釣行記

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1泊2日網地島ロックフィッシュ釣行:2日目
晴天の磯ロック~磯マル(シーバス)編

編集部 2022年6月23日 更新


網地島に1泊したハンター塩津ご一行。初日同様にタフコンディションからのスタートとなった2日目だが、天候は徐々に回復する予報。2日目も磯ロックでモンスターベッコウゾイを狙っていきます!
※2022年5月中旬に実釣取材を行いました。

[関連記事]合宿初日の模様はコチラ!


[釣りTiki東北公式YouTube]


[ハンター塩津の釣魂チャンネル]


[佐々木健太郎チャンネル(後編)]


網地島合宿2日目はドワメキ崎灯台磯ロックからスタート!

網地島合宿釣行2日目。まずは初日に実績のあったポイント、大物が釣れたドワメキ崎灯台周辺の地磯に入ることにした。地磯にハンター塩津、哲平さん、ゴロタ浜に健太郎さん、小関さんが乗り込んだ。

初日に実績のあったドワメキ崎灯台周辺の地磯を目指す。途中には看板もありスイスイ
ハンター塩津、哲平さんはランカーが上がった地磯に乗り込む。入ったタイミングは満潮への上げ。ウネリと風波がおさまる予報だったが残っておりタフさも見られた
昨日2本を釣り上げた手前にホンダワラ帯があるゴロタのポイントに入った健太郎さんと小関さん

当日の状況は干潮だった前日とは異なり、満潮への上げのタイミングでエントリー。ウネリ、風波が少しずつ収まってきたものの、タフさが残るコンディション。予報では徐々に落ち着くとのことなので、我慢を強いられながらのスタートフィッシングとなった。

広くキャストをしながら魚の反応を見ているが、時折入るウネリが邪魔をしてかなかなか口を使ってくれない様子。手前のホンダワラ帯を丁寧に探っていた健太郎さんにバイトがあってもショートで乗らない・・そんな場面が多くみられた。魚が口を使うタイミングに当たれば十分に期待はできるのだが、ここでは残念ながら魚の姿を見ることは出来なかった。

ハンター塩津のこの日のスケジュールはハード。夜までには関東の自宅まで帰宅し、そこから今度は北海道まで行かなければならなかった。逆算すると11時頃までしか釣りを出来ない。ちなみにこの時点で9時をまわっていた。

この実績ポイントで粘ってワンチャンスを物にするのか?はたまたコンディションの良いエリアに移動しての実釣がベストな結果を残すことができるのか?苦渋の決断の末、ウネリをかわせる網地地区の西側斜面に大きく移動することにした。

薄曇りから一変。初夏を思わせるような青空が見え始めた午前9時。釣況、海況共に思わしくなかったことから場所を移動することに。網地島の北西部の網地地区を目指すことにした

長渡港から網地港まで徒歩で約1時間の距離。島内の交通機関は市民バスが運行されていて、島内外の人々の移動手段として利用されている。大人は200円、小学生は100円、未就学児は無料ととても料金がリーズナブル。通年ダイヤは一日5便のみなので目的に合わせて時間を有効活用すると、とても便利。ハンター塩津の釣行タイムリミットが11時頃までと時間が差し迫ったことも考え一行は移動手段として市民バスを選択した

網地島の西側斜面に移動すると磯の状況が一変!

網地港周辺の地磯に入ることを決断。網地島の北西部に位置する網地地区は青空が広がっており海も夏色。そしてなにより波が穏やかでベストなコンディションだった。

バスで15分も走れば目的地の網地港へ。一行は網地港手前で下車し準備に取り掛かる

朝一で入った長渡地区とは打って変わりウネリ、風波もなく穏やかな網地地区。コンディションはバッチリ。夏色の海を眺めながら期待が膨らむ

藪漕ぎしながら目的地を目指す。かれこれ1時間近くひたすら歩くと、ようやく降りるポイントが見えてきた。一同安堵
少し突き出た右側の地磯にハンター塩津、哲平さん、小関さんが入る。水色も悪くはない
一方、左側の高低差のある地磯には健太郎さんがエントリー
ホンダワラは浅場に群生しておりベイトが豊富。ここに良型が潜んでいることが多い

入ったポイントでは我慢の釣りの末、異常なし。結果はどうあれポイントを決めてエントリーするまでの過程がまた面白い。それがまた磯ロックの醍醐味でもある。次のポイントでの期待に胸を膨らませて再び移動
移動途中、軒下からこちらの様子を伺っている猫。猫は豊漁の縁起のいい生き物として大切にされてきただけに、猫島こと田代島同様、網地島にも多くの姿が見られた
網地島のパワースポットとして知られている熊野神社の鳥居をくぐるとポイントはもうすぐ

待望のベッコウゾイ連続ヒット

なかなか厳しい状況が続く2日目だったが、場所移動の狙いが当たって待望のベッコウゾイが登場!

