かつて大型ロックフィッシュの宝庫と言われ、多くの磯ロックマニアを魅了した宮城県の離島・網地島(石巻市)。この地に20年ほど前に通っていたというハンター塩津氏(ピュアフィッシングジャパンフィールドテスター)と小山哲平氏(釣具オヤマ)。さらに今回は宮古の佐々木健太郎氏(ピュアフィッシングジャパンフィールドテスター)、小関祐巨氏を仲間に加えた4人がモンスターベッコウを狙って網地島に1泊2日で釣行!1日目の模様をお届けする。
※2022年5月中旬実釣取材。
[釣りTiki東北公式YouTube]
[ハンター塩津の釣魂チャンネル]
[佐々木健太郎チャンネル]
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釣具オヤマの哲平さんと塩津さんの想い出の地 網地島を再訪
今回の網地島釣行は、岩手県釜石市の釣具オヤマの店主、小山哲平さんが17年ぶりに網地島で磯ロックを堪能したいとの願いを聞きつけ、以前から親交のあるピュア・フィッシング・ジャパンフィールドスタッフの佐々木健太郎さん、釣友の小関祐巨さんが1泊2日の行程で企画したもの。若かりし頃の哲平さんとその当時、いつも同行していたハンター塩津さんにもお声がけして、当日出船港となる鮎川港にてサプライズ登場、そのまま一緒に釣行いただくおまけ付き。
「数十年前、そうですね自分が20代の頃は仙台市で会社員をしていたんですが、その当時から釣り好きであちこち行っていましたね。そこにいつも一緒にいたのが塩津なんです。もうあの当時はお互い若かったから数十キロ歩く磯ロックなんて当たり前。攻めまくっていました。今では考えられませんが」と昔を思い出しほほ笑む哲平さんだった。
哲平さんには十数年前の網地島を懐かしんでもらいながら塩津さん、健太郎さん、小関さんによる1泊2日の離島網地島釣行が開幕した。
島内には、北西部の網地(あじ)地区と、南東部の長渡(ふたわたし)地区の2つの集落がある。初日は宿泊地がある長渡地区を拠点として波裏を探しながらの釣行となった
磯巡りをスタートするも乗れる場所が限られる状況
当日はウネリ、波高、小雨が降るタフなコンディション。入る磯の選定にも時間がかかった。何カ所か足を運んで見極めてからの干潮から最干潮のタイミングで濤波岐埼灯台(ドワメキ崎)周辺の地磯に入る。
例年、この時期は大物から中型に移行するが、今季は親潮系の冷水塊が入って一ヶ月位シーズン進行は遅め。そんな状況で当日は大物が狙えるタイミングだった。
[当日の状況についてハンター談話]
数よりは、大物が単発で釣れるパターン。1匹も釣れないが最後に逆転ホームランが狙えるコンディション。ウネリが思った以上に邪魔になり、仕掛けが絡まる扱いにくい状況での実釣開始となった。
佐々木健太郎さんがゴロタ浜でベッコウゾイキャッチ!
地磯にハンター塩津、哲平さん、小関さん。ゴロタ浜に健太郎さんが単独で乗り込んだ。
開始して間もなく41cm、38cmのベッコウを立て続けに健太郎さんがゲット。一方、地磯組の哲平さんが40cm級のアイナメ、ハンター塩津も続いた
[ヒットシーンはYouTube健太郎チャンネルをご覧ください]
厳しい状況の中、50UPの磯ベッコウが登場!
開始から1時間は経過した頃、釣果ゼロで少々焦りが見えた小関さんのロッドが大きくしなる。遠目から見ても大きくしなっているのが分かり大物の予感がプンプン。姿を現したのはモンスター級52cmのベッコウゾイ。一同歓喜する逆転ホームランになった。
[ハンター釣魂チャンネル]
磯から漁港に戻って離島防波堤ロック!
その後、海況が益々悪くなりアタリも遠のいたことから長渡港に移動、夕マヅメのゴールデンタイムに挑むことになった。
「この港は17年前、ランカーサイズのアイナメやソイが結構釣れていたんです。数も釣れましたね。今はどうなんだろう。漁港サイズの姿が見れればラッキーかな」と期待薄の哲平さん。
そんな状況を一変させたのがハンター塩津。カメラが回っていない最悪のタイミングでハンター塩津に渾身のアタリ。抜き上げると堤防MAXサイズ、46cmのBIGなベッコウゾイに周囲も大歓声。まさかこんなサイズが港内で出るなんてと皆さんのモチベーションも一気に上昇し、これを皮切りに真剣モードに突入した。
[堤防ロックベッコウ連発シーン]
夕マヅメのチャンスタイムに網地島パワー炸裂!
すると堤防先端にいた健太郎さんが良型のベッコウゾイ1匹、アイナメ1匹、クロソイ1匹の釣果。
哲平さんもコンスタントに良型アイナメ、ベッコウゾイを連発。小関さんもハンター塩津に次ぐ堤防とは思えないBigサイズのベッコウゾイを釣り上げ、17年前の網地島を思い起こさせる好結果となると同時に、改めて網地島のポテンシャルの高さに驚かされた。
※※さらなるパラダイスっぷりを発揮した2日目はこちら!※※
[健太郎チャンネル]宮城県の離島で自己記録を更新した日【2日目ダイジェスト】
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※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン
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