イシナダ釣工業 船カレイ仕掛けモニター結果
2020年3~6月に実施したイシナダ釣工業 カレイ仕掛けモニターキャンペーンのモニター釣果をまとめてお届けします。春から初夏の船カレイ好季、北は青森・野牛沖から岩手、宮城の三陸沿岸、仙台湾・大型魚礁沖などからモニター釣果が寄せられました!
※2020年7月掲載の記事です。
モニター商品「かれい飛びつき仕掛」
カレイに実績のあるイエローカラー
イシナダ釣工業は完成仕掛けや仕掛けパーツなどを数多く手掛け、ラダー天秤やスライダー天秤など、カレイ、五目仕掛けでも数々の実績を上げているメーカー。
今回、モニター商品として提供された「かれい飛びつき仕掛」はカレイ類が好むといわれるスーパーイエローカラー(明るい黄色)をシンカー、パーツにふんだんに使用。シンカーとパイプが一体化し、半遊動式なのでスムーズに食わせられる仕様になっている。
オモリ40号、2本バリと3本バリ仕様があり
青森・野牛沖、岩手・釜石沖、宮城・牡鹿半島~仙台湾から釣果が寄せられた
モニターさんには当選決定次第、仕掛けを発送。青森周辺のナメタガレイ、マコガレイ(クロガシラ)や岩手三陸沿岸のマコガレイ、ヒガレイ(ムシガレイ)、宮城の牡鹿半島周辺のマコガレイ、仙台湾の大型魚礁沖のマガレイなどの釣果が寄せられた。
青森の村上久昭さんは4月26日、春先の高実績釣り場である野牛沖へナメタガレイ狙いで出船。ナメタガレイに多数のマコガレイ混じりの釣果を上げた。
その前日の4月25日、石巻市の阿部貴洋さんは牡鹿半島の前網沖で20~40cmのマコガレイ20枚の釣果。
盛岡の常泉治美さんは4月29日に釜石の唐丹湾に釣行。マコガレイ、ヒガレイ(ムシガレイ)混じりのトリプルもありで好釣。
5月22日には、大崎市の及川明徳さんが塩釜・丸洋丸で仙台湾へ。マガレイにマコガレイ混じり。サバやカナガシラも。
5月24日は石巻市の佐藤敏宏さんより、仙台湾・大型魚礁沖からのレポート。この日はマガレイ、イシガレイにソウハチも。小型も多かったものの、黄色への反応は多いとのこと。
5月31日、高橋洋人さん(石巻市)は牡鹿周りの江島方面に釣行。マコガレイをメインに良型ナメタガレイも釣り上げている。
モニターの皆さん、釣果報告にご協力いただきありがとうございました。
潮受けがよく流し釣りに好適
モニター結果をまとめると、かれい飛びつき仕掛けは流し釣りで潮流のある時は潮受けがよく、感度が良いためアタリも取りやすいという意見が多く聞かれた。抵抗が少ないので操作もしやすいのが大きな特長といえる。
また、イエローカラーは集魚効果が非常に大きく、アタリの反応は他の仕掛けより多いとの感想が寄せられた。アピール力が高く仕掛けの周りにいる魚に食わせる効果はかなり期待できるが、エサ盗りや小型が多い状況かでは使い方に注意が必要との声も。
てんころシンカーは40号と30号 船だけでなく投げ釣りにも
かれい仕掛けにも使用しているパイプ入りシンカーの単品(天秤なし)が「てんころシンカー」。こちらは30号と40号があり、船釣りだけでなく投げ釣り(ブッコミ釣り)、探り釣りなどに使っても面白いアイテム。
イシナダ(ISHINADA) 投げ釣り オモリ P-61 てんころシンカー 30号
イシナダ(ISHINADA) 投げ釣り オモリ P-61 てんころシンカー 40号
大型魚礁や三陸沖の流し釣りにおすすめ
「かれい飛びつき仕掛」は40号という号数からも、仙台湾の水深40~50m前後のポイントや三陸湾口~湾外などの流し釣りに向いている。逆に、三陸湾内で20~30号を使用するような静かなポイントでは状況次第でトラブルが多くなってしまうことも。
7月下旬、梅雨明け間近だが、三陸のムシガレイ、ナメタガレイ、マコガレイや仙台湾周辺のマガレイ船もまだまだ安定して釣れている。夏~秋のカレイシーズン、ぜひぜひ飛びつき仕掛を試してみていただきたい。
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※取材協力/イシナダ釣工業