竿の継ぎ目が抜けないor竿がスッポ抜ける時の対処方法
並み継ぎ竿の継ぎ目や振り出し竿の固定部分など、ロッドの継ぎに関するトラブルの解決方法を紹介します。
竿のつなぎ目が抜けなくなった時
本来なら「スポンッ」と抜けるはずの継ぎ目がどんなに力を入れても抜けない!釣行後、砂がみや潮がみなどで竿の継ぎ目が抜けなくなった経験のある人も多いはず。力の加減でクリアできることもあるけれど、無理をすると竿を痛めたり、最悪バキンと折ってしまうことも。
一般にはタオルやゴム皮など滑りにくいもので両側を持ち、反対方向へ少しずつゆっくりと回転させれば外れることが多い。ロッドを傷つけないよう捻らず、並行に回すのがポイント。ヒザ裏に手を回して竿を持ち、そのままの体勢で引っ張るとあっさりと抜けることがある。投げ竿のような太い竿では2人で両側を持ち、息を合わせて回すのもアリ。また、一人でも固着部を少しずつ回して接続を緩めることができる「固着返し」なども発売されていて、ロッドベルト等も同じように使用できる。
ロッドベルトで「固着返し」
竿の継ぎ目がスッポ抜ける時
継ぎ目が緩く、キャスティング時にスッポ抜けたりする場合。マレにもともと継ぎ目が緩い竿に当たってしまうこともあるので購入時には忘れずにチェックしよう。
購入直後は快適に使えていた竿が何らかの理由で継ぎ目の小さな凹凸がなくなったり、経年磨耗で滑りやすくなることがある。こんな時はロウソクのロウを継ぎ目にこすって塗りつけると応急的に滑りにくくできる。もともと抜けやすく、ロウを塗った程度で効き目が無い場合は薄出のビニールテープなどを巻きつけて調整すると◎
[継ぎ目が抜けやすい時におすすめ!]各種ロッドの継ぎ目やワカサギ穂先のジョイントに貼ってガタつきを軽減する「VARIVAS ジョイントスペーサー」
↓「ロッドフェルールワックス(スミス)」ジョイントの固着、ガタつきを抑える天然ワックス。