釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

東北ロックフィッシュいよいよ盛期突入!

編集部 2021年2月19日 更新

東北のロックフィッシュが初夏の好季。シーズンに入ったばかりの宮城県牡鹿半島周辺のボートロックを取材してきた。この日は金華山周りから田代・網地島方面をサーチ。エリア、水深によってロックフィッシュの活性にはばらつきがあったが、レギュラーサイズ連発!良型もポツポツヒットして、盛期が近いことを体感することができた。
※2017年5月の取材記事です。

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東北ロックフィッシュの基本

まずは金華山・黒崎方面からスタート

宮城、岩手の各地で根魚の釣果が聞こえ始め、ぼちぼち他の釣りからロックフィッシュに移行するアングラーも多いのではないだろうか。オーシャンルーラーフィールドスタッフの尾形慶紀さん、阿部慶行さんは阿部充博船長の操船で万石浦から出船。牡鹿半島の先端部、金華山瀬戸周辺エリアへ向かった。

取材を行った5月21日の時点ではまだまだ水温差が大きく、潮流や地形の関係により場所によって11℃から13℃と水温にばらつきが大きかった。水温の低いとこは無反応、さらに金華山と半島の間は風があって釣りにくく、風裏でベイトいるところを集中的に狙った。

岸際から少し落ちたところを狙うと小型のアイナメが釣れてきた
水深のあるポイントではマゾイも混じった

色々なパターンを探った結果、黒崎周辺エリアでは水深20m前後で、ベイトの反応があるようなところにアタリが集中した。ベイトの魚探反応がある所で岸撃ちも狙ってみたもののダメで、底から一段くらい落ちた場所に移動するとすぐにアタリがあるような状況。

水深のあるポイントでは2017年6月発売予定の「インターシンカー35g(オーシャンルーラー)」が活躍。水深30mくらいで潮流が少しあるくらいでも底を取ることができる。

黒崎周辺エリアは磯周りは反応が薄く、水深20~30mくらいの水深のあるポイント中心に釣れてきた
ベイトをたっぷり食ってお腹がパンパンのアイナメ
ちょっと落ちたところでこのくらいのアベレージサイズは連発するものの、型が伸びないため大きく移動してみることに

網地島、田代島方面へ移動!船長の狙い通りの結果に

「サイズが出ませんね。いっちょ冒険してみますか!」というミッツ船長の提案に乗り網地島周辺へ。半島の先端付近のような冷たい風はなくなりベタ凪、水温も高く、シャローは表層水温が18℃ほどの場所もあった。

水温も高いためシャローを狙う。季節的に若干の濁りのあるコンディション
移動してすぐに磯周りでヒット。先ほどの黒崎周辺エリアに比べると一気にハイシーズンの雰囲気
口いっぱいにギンポが詰まったアイナメ(密度が高かったおかげで無事、吐き出すことなくリリース!)

田代島、網地島周りの磯は平均して水温が高く、ハイシーズンに近い釣れっぷり。濁りがあり若干食いは渋かったものの、シャローの藻場周りにアイナメが入り、どの魚もお腹いっぱい食べて夏に向けて体力を蓄えているという雰囲気だった。

藻場の中のアイナメはギンポやアイナメの稚魚などの小魚から1cm無いくらいの小エビ、カニなどの甲殻類などいろいろなものを吐き出した。

藻の上スレスレをシャッドやカーリーテールなどでスイミングやリフト&フォールで誘うと活性の高い根魚が藻から飛び出してきたほか、「インターシンカー35g」の重さを使って藻の奥を狙うパンチングテクニックも効果的だった。

藻の中から出てきた元気な黒っぽいアイナメ
牡鹿半島名物ベッコウゾイ(タケノコメバル)もヒット!
エサを飽食した、グッドコンディションな良型アイナメがほとんどだった
尾形さんは藻場からこの日一番のサイズをキャッチ!
インターシンカー35g」と「エクストラホールド」使用(ともにオーシャンルーラー)
インターシンカー」はブラックニッケルメッキで魚にプレッシャーを与えにくく、根掛かりしにくい卵型が特長。ラインを痛めにくい保護パイプを入りなので、パッケージを開けたらすぐ使用可能。ブラス素地なので硬くてボトムを感知しやすく、コストパフォーマンスにも優れる
これまでの7~28gに加え、2017年6月から35gが新たに追加される。ブラックニッケルメッキは艶がありより剥がれにくい仕様に進化。35gというサイズはショアから遠投したい場面や、ボートで水深30mほどまでの深場を探るのに良いほか、藻の中をパンチングで攻める時など、縦方向にストラクチャーを攻略したい場面でも重宝する
エクストラホールド1/0、2/0、3/0」はロングクランク、ワイドゲイプでワームがズレにくく、バルキー系のワームもしっかりホールドできるロックフィッシュ向けのワームフック
ロングクランクにワームキーパーが付いているのでワームがズレにくい

アイナメが吐き出したのは、アイナメの幼魚
幼魚時代に外敵にかじられた?傷を持ったアイナメ
吐き出された甲殻類。小エビなどを中心に、この日はいろいろなものを食っていた
阿部さんが釣り上げた赤茶色の綺麗な魚体のアイナメ

最後はベッコウ狙いで田代島へ

アイナメはレギュラーサイズであれば集まる場所にはかなりの数が溜まっていて、外海の潮の当たるようなポイントなど浅場とディープの境目の藻場に40~50cmの良型が入っていた。とりあえずアイナメは釣ったので、最後は少しだけベッコウゾイの実績ポイントを巡ってみることに。

中盤以降、レギュラーサイズのアイナメはバンバン上がってきた
藻の中に潜む魚は「インターシンカー」35gのパンチングで直撃。裏技的にシンカーの向きを逆向きに付けると、シンカーをより速く沈めることができる
ミッツ船長も操船の合間に・・
ベッコウを狙っても・・圧倒的にアイナメ優勢

ランカーとはいかなかったものの、出てくれるとやっぱり嬉しいベッコウゾイ

この日は水温の低いエリアではまだハイシーズン一歩手前で一段落ちたディープ寄りに魚が溜まっていた。一方、仙台湾内の水温の高いエリアではサラシから落ちたところや藻の中から活発なバイトがみられた。

ルアーはシャッド系やカーリーテール中心に、シャローに入った魚はホッグ系などボリュームのあるルアーも活発に食ってきた。この日の状況をミッツ船長は・・

「濁りがあって、水温もポイントにより4~5℃も違うので、魚はディープと隣接したポイントを落ちたり上がったりしている状況でした。それでも、網地島周りはかなり食いが良くなって、魚体のコンディションが良いのをみると、網地島エリアだけいえば例年の同時期よりちょっと早めにシーズンが進んでいるような気がします。いずれにせよ、まだまだシーズンのハシリなので、これから濁りが抜けて水温が安定してくればもっと期待できるようになりますよ!」

「最初は渋くてどうなるかと思いましたが、船長の的確なポイント、エリア選びのおかげで楽しませてもらいました!」と両人
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※解説/尾形慶紀、阿部慶行
※取材協力/オーシャンルーラー、龍颯丸(阿部充博船長)