NEW「SaltyStage Prototype」発売直前！宮城タチウオジギング実釣【ソルティーステージプロトタイプ】

編集部 2021年9月29日更新

2021年秋から続々登場する「ソルティーステージ・プロトタイプ」（アブ・ガルシア）。そのスロージギングシリーズを使用して、仙台在住の釣りガール・インフルエンサー“みくみく”さんが実釣を行った。釣り物は人気沸騰中の追波湾タチウオジギング！

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2021年秋はジギングやシーバスロッドなどが登場

アブ・ガルシアのソルト専用ロッドシリーズ「SaltyStage（ソルティーステージ）」が10年ぶりのフルモデルチェンジ。これまで最上級クラスのみに採用してきたTAF製法をまとい、完全無塗装のプロトスタイルで大幅に進化した形で発売される。発売を前に、アブガルシアロッド開発担当のトモ清水氏にリモートで取材を行ったので、そちらもご覧いただきたい。
［関連］「SaltyStage Prototype」トモ清水さん解説記事

2021年秋に発売になるのはジギング、スロージギング、ショアジギング、ライトショアジギング、マイクロショアジギング、シーバス、ボートシーバス、クロダイの各ジャンル。2022年以降もアジング、メバリング、エギングやロックフィッシュシリーズ、フラットフィッシュシリーズも計画されている。初代から20年の歴史あるシリーズはさらなる進化をみせてくれる。

新しい「SaltyStage Prototype」トモ清水さん解説動画

釣りガール公式インフルエンサーでピュアフィッシングジャパンフィールドスタッフの“みくみく”さん。釣りはロックフィッシュ中心に始めて、今はタイやヒラメなど色々なターゲットを狙って楽しんでいる

スロージギングモデルでタチウオジギング

今回、みくみくさんが使用したのはスロージギングモデル。標準ルアーウエイト20～80gの「XSPC-63-1-MAX80」とルアーウエイト30-150g「XSPC-63-1.5-MAX150」の2本を使用した。浅場のポイントやタチウオが浮き気味の時はMAX80、やや沖側でボトム付近に反応が出ている時はMAX150と使い分けした。

**「SaltyStage Prototype SLOWJIGGING」（AbuGarcia）**
これまで最上級機種のみに採用してきたTAF製法ブランクスで大幅進化！強くて軽い高性能なロッドを手にしやすい価格で提供

シリーズ全て無塗装！素管状態で量産化することでブランクスの性能を最大限に活かした

デザインはターゲットやシリーズごとに異なるが、装飾を抑え、ブランクスにコストをかけることで中級価格帯ながら5万円以上のロッドに匹敵するロッド性能を発揮できる

リールはアブ・ガルシア初のカウンター付きリールである「MAX DLC」。見やすいカウンターはレンジ攻略が必要なタチウオ釣りでは非常に便利。パワーハンドルモデルとダブルハンドルモデルがあり、今回は2種類を使用した。

**「MAX DLC」（AbuGarcia）**
アブ・ガルシアでは初となるデジタルカウンターを搭載した両軸リール。カウンターはバックライト付きで暗いときも見やすく、タチウオ、イカ、青物などなどタナ合わせが必要なルアー、エサ釣り問わず様々なソルトゲームに大活躍

ABU アブガルシアマックス DLC デジタルラインカウンター搭載パワーハンドルモデル Abu MAX DLC DLC-P-L/左巻パワーハンドルモデル

アブ・ガルシア

左右ハンドル、ハイギアモデル、パワーハンドルモデルとダブルハンドルモデルなどから選ぶことができる。

朝方は浮き気味のタチウオを120gジグで狙う

お世話になった遊漁船は追波湾タチウオの超人気船、歌津・伊里前漁港の「大隆丸」。南三陸ハマーレ歌津の店舗で受け付けした時は雨降りで天候が心配されたが、追波湾に到着する頃には雨も止んだ。

「最近はタチウオが浮き気味なので、水深のアナウンスに注意して」と船長。群れの動きに合わせ入れなおしも頻繁なので、トラブルなどを減らして手返しよく対応することも釣果アップのためには重要だ。

ポイント到着直後、メンバーを集めて簡単にレクチャーする牧野船長。最近釣れている水深についてや、取り込み時の注意点なども（糸をたぐって一気に引き抜く、その際にロッドを折らないようになど）

釣り始めからポツポツと本命タチウオがヒット。この日の朝型はタチウオは中層に浮いていて、バイトは食い上げ傾向。船長の指示するレンジに合わせ、食い上げにはしっかり巻きながら掛けていった。

1本目は指2～3本の陸っぱりサイズ。2本目も小型で苦笑いのみくさんだったが、3本目でレギュラーサイズをキャッチ。「XSPC-63-1-MAX80」に少し重めの120gを背負ってみたが、持ち重りを感じることなく操作できた。

みくさんが着ているのはバークレイ×ラッセルアスレチックのコラボTシャツ。このタイダイ柄のデザインのほかにも、かわいいコラボTシャツが色々出ているので要チェックなのだ

水深50～60mの深場は少し重めの160gで

日中になってくると朝のラッシュモードは小休止。少し移動し、実績のある水深60mほどの深場側のポイントへ。今度はレンジもボトム付近ということで、「XSPC-63-1.5-MAX150」に160gのジグで狙った。設定ウエイトよりわずかに重いジグだが、底まで落としてシャクると違和感なく、ロッドの反発を使って難なく操作できた。