三陸沖イカメタルゲームに千葉めぐみさんが初挑戦!
今季、連日安定の釣果で大人気の岩手沿岸の夜イカゲーム。現在はヤリイカ中心に冬至スルメと言われる大型のスルメイカも狙えるシーズン。近年流行のイカメタル釣法に、釣りTiki東北イメージキャラクターの千葉めぐみさんが初挑戦!!
千葉めぐみさん初めての夜出船でイカメタルに挑戦
当メディアでお馴染み釣りTiki東北イメージキャラクター千葉めぐみさんが夜イカにチャレンジ!カレイ船やマダイテンヤ船、ヒラメ船と、年間数十回と釣り船に乗船しているめぐみさんも、夜出船は初体験。もちろんイカメタルに挑戦するのも初めてだ。
取材日は2020年11月21日。前日に北日本を通過した前線の影響を引きずって暴風、高波の予報ということで、タフさはある程度覚悟していたものの、想定を上回るタフタフの中でのイカメタル実釣となった。
この予報にはさすがのめぐみさんも冷や汗ものだったはずだが、当の本人はイカに会いたいモードの方が大きかったようで、モチベーションは上々。果たしてイカに会えるのか!?
釣って面白く食べて絶品のイカ釣りは女性にも大人気
当日、乗船する荒神丸の江刺船長に出船可否の連絡をするも、「直前まで分からないなぁ~。お昼頃に最終決断しよう」との返答。めぐみさんが住む仙台から現地まで約3時間の道のり。返答を待ってから向かうのでは間に合わないため、出船することを祈りつつ岩手県三陸町越喜来地区の崎浜港に向かった。
今年は比較的安定傾向にあった岩手県のイカメタル。7月下旬からの夏スルメイカを皮切りに、好不調を繰り返しながらも釣れ続け、月日を重ねるごとにサイズをアップしていった。そして気付けば11月も下旬。冬至スルメのシーズン開幕となった。
イカフィーバーとなった今年は、女性のアングラーもちらほら見受けられるようになった。旦那さんと一緒に、友人達と、中には一人で初挑戦です。なんて男性顔負けの行動力ある女性もおり人気の高さが伺える。イカメタルは比較的安価、簡単なタックルで楽しめることも、これから始めようとするアングラーに支持されている。
意外とカンタンで手軽に挑戦できるイカメタルフィッシング。初心者、入門者の方には今回の千葉めぐみさんの釣行も参考にしてみて頂きたい。
光でイカを集めながらターゲットのレンジを把握する
出船港に到着すると準備万端の乗船者達が笑顔で迎えてくれた。予定通り15時に出船、今回のポイントとなる首崎周辺を目指した。
アンカーを下ろしスタートフィッシング。日はすっかり傾いていた。風はそれほど気にならない状況ではあったが、岸から跳ね返ってきた波と、沖から寄せる波がぶつかり小刻みな横波が襲う。この波に速潮まで加わり我慢の釣りに。
イカメタルの釣りは、仕掛けをイカのいるタナまで落とし「2~3回しゃくってステイ(止める)」という動作が基本になる。この時季のヤリイカ狙いになら底付近が基本。スルメ狙いでは何回かアクションを繰り返してヒットしなければ、別の狙いタナを探るという手順。
フォール、アクション中に穂先の曲がりにふわっと変化があったり、手元にアタリがあったりしたらアワセを入れてイカを乗せる。イカのアタリが他の魚と違うのは食い上げてくること。ガツンと下に引くアタリが出ることは少ない。なので目感度でアタリを取ることが最重要となる。糸ふけがあったり、穂先のテンションが抜けた微妙な変化は見逃さずに即アワセ!!
イカの誘い方にもいくつかパターンがあり、その誘い方一つで釣果に差がつくのがイカメタルの面白さとも言えよう。
2020年6月に発売されたばかりの、アブ・ガルシア初のデジタルラインカウンター搭載リール。簡単なカウンター設定と明るく読み取りやすいバックライト付き大型液晶パネルが特長。タイラバやタチウオテンヤ、ビシアジなどタナ攻略が必要な釣種に適し、夜のイカメタルにも最適!
ABU アブガルシア マックス DLC デジタルラインカウンター搭載 Abu MAX DLC DLC-L/左巻 標準ギヤモデル
QWCS(クイックWチェンジシステム)は一つのバットに対し、長さ、硬さ違いのティップが2本付属し、季節、状況により使い分けが可能。今回は「SSQC-632ULS/672LT-KR」を使用。三陸のヤリイカ狙いでは軟らかめのティップの方がおすすめだ
アブガルシア(Abu Garcia) ライトオフショアゲーム ベイト ロッド ソルティースタイル クワッドコンセプト SSQC-632ULS/672LT-KR 替えティップ付き ひとつテンヤ バチコン イカメタル ティップラン
ゆらゆら揺れながら落ちるスキッディングフォールタイプの鉛スッテ。四ツ目&リアルヘッドにざらつきのあるクロスをまとい、ガルプ!スプレーとの相性も抜群!
アブガルシア(Abu Garcia) イカメタル 鉛スッテ スキッドスッテ 25号 赤緑 SSSKDST25GO-AKAMD
イカメタルのドロッパー(枝ス)に使う浮きスッテ。スキッドスッテ同様のリアルヘッド形状とザラザラクロスボディ採用!
アブガルシア(Abu Garcia) イカメタル 浮きスッテ ダクダクスッテ 55mm 青白 SSDKDKST55MM-AOSR
悪条件に苦戦しながらも本命イカGET!
今回イカメタル初挑戦だっためぐみさんの釣果はスルメイカ10杯。常連の釣り人も「今日は、かなり渋くて難しいよ。潮も速くて底が全然取れない。参ったね」という位のタフコンディションの中、初釣りで10杯はお見事!!
「今回は全部スルメイカだったんで、次回はヤリイカに会いに行きたいな」と、イカメタルに魅了されたようだ。
年明け以降も三陸イカシーズンはまだまだ続く!
今季の冬至スルメ、ヤリイカは終盤戦とは言えまだまだ続く。例年、年明けの中旬頃まで操業しているそうだが、今年はいつまで狙えるのか江刺船長に聞いてみた。
「水温が13℃前後と高いから、まだまだ狙えるね。この水温が1桁台になれば一気に釣れなくなるので、止め時はその頃。例年だとやっぱり1月中旬頃かな。でも水温が二桁台であれば十分狙えるので、状況を見ながら釣れなくなるまで出船する予定だよ」と頼もしい返答。今後はイカのサイズも加速し、ビール瓶級から一升瓶級も夢じゃない。
第八荒神丸/TEL:090-7065-3004
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※モデル実釣/千葉めぐみ(釣りTiki東北イメージキャラクター)
※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン、第八荒神丸(岩手・崎浜漁港)