釣行記

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秋晴れの松島湾 千葉めぐみさんのお気軽ハゼ釣り

編集部 2020年11月27日 更新


釣りTiki東北イメージキャラクター千葉めぐみさんと宮城県松島湾周辺の船ハゼ釣りを取材してきた。秋晴れの穏やかな湾内で小気味よいハゼの引きを満喫!

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楽ちんお気軽ハゼフィッシング

取材日は、松島湾内のハゼ釣りが中盤を迎えている11月中旬。この時期のハゼは例年、徐々に深場に落ちてくるタイミング。数は少なくはなるものの、良型が上がるとハゼ釣りファンには定評があり、休日ともなると多くの釣り船がポイントに集結し賑わいを見せている。

近年、初心者層にも人気が高まっているハゼ船。理由は漁場が近い上、簡単なタックル、装備でOK。もちろんベテランの域に達すると奥深い部分もあるが、初心者から女性、子供に至るまで手軽に釣りを楽しむことができる。そして食べても美味しい。

特にこの時期のハゼはプリプリと身が引き締まっておりサイズも良。天ぷらにはもってこいの大きさ。大型は刺身にも出来るし、新年のお雑煮のダシに焼きハゼにするのも好し。料理のバリエーション豊富なのも魅力といえよう。

ピンクがとってもチャーミング。当メディアのイメージキャラクターでお馴染みの千葉めぐみさん。竿、小さめのクーラー、小物入れと、普段足を運んでいるカレイ船や五目船よりかなり持ち物は少なめ。軽装で楽ちん。これも手軽に楽しめるハゼ船の魅力

当日の出船港は塩釜・越の浦漁港。桟橋をテクテクと進むと一番奥にあるピンクの船が見えてきた

 

小形の船で湾内ののんびりとした釣りを楽しむ

今回は湯煙丸・丸洋丸(塩釜港)の宮田隆洋船長にお願いしてハゼ釣りを満喫してきた。乗船したのは所有する大型遊漁船の丸洋丸ではなく、今年就航したもう一つの釣り船「湯煙丸」

船名の由来を聞いたところ、船長は知る人ぞ知る温泉好き。多い時で週に2~3回は温泉に行っているそう。東北の有名どころは、殆ど行ったとか。そんな温泉好きがこうじて命名された。

船艇は丸洋丸イメージカラー同様のピンク。ピンクがイメージカラーと言えば、思い浮かぶのが全体的にピンク系でコーディネートされた釣りファッションを度々目する、当メディアイメージキャラクターの千葉めぐみさん。ピンクつながりは好釣果が期待できるかも!?ってことを無理やり結び付けて、急遽参戦いただき松島湾内のハゼ釣りを存分に楽しんでいただいた。

塩釜の若手船長達の中でも1、2位を争う温泉好きな隆洋船長。船名は、そんな温泉好きがこうじて命名された

出航して15分もすれば漁場へ到着。水深6~10mが今回のポイントとなった。潮も上げ潮とハゼ釣りにはバッチリなコンディション

船長から手渡されたヨリモドシとスナップサルカン仕様のシンプル仕掛け。オモリ4号。ハリは手返しに優れ、小さなアタリも感度良好。潮流の速いところでは抵抗感が少なく扱える1本バリ

エサはボリューム重視。1匹だけ少し長めに垂らしアピール。ボリュームアップにすることで、外道のフグ対策になる

落ちハゼシーズンが近付き深場寄りで大型を狙える

当日は水がかなり澄んでおり浅場では警戒してか喰い渋り。少し水深のある6~10mラインが今回のポイントとなった。

スタート時は北西の風が吹き水温が低下。釣果が心配されたもののハゼ釣りに適した上げ潮が味方についてくれて、蓋を開けてみればコンスタントに釣れ続け、20cmを優に超える良型が頻繁に姿を見せてくれた。

