釣行記

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仙台湾牡鹿半島のスロージギング アイナメ、ソイ、メバル好釣継続中!

佐藤 慎一 2020年12月27日 更新

仙台湾周辺のスローピッチのジギングはソイ類、メバル類、アイナメなど根魚にマダラ、スケトウダラ、サバ、ヤリイカなどなど、ポイントにより多種多様な魚種を狙える季節。海況次第で行けるポイントが限られるのだが、金華山沖まで出られれば五目以上の釣果を期待できる。

50UPのクロソイとアイナメも!
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牡鹿半島周りの根魚ジギングが春の好シーズン

一年で最も水温の下がる春先は釣り物が少なくなる季節だが、根周りのスロージギングであれば元気な根魚が釣れてくる。今年はタラの調子がいま一歩の状況ながら、最近の釣行でも40cm台後半から50UPの大型のソイ、アイナメが安定してヒットしている。塩釜のルアー船KAISEIMARU(快星丸)・佐藤慎一船長に春のスロージギングを紹介してもらった。

仙台湾の根周りはクロソイにメバルなども混じるポイント、良型の沖アイナメが出るポイントなど、場所によって狙える魚種も様々。スロージギングであれば、同時にワームの釣りも可。水深50~60mくらいであれば42g以上のシンカーを使うことでソフトルアーでも問題なく根魚類を狙うことができる。

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歌津沖のスロージギング

2月25日の釣果

この日はベタ凪快晴の好コンディション!
クロソイのポイントはイワシや小さいベイトにメバルも着いていた

スロー用のメタルジグは60gから200gくらいまで。ベイトや状況に合わせて使い分ける。ベイトは最も多いのがメロウド(イカナゴ)で、たまにイワシ。根の周りに定着しているギンポ、アナゴなど細長い系も重要。

春のパターンに多いのがイサダアミなど小さいベイトを食べているケース。メバルが浮き気味になっているのが魚探に映るような時は、魚はいてもジグへの反応が渋く、口を使わせるのに苦労することが多い。

小さめのベイトが多いこともあり、ジグはシルエットの小さいものが◎。おすすめはメロン屋工房の「ドロッパーFS」など。

「現場でジグのチョイスに悩んだら何でも気軽に訊いてください。なかなか釣れない時も、とりあえず相談してもらえればと思います。スロージギング経験者の方も、何かアドバイスできることがあるはず。今以上に釣れるようにレベルアップを目指す人大歓迎です」と、佐藤船長。

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2月26日の釣果

この日の最大となった51cmのクロソイ
この日はクロソイ中心に狙い、9匹を釣り上げた
メバルは尺オーバーも

今の季節はソイのポイント、アイナメのポイント両方をバランスよく回って色々な魚種が釣れるように案内している。沖のアイナメは磯などに接岸するのとは別グループで、ディープのベイトなどに付いていてコンディションもいいのでぜひ狙ってみてほしい。

また、これから金華山周辺エリアにサクラマスが回遊するようになると、サクラマスを狙っての釣行が多くなる。サクラマスは3月から4月の頭頃までは狙える見込み。今年の2月は時化が続き、出船中止の日もかなり多い月だった。これからに期待したい!

3月5日の釣果

最大で54cmのアイナメがヒット
強風の難条件だったが、アイナメ船中51匹の釣果
この日はおみやげに旬のメカブ
[遊漁船紹介]KAISEIMARU(快星丸)
塩釜・越の浦漁港から仙台湾へ出船しているルアー船。ジギング、スロージギングでの出船が多いが、ロックフィッシュやフラットフィッシュなどもお任せ。35ft、あったかキャビン完備で雨、風、波しぶきを防いで快適な釣行を提供。佐藤慎一船長の趣味のカメラで撮影したメモリアルショットのサービスも大好評!

広々としたキャビンで移動中も快適!
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※取材・解説/佐藤 慎一(快星丸船長)

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