釣行記

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Valleyhill NEWサイファリストHRXプロスペック
~東谷輝一さんがボートロック用ベイトモデルを解説~

東谷 輝一 2022年3月13日 更新

岩手のバレーヒルフィールドスタッフ東谷輝一さんより、NEWサイファリストHRXプロスペックを使用した釣行レポートが届きました!今回はベイトロッド2機種を使用したボートロックメインの内容です。

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森本君のレポートに続き『NEWサイファリストHRXプロスペック』のベイトモデル2本を使った釣果や使い分けなどを含めてレポートしたいと思います!

今回は、ボートロック用モデルの【CPRC-73MMH】と、堤防やボートロック用として開発されたソリッドティップ搭載の【CPRC-75MHS】の2本を紹介したいと思います。
[関連釣行記]NEW CYPHLIST HRX PROSPEC~2本のオカッパリ用ベイトロッドのHOW TO USE~

ボートロック専用設計ベイト「CPRC-73MMH」

取り回しの良いレングスをそのままに、新開発したブランクスを採用することで操作性および感度を大幅にブラッシュアップさせたボートロックフィッシュ対応ベイトモデル。

前モデルの「73MH」をブランクスから見直しブラッシュアップさせさせた「CPRC-73MMH」。特に、3/4~1ozシンカーを使用したリグとの相性が良く、リグを操る際の操作性や狭いボート上でのキャスト性能も抜群!

キャスト時はロッドがしっかり曲がってくれるのでフリップキャストやピッチング、サイド・アンダーキャストなども安定してキャストすることが出来ます!魚を掛けてからは、ロッド全体のしなりとパワーで魚の突っ込みをいなし50cmを超える大型のアイナメやクロソイにも主導権を与えることなくランディングまで持ち込むことが可能です!

クロソイのグンッグンッという力強い突っ込みには確り曲がり、且つ主導権を与えることなくでファイトできるので安心!(メインラインPE2号、リーダーフロロ20Lb、リグ1.5ozテキサス)
アイナメのゴンゴンファイトも安心してやり取り出来ます(メインラインPE2号、リーダーフロロ20Lb、リグ1ozテキサス)
水深15m、14gジグヘッドリグの操作性もバッチリ!(メインラインPE2号、リーダーフロロ20Lb、リグ14gジグヘッド)

バレーヒル
ボートから取り回しの良いレングスに、優れた操作性を実現。

ソリッドティップ搭載ベイトロッド「CPRC-75MHS」

主に防波堤やボートからのロックフィッシュの釣りにおいて、ソリッドティップの新しい方向性を提案したベイトモデルです。ストラクチャーに対してルアーを絶妙なタッチで繊細かつタイトにトレース出来るように、ソリッド部分を強過ぎず弱過ぎない絶妙なアクションに仕上げてあります。

「ボートロックでソリッドティップってどうなの???」と思われる方も多いのではないでしょうか?水深があるポイントではティップが入り過ぎて感度も操作性も悪そう…と思いがちですよね? 確かに、これまで市販されているメバル用ロッド等をイメージするとそうかもしれません。が、しかし、この「CPRC-75MHS」は、しなやかでありながら張りも持たせてあり感度も操作性もバッチリ!ソリッドと言わなければ気づかない方も居るんじゃないかなと思うくらい!水深30m超からの「コンッ」というバイトも、グリップを通じてしっかりと手で感じることが出来ます。

また、ショートバイトが続く時などは軽くテンションをかけステイさせ、聞きアワセをするようにテンションをかけていくとオートマティックにフッキングしていることも多々!これはソリッドティップのメリットの一つですね!

水深70mでディープロック。80cm近い鱈とのファイト中のロッドの曲がり具合。ベリーまで綺麗にカーブしバットはまだまだ余裕が!
水深20m。1ozテキサスを大きくリフトさせてからのフォールで!大型クロソイにも主導権を与えません!

1ozテキサスで。操作性や感度もバッチリ!50upのプリママとのファイトも余裕あり!

バレーヒル
HRXシリーズ初のソリッド搭載モデルで、ボート、漁港からの繊細なゲームをカバー。

ボートだけでなくオカッパリにもおススメの2本!

この2本は、ボートロック用としてはもちろんですが、オカッパリでも扱い易いロッドです。特に、漁港ロックにはおススメ!

どちらのロッドも30g台までをカバーできますのでシャロー・ゴロタ場・スロープ等では軽めのジグヘッドやテキサス、フリーリグでのゲームからチョイ沖のブレイクや35gシンカーでの遠投など幅広い釣りに対応するオールラウンダーなロッド!

テトラ帯やゴロタ場、スロープなどのラインに負担がかかるポイントでアイナメやクロソイを狙う場面。スピニングタックルでは少々不安が…そんな時には「73MMH」がおススメ。太めのフロロラインを組み合わせテキサスやフリーリグ等でテトラの際やゴロタや敷石の穴をガンガン攻めるにはもってこいです!スタックした時にスピニングより外せる確率が高くなるのでお財布にも優しいですよね!笑

堤防の際や漁港内の捨て石エリアでは繊細なティップの「75MHS」を。ソリッドティップでありながら張りもありますので軽めのシンカーを使用しストラクチャーにタイトにコンタクトさせながらシェイクで誘い出す時などにおススメ!また、遠投してズル引きの釣りなんかにも真価を発揮します!

【CPRC-73MMH】自重のあるワームとの組み合わせであればノーシンカーでもキャスト可能です!(リグ:5gジグヘッド)
【CPRC-73MMH】ブレードリグ14gで堤防の際を巻いて!

クロソイ狙いのナイトロックにも73MMH&75MHS

クロソイを狙った漁港のナイトロックにもこの2本はおススメ!

軽めのリグを使用することが多いクロソイ狙いですが、どちらのロッドもノーシンカー・ジグヘッド・テキサスリグなど様々なシチュエーションに合わせ対応可能!スイミング中心のゲームならソリッドティップ搭載の「75MHS」がお勧めですね‼

【CPRC-73MMH】水深7mテトラ帯を5gテキサスで!
テトラ帯を攻略するには太めのラインが使用でき、パワーファイトからのランディングが可能なベイトロッドは安心ですね!
【CPRC-75MHS】5gジグヘッドにてボトムをスローリトリーブで!

ボートモデルの2本ですが、このようにオカッパリにも対応可能!使い方次第で幅広く楽しんでいただけるロッドです!

次はプロスペックシリーズ数機種を使用したナイトゲームの記事を、近日中に書きたいと思います。

極寒低水温期の気難しいクロソイ狙い!数本のロッドを使い分けながら攻略する模様をレポートしたいと思いますのでお楽しみに‼^^

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PROFILE:東谷 輝一

ロックフィッシング・ジギングをメインに三陸でのルアーフィッシングに精通。カレイ、イカ、チカ等、三陸沿岸四季折々の旬の魚をターゲットとした釣りや、バスフィッシングもこなすマルチアングラー。岩手大槌町在住。サポートメーカー:ベイトブレス、バレーヒル、アクティブ

 

※取材・テキスト/東谷輝一
※協力/バレーヒル

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