実釣開始!「釣れるかなぁ~」。何回かコヅくとプルプルとアタリがありヒット。上がってきたのは20cmオーバーは間違いない良型のハゼに満面の笑み

めぐみさんが使用していたピンクの竿。これは隆洋船長にプレゼントされたオリジナルのカレイ竿だそう。オモリや仕掛けにカレイが触れた感触まで分かるほどの高感度。ハゼの小さなアタリも逃さない

松島の島々を眺めながらのんびりとした釣りを楽しめる

コヅくことで仕掛けが潮に馴染む。コヅキ方はハリが浮かないように小さくコツコツ。底からオモリを離さないように誘うイメージで次々に数を重ねる

調子が良かった水深6~8mのポイントには情報を聞きつけてか他の釣り船が集結していた

2020年4月に就航した新造船の仁王丸。松島では令和初めての大型遊覧船

ゴンゴンと竿先が水面に吸い寄せられる。間違いなくハゼとは違うアタリ。かわいいアイナメがゲスト登場

昼食タイム。松島湾の島々を眺めながらすするラーメンは最高の至福。体もポカポカ

正面に見えるのは桂島。少し休憩したいなんて時はおススメの離島。港にはトイレも完備されているので女性の方も安心

これからは落ちハゼシーズン真っ盛り。12月に入れば数狙いというよりは型狙いが主となり、25cm級のでっぷりサイズが釣れてくる。中には尺級なんていうのも。プルプルとした小気味の良いアタリを楽しむラストチャンスな時期なのだ。

手軽に気軽に、釣りを楽しむことができるハゼ釣り。会社の仲間やファミリー、気の合った友人達と一緒に松島湾の島々を眺め、自然美を心ゆくまで満喫しながら、のんびりと釣りを楽しんでみてはいかがだろうか。

昼食後、場所移動。先程よりはやや浅場へ。ハゼは潮流、時間によって釣れる水深やエリアが変化する。松島湾内は牡蠣や海苔の養殖棚、支柱が多く、その周りも絶好のポイント。「小さいな~浅場は細いかも」と苦笑いの隆洋船長

後半戦。浅場が低調のため、先ほどのポイントへ。やや深場のカケアガリで良型のハゼラッシュ  

活性の高いハゼを二本竿でチャレンジ。丸みを帯びた船べりにはロッドホルダーが装着出来るよう添え木が装備されている。1本は置き竿、もう一本は手竿と快適。そんな中、狙いは的中しダブルヒットのめぐみさん。そこにナイスなタイミングで隆洋船長も加わりトリプルヒ~ット  

釣果は正味3時間の釣行にもかかわらず良型20匹超を釣り上げた  

今回お世話になった湯煙丸(丸洋丸)の宮田隆洋船長。気さくで物腰が柔らかく面倒見の良い名船頭。初心者のお客さんにも親切丁寧にアドバイスしてくれる。湯煙丸の定員は6名でハゼ船、アナゴ船で好評出船中。「1名様からでも予約を承りますので、気軽にお問い合わせください」と船長。一方の大型遊漁船「丸洋丸」は現在、ヒラメ船(終盤)、カレイ船、人数が集まればヤリイカ船で稼働している。  

千葉めぐみさん提供!おいしいハゼ料理をご紹介

後日、めぐみさんより、バリエーション豊かなハゼ料理の画像が送られてきました。

サクサク天ぷらに、釣り人の特権プリプリなお刺身、そしてホクホク唐揚げに、出汁用の焼きハゼ、どれも絶品!

塩を振って水分をとってから。ハゼの天ぷらに

大きなハゼはお刺身

中骨は青のりをまぶして唐揚げ

ハゼの頭だけ焼いて乾燥させておき、お正月のお雑煮のダシ用にストック

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・マハゼの大名おろし
・マハゼの洗い


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※モデル実釣/千葉めぐみ(釣りTiki東北イメージキャラクター)
※取材協力/湯煙丸・丸洋丸 

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