釣行記

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宮城県南サーフのフラットフィッシュ[後編]ヒラメ、マゴチを釣った場所と状況は?

編集部 2021年2月4日 更新

2017年6月18日(日)に開催した「釣り河北フラットフィッシュin亘理」をリポート。後編では表彰式から入賞者インタビューの模様などを紹介します。渋めの状況下、大判ヒラメやキロオーバーのマゴチはどのように釣り上げられたのでしょうか?
※こちらの記事は2017年6月のものです。

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亘理フラットレポート前編

検量から表彰を待つ間、参加者は出展ブース等で新製品をチェックしたりして楽しんだ
 
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出展ブース&荒浜にぎわい回廊商店街

ピュア・フィッシング・ジャパンのブースでは、アンケートに回答すると「ショアスキッドジグ」のサンプルをもらえる特典が大好評
マリアブースでは「メタフラ」を展示し、独自の機構を詳しく解説
パズデザインブースでは製品の展示のほか、非売品の販売なども行った
オーシャンルーラー、ベイトブレスはそれぞれフィールドスタッフの阿部氏、尾形氏がついて豊富な商品ラインナップを詳解
リアスブースはフラットにぴったりなサーフ用ウェーダーが注目を集めていた
エヌズステージからは釣り用カスタムカーの「エブリイ・フィッシングマスター」と「デリカD5・フィッシングマスター」を展示
ルーフテントの意外な広さにびっくり
会場近くの荒浜にぎわい回廊商店街では亘理名物ヒラツメガニのカニ汁が振舞われた
ガザミを一杯(正確には5杯)釣った千葉めぐみさんも美味しくカニ汁をいただいた

インタビュー:上位入賞者が釣った場所と状況

表彰式では村岡さんの総評のあと、千葉正博さんによる入賞者インタビューを行った。ここで入賞サイズのヒラメ、コチを釣った場所やルアーが明らかに。

村岡博之さん「皆さんお疲れ様でした。今日はなかなか思うように釣れなかったようで、自分が竿を振ったエリアでも周りの誰も釣れていなかったのに、突如として隣ですごいの(78cm)が出たり、プラをしていた人たちもあまりいい結果を出せなかった人もいたようです。でも、マゴチ、ヒラメどちらもなかなかみられないようなサイズを見ることができてよかったです」
「あと、今回はライブフィッシュ制で実施しましたが、普段もリリースを意識しながら楽しんで欲しいと思います。もちろん晩に食べる分だけキープするのとかは構いませんが、釣果の全部ではないにしても、いっぱい釣ったのを見せるためにすべて持ち帰るようなことは止めて、これからもこういった大会を楽しめるように魚を残していければと思います」
村岡さんより入賞者に副賞が手渡された

【入賞者インタビュー】

■5位:桑島良人さん 2920ポイント

「県南サーフで釣りました。ジグでアタリを拾って釣りました。最初は渋くて、最後の最後に連荘で釣れたのがよかったです。今度はもっとがんばって来年表彰台に上がりたいと思います」

■4位:佐藤 航さん 3060ポイント

1kgくらいのコチを3本揃えた。「入った場所は二ノ倉海岸よりちょっと南の小場所のサーフでした。2週間くらい前から調子よかった場所で、先週あたりから数落ちてきたんですが、数釣るならそこかなと思って選択しました。ヒットルアーはバディーワークスのヘンチマンとフラッグシャッド。朝入ってすぐに3匹釣れたので、あとは魚のケアと入れ替えに努めました」

■3位:小齋恭平さん 3100ポイント

コチ3本で表彰台に。「4位の佐藤くんと同じ二ノ倉海岸南側で釣りました。ルアーはロンジンのレビンヘビー、アクションはボトムのずる引きです。先週先々週と最近ちょっと釣果が落ちてきていたけど、そこばかり通っていたので今日も行き、釣ることができてよかったです」

■2位:小池信毅さん 4220ポイント

2400gのヒラメとマゴチを合わせたが、トップの荒砥さんに約500ポイント及ばず。「場所は4位、3位の方と同じところで、二ノ倉海岸の南側エリアです。ルアーはバディーワークスのフラックシャッド、カラーはリミテッドオレンジで釣りました。(2400のヒラメは)波打ち際で釣れたので余裕でした!」
「優勝した時に余裕と言うのでは?」と千葉正博さんより突っ込みが入り(笑)

