ライフジャケットの正しい着用方法を再確認!
海上保安庁(第二管区海上保安本部)より救命胴衣(ライフジャケット)の正しい着用方法について解説した記事がリリースされましたので紹介します。
ライフジャケットの常時着用は一般に浸透してきましたが、着用時の注意点やメンテナンスなどは十分に知られていない点も多いと思います。夏の釣り、レジャーシーズン前に、安全対策を再確認しておきましょう!
[海上保安庁PDF]
救命胴衣(ライフジャケット)の正しい着用方法
救命胴衣は入水時にズレないよう、体に密着するよう装着する。ぶかぶかで隙間のある状態だと、入水時の勢いですっぽ抜けて脱げてしまったり、救命胴衣だけが浮いて顔が沈んでしまうことがある。
着用時の注意点としては、ベルト、紐を体に合わせて締めておくこと。股ひもが付いているタイプであれば、股ひもを忘れずに装着してすっぽ抜けを防ぐことが挙げられる。
救命胴衣(ライフジャケット)の確認とメンテナンス方法
いざという時に救命胴衣が使えるように、使用前に救命胴衣の点検を行っておく。チェックする項目としては・・
・救命胴衣本体の破損、退色の有無
・縫製部のほつれや切れ
・反射材の取り付け
・ファスナーの作動
・ひも、ベルト及びバックルの損傷、破損
体にフィットして装着し、十分な浮力を得られることを確認しておこう。
また、膨張式の救命胴衣(インフレータブルライフジャケット)の場合は、ボンベの点検が必要になる。使用済みのボンベはピンホールが開くので、穴が開いていないか?手動で作動させるためのつまみ(作動索)の状態を確認。
気室部分に穴がないかチェックするには、「補助送気管」から呼気を送って、ちゃんと膨らむかどうかを確認する方法がおすすめ。
自動膨張式救命胴衣はカートリッジに期限があり、定期点検も必要なので、取扱説明書などをしっかりと呼んで正しく使用しよう。
遊漁船、ボートは桜マーク付きの適合品を
2018年2月より、遊漁船やマイボートなど小型船舶に乗船するには国の安全基準を満たした国交省型式承認品(桜マーク付き)の着用が義務付けられた。承認品の中にもタイプがあり、平水区域(湾内など指定された区域)を出て沖に出るにはTYPE-Aが必要。船で釣りをする場合は救命胴衣のタイプも確認してから購入するよう注意されたい。
売り上げランキング: 8,095
売り上げランキング: 77,226
※情報提供、参考/第二管区海上保安本部のページ、マリレ情報 よろず屋