者でも爆釣できて、これからルアーを始めたいという人にも良さそうだ。

    8月末からはアオリイカが新仔シーズンに入る。港内の防波堤が墨跡だらけになるそうで、圧倒的に競争率は低く狙い目。島内観光もとても楽しいので、離島釣行に興味があれば、思い切って島釣行に踏み出すのもおすすめですよ!

    最後のお昼ごはんは島唯一のラーメン店で。ラーメンのみのメニューだが、これが非常に美味しかった。近年はトビウオが不漁でアゴ出汁が手に入らなくなっているそうで、アゴ出汁を使えればもっとウマかったのだとか。こちらのほか「しまかへ」でも食事やアルコールなどを提供しているので、お昼を食べる所があるのもうれしい(定休日の場合があるので確認を)

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    ※解説/冨樫修
    ※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン

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