■優勝:荒砥正昭さん 4730ポイント

4730gの大判ヒラメ1枚で大物賞とダブル受賞。「鳥の海から南下して牛潟水門南側のサーフで釣りました。何か所か移動しながらちょいちょい探っていたのですが、3か所めでその場所に入り、手前のブレイクで着底時にドンっと一発当たりました。32gのジグを使用し、時間は9時過ぎでした。サイズも自己記録なので、たまたま釣れてきてくれた感じです」

3位以上の入賞者には後日、名前入りのクリスタルを贈らせていただきます!
レディース賞は菅野亜衣さん、1230ポイントで獲得
荒砥正昭さんは大物賞とダブル受賞
外道賞はダツを釣った井元紹雄さん

出展メーカーブース紹介

本部会場にはバレーヒル、ベイトブレス、オーシャンルーラー、ヤマリア、ピュアフィッシングジャパン、リアス、パズデザイン、エヌズステージのブースが出展された。

■エヌズステージ
「名取市のエヌズステージ・ジムニーワールド仙台南店から、スズキ『エブリイ・フィッシングマスター』と三菱『デリカD5・フィッシングマスター』を持ってきました。展示しているプライスはコンプリートカーの価格で、装備がすべて備わっています。エブリイのルーフテントのみはオプションで、他の車にも取り付けられます。お店ではジムニー、ハスラー、エブリイ、デリカと用意していますので、ぜひご覧いただければと思います」
■パズデザイン
「今日の大会は非常に大きい魚も出てびっくりしました。今日はカタログ、ステッカーのほか、とてもお得な非売品なども販売しているので、帰りにぜひお立ち寄りください」
■リアス
「石巻から参りましたモビーディックのリアスです。仙南サーフは全国的にも有名な釣り場ですが、そんなフィールドにぴったりなサーフ専用ウェーダーを展示しています。ステッカーもお配りしているので、ぜひ試着だけでもしてみてください」
■ピュア・フィッシング・ジャパン
「オフショア用のスキッドジグのショア版『ショアスキッドジグ』が発売になりました。フォール時に左右ではなく前後にスライドする動きと、キールが切ってあるため速巻きをしても回転せず、ウォブリングでアピールできます。今日はアンケートにお答えいただいた方にサンプルをプレゼントさせていただきました」
「また、ショアジグ、フラットで人気なのが、今年発売のスピニングリール『レボロケット』です。ギア比7.0と超ハイスピードなので、3000番サイズで1回転108cm巻くことができます。今までの5000番クラスより速く巻けますので、いままで5000番を使わなければならないシチュエーションで軽く、小型のリールを使えるメリットがあります」
■ヤマリア
「フラット用のジグ『メタフラ』が昨年発売になりました。ジグの飛びでプラグの動きができたらいいなという夢の実現を目指したルアーです。ステッカーも配ってますので見に来てください」
■オーシャンルーラー
「今年の6月発売したばかりの『ボトムアッパー』というジグヘッドを紹介します。アイの裏側が平らにカットされているのが特長で、フックが上に向いて姿勢が安定します。ボトムに着底させてからズル引き、スイミングで使いやすく、ワームがズレにくいストッパーも装着しています。また、ガンガンジグシリーズには今年から『ガンガンジグSL』というオフショア用ラインナップしているので、店頭でみかけたらぜひお試しください」
■ベイトブレス
「ベイトブレスブースでは朝に皆さんに配布したアソートワームを展示しています。いろいろなカラーが展示してあるので、使い方を確認がてらチェックしてみてください」
■バレーヒル
「フラットフィッシュ用のフラットセイバー4機種を展示しています。手に取って試していただければと思います」
最後は恒例のジャンケン大会で盛り上がった
この日のために特別に村岡さんが用意したオライノ「東海型」争奪ジャンケン!

亘理・鳥の海周辺エリアは釣り場が豊富でフラットフィッシュの魚影も濃く、サーフからの釣り場としてはこの上ない好環境。当日はちょっとシビアな状況にも関わらず、素晴らしい釣果を得ることができた。

鳥の海・荒浜漁港周辺は食事処やお買い物スポットなども豊富なので、鳥の海観光がてら釣りを楽しんだり、これから夏のレジャーにぜひ訪れてみていただきたい!

[ご協賛・ご協力]
バレーヒル、ベイトブレス、ピュアフィッシングジャパン、オーシャンルーラー、ジャクソン和真メガネ、ティクト、がまかつ邪道、サンライン、モーリス、フィッシュアロー、ジャッカル、ハヤブサ、ささめ針、ヤマリア、リアス、オライノ、ウエルエフ、ザップ、エヌズステージ、リトルプレゼンツ、ラパラ、鳥の海ふれあい市場、亘理町荒浜にぎわい回廊商店街、亘理町商工観光課
※順不同、敬称略

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