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[シーバス入門ガイド 14]ルアーのリップの位置と形状について

2016年4月4日配信 【HOWTO】 【編集部】

ミノーなどのアクション性能を司る「リップ」の基本についてオライノのビルダー村岡博之さんに教えてもらった。

リップ形状はボディ形状やウエイトのバランスとも深く関係しているだが、その関係については後ほど触れることにして、ここではリップ形状についてのみまとめてみた。

リップの角度の違い

基本的にはリップは角度が垂直に近く立っているものほど潜行深度が浅く、横に寝ているものほど深く潜る傾向がある。アクションはリップが立っているものほど抵抗が大きいためウォブリング(横にボディを振る動き)が大きくなり、リップが寝ているほどローリング(回転)の動きになる。

シンキングミノーのリップ。ボディの重さでレンジまで沈み、リップの効果ではあまり潜行しない

ディープダイバーのオフセットリップ

リップに段や厚みをつけて前に伸ばし、リップの上にアイを装着したオフセットリップ。ミノーを深く潜らせることを第一に考えた形で、ディープダイバー系のミノーに多く採用されている。このリップの効果を発揮するにはしっかりとした前傾姿勢で泳がせる必要がある。

ディープダイバーのリップ
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リップの幅による違い

幅広のリップほど抵抗がかかるためアクションが大きくなり、細いリップほどアクションが小さく遠投時の抵抗も小さくなる。幅の広いタイプのリップはウォブリング傾向が強く、細目のリップだとローリングアクションになる。

上の幅の広いリップの方がウォブリングが大きい

リップの位置による違い

アイからリップの位置が近いほどアクションが大きく、ウォブリングが強くなり、リップとアイが遠くなるとローリング系の小さな動きになる。

近年はボディに近い位置にリップを配置することで、小さいリップでも大きくアクションさせつつ、抵抗を少なくして飛距離も伸ばすタイプのルアーが増えてきている(その特性を活かすにはボディ形状も工夫が必要になる)

下のルアーの方がリップとアイが近く、アクションが伝わりやすい

以上のようなリップの形や位置を組み合わせることによりルアーの性能が変わる。これにボディ形状や素材など様々な要素が加わることでルアー特性が生み出される。

※解説/村岡博之

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