釣行記

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子連れ投げ釣りライフ PART.2[ファミリーフィッシングで防波堤のカレイ&アイナメ]

東海林誠 2021年3月19日 更新

昨年から親子投げ釣りデビューし、父子で投げ釣りに通っている東海林誠さん。寒い冬場も継続中で、今年からは長男君も全日本サーフ連盟に入会!ますます釣行機会が増えそうです。※2015年2月掲載の記事です。

子連れ投げ釣りライフPART.1はこちら!

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妖怪メダルより大物メダル!?

我が家の長男も4歳になり、本人からの強い希望で、今年から釣りクラブ(全日本サーフ)に入会することになりました~♪

全日本サーフでは、大物魚を釣って申請すると、連盟から金バッジやメダル、楯などがもらえるのですが、それを見た長男は『僕もバッジ欲しいから、頑張っていっぱい釣る!!』と、すでにやる気満々…(^_^)

大物申請時にもらえるメダルとバッヂは子供からしたら羨望の的。「パパはけっしてこのメダルが欲しくて釣りをしているわけではありません(笑)」

我が家では、相変わらず、週末に釣りに行くときには長男を一緒に連れていく約束なので、最近では息子も週末は釣りに行くのが当たり前みたいな感じに!? 前日から大量のおやつを買い込んで、かなり楽しみにしている様子です。

ただし、仕事が終わってからの出発になるので、釣り場に到着する頃には、すでに爆睡モードに突入している場合がほとんど…(^_^;

ちなみに、この時期は、夜はアイナメを狙いつつ、仮眠をとりながら、早朝からカレイ狙いというパターン!
※夜はなるべく車を横着けできる場所を選んで竿出ししています。

今の季節、夜のアイナメはミミイカを食っていることが多く、釣り上げた魚の多くがミミイカを吐き出す。ミミイカの集まる漁港の常夜灯周りが一級ポイント!
【関連記事】東海林誠の東北投げ釣り徹底ガイド 3投目 極寒の夜にアイナメ爆釣劇!

2月に入って、釣れてくるカレイの中には、まだ抱卵したものもありますが、身の薄い産卵後の個体がほとんどになってきました。日中でもかなり寒い時季なので、投げ釣りをする人は少ないものの、ポイントによっては良型のカレイが連発する事もあり、まれに漁港内のちょい投げに大型のカレイが来てビックリする事も!

遠投して遠くから手前まで広く狙えると有利ですが、釣れる場所は水深が深ければ良いというわけではありません。砂地の中に根があったり、要はエサがあるかどうか。湾内側の漁港でも潮通しがよく、エサが集まる場所ならカレイは釣れます。

今の季節、漁港で釣りをしているとアオコガネやラッパ(血虫?)などが流れているのをよく見かけます。カレイはそういった虫をエサにしているようです。雄勝から女川、石巻周辺など方々の釣り場に行っていますが、どこでも釣果が上がっているので、潮通しのいい場所さえ見付ければチャンスはあると思いますよ。

遠投で水深10m以上の所を狙うことがあれば、ちょい投げで水深3mくらいの所から釣れてくることも
手前側は小型が多いが、それでも釣れれば楽しい

ただ、実際には、息子のルアー竿(ちょい投げ用)にはなかなか魚がヒットしてくれないので、飽きてくると、竿に乗っかったり、勝手にリールを巻いたり、タモを伸ばして攻撃してきたりと、パパの釣りの邪魔が始まります…。ついつい本気で怒りたくなってしまいますが、相手は4歳児…まぁ、こればかりは仕方ありませんね…(^_^;

それでも、たま~に、息子の竿にも40センチUPのカレイやアイナメがヒットする事があって、強烈な締め込みに『パパ、助けて~~~!』と悲鳴を上げながらも、自力でリールを巻かせて、タモ入れしてあげる事もありますけどね♪

すでに50センチクラスのマコガレイとアイナメを釣り上げた事があるせいか、最近は、30センチくらいのカレイやアイナメが釣れても『ちょっと小さいネ~!』と、少々生意気です…。

それから、最近、釣りに行って最も楽しみにしているのが、干潮時に一緒に磯遊びすること!岩の下に隠れている小さなカニを捕まえたり、小さい貝を摘んだり(観察した後は全てリリース)。これが始まると、パパも付き合わされるので、しばらくは釣りになりません…(^_^;
※磯場は滑りやすいので、子供用のスパイクブーツなどがあると安心です。

まぁ、『釣りバカ』というか『親バカ』というか、最近はこんな感じですが、小さな子供さんをお持ちの皆さんも、お子さんが事故に遭わないように注意を払いながら、投げ釣りを楽しんでみて下さい!

釣りに飽きたら定番の磯遊び。くれぐれも安全第一で!!

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PROFILE:東海林 誠

家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属

 

※取材・テキスト/東海林 誠

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