足場もしっかりしている地磯をベースに右、左の地磯に各自分かれてのスタートフィッシング。開始早々、ハンター塩津が35cm位のベッコウゾイをヒットし周囲のモチベーションを上げた。ヒットルアーはキングテール8インチ。足元の海藻の中に落として食わせた価値ある一尾


[塩津さんのベッコウゾイヒットシーン]

それに続いたのが哲平さん。45cmの良型ベッコウゾイをゲット。このエリアは魚影が濃いぞと一同が感じた瞬間だった

佐々木健太郎さん自身初の50UPベッコウゾイ!

足が棒になるほど歩き、藪漕ぎして我慢の釣りを繰り返しながらの釣行。移動してきた網地港近くの地磯で、ついにランカーベッコウが降臨した。釣った健太郎さんは自身初のベッコウ50cmアップとなり喜びも一入。周囲は歓喜に包まれた。

「立ち位置から20mほど沖に島があるエリアで、最初手前側でバイトがあったのでその辺を数投したんですが当たらなくなりました」
「でもベッコウは同じようなスポットに何匹かまとまっていることがあるので、再度、沖の島のキワに投げたところファーストフォールで食ってきました」
「掛けた場所があまり良くなかったので、ファイト中は根に擦られながらヒヤヒヤもんでしたが、最後は抜き上げて無事に取り込むことが出来ました」と、満面の笑みの健太郎さん。

藻場が点在する潮通しの良いポイントにエントリーした健太郎さん。さらに奥へと移動し姿が見えなくなった。数分は経っただろうか、健太郎さんが魚を持ってこちらまで歩いてくるのが見えた。遠目から見てもデカイ。これはもしかしてモンスター級か
迫力満点のズッシリした個体。計測してみると51cmのモンスターだった。「足場の磯と島の水道のような場所でキワへのファーストフォールで食ってきました」と興奮が冷めやらぬ状況の中、笑顔で応えてくれた。ヒットルアーはマックスセントシリーズの「キングテール8インチ」。健太郎さんは今回の離島釣行4本のベッコウゾイ全て、このキングテールで釣り上げた。ベッコウキラーとして浸透している実力をいかんなく発揮!!

バークレイ
ニオイと動きを両立したマックスセントシリーズ。ビッグシルエットのキングテールはベッコウ狙いでは外せません!
ロッドはシンプルにクセのないロングロッド「ロックスイーパー94EXHアクセラレーター」。「キャストする際はリグのウェイトを乗せると曲がってほしいところまで曲がり、TAF製法ならではの反発力がしっかりリグを押し出すので飛距離向上に一役かってくれています。魚を掛けてからはしっかり曲がり重量のある魚のファイトもブランクスが追従してくれるのでバレる心配もなく安心してパワーファイトをすることができました」。とモンスターとのファイトを振り返った
ZENON」4000番はアブガルシアのパワーゲーム用の最高峰モデル。「今回は魚のサイズとタックルバランスを考慮して4000番を選択しました。今までの4000番に比べると自重が170gと非常に軽量で、『フリクションフリー構造』によって巻き心地が極限まで研ぎ澄まされたモデルになります」。「パワー負けしない巻き上げ力と、繊細な操作性を両立したアブガルシア最高のスピニングリールです。自信を持ってオススメできます」と健太郎さん

Abu Garcia
軽さ、巻き感いずれにも優れたアブ最高峰スピニングリール

[健太郎さんのタックル]
■ロッド:ロックスイーパー94EXHアクセラレーター
■リール:ZENON4000番
■ライン:スーパーファイヤーライン1.5号
■リーダー:バニッシュレボリューション20Lb
■ルアー:マックスセント キングテール8インチ 各色



バークレイ
感度、強度、耐久性に優れた新世代のPE系ライン
ベッコウゾイが吐き出したもの。よく見てみると吸盤が見える。タコを捕食していたようだ


[健太郎チャンネル(ヒットシーン)]



[健太郎さんベッコウゾイ談話]

ラストにおまけで磯マル(シーバス)狙って合宿終了

磯ロックを存分に堪能した一行は、帰港する時間まで少しゆとりがあったことから、磯マルでもう一勝負することに。ポイントを移動してキャストすること数投。すると健太郎さんにズドンと大きなアタリ。ゴンゴンと竿先に重量感が伝わってくる。シャローエリアに入ってきたばかりの綺麗な個体
続けて最後までベッコウゾイ狙いにこだわった小関さんにも45cmのベッコウゾイがヒット。昨日のモンスター級には及ばなかったものの良型が降臨
終了間際、藻場を果敢に攻めていた哲平さんにも念願の磯マルがヒット。「足元からバコーン!藻の上にいたのが食ってきた」


[磯シーバスゲーム]

2日間に渡る今釣行は初日に52cm、二日目に51cmのベッコウゾイが降臨した他、40cm台後半のベッコウ、アイナメも多数乱舞するなど離島のポテンシャルの高さを改めて実感。哲平さんの思い入れある網地島釣行に、生涯忘れることのない新たな1ページが刻み込まれた。

最終便となる4便の定期船が網地港に入港。陽は徐々に傾き始めていた。数年ぶりに訪れた思入れのある網地島に別れをつげ帰路となった

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※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン

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