春の室蘭 ボート&陸っぱりロックフィッシュ[サイファリストHRX2021新モデル使用]
北海道のバレーヒルフィールドスタッフ阿部書和さんより釣行レポートが届きました。2021年5月発売予定の「サイファリストHRX」2021年追加モデルを使用し、室蘭沖ボートロックと堤防ロックを実釣しました!
[2021年5月掲載]
春の北海道でのロックフィッシュ釣行と合わせ、2021年5月末に発売を予定するサイファリストHRXプロスペックの追加モデルをご紹介したいと思います。
室蘭ボートロックで春のロックフィッシュゲームを満喫
まずは、外海に面する潮通しの良い岩礁帯エリアからチェックしますが反応は少なく、まだまだ海の中は冬の様子。日照が良く、日が昇るにつれ水温上昇が見込めそうな堤防エリアへ移動します。
移動が功を奏し徐々に反応はでてきますが、やはり低水温の影響は否めず、食いは渋い状況…。ここで活躍してくれたのが、ソリッドティップを搭載しながらも、ミディアムヘビーのパワーを兼ね備える「サイファリストHRX CPRC-75MHS」。18gのフリリグに2.8インチの甲殻系ワームで早速HIT!
ロッドの使用感としては、ストラクチャーに対し、撫でるような感覚でボトムをトレースでき、低水温期やハイプレッシャーのエリアでも、違和感のないバイトを誘導してくれるようなイメージです。また、ソリッドティップとはいえ、シンカーのスタックを外せる絶妙なハリも持ち合わせています。
その後も、同パターンで連続キャッチ。
ここでサイズアップを図るべく、フリリグからブレード系リグのスイミングの釣りにシフト。ロッドは同じくCPRC-75MHSを使用します。
ボトムにコンタクトさせながら、スローにスイミングすること数投、バイトがあっても即合わせせず、ソリッドティップがしっかり入るまで巻き続けてフッキング!
帰港後、午後からは陸っぱりロックでHRXをテスト
ここでボートロックは終了、午後はおかっぱりのおかわりロックです。
使用するのは「CPRC-76MMS/RFF」。こちらもソリッドティップを搭載しており、”M”より柔らかいアクションながら、粘りのあるバットをもつオカッパリにうってつけの番手です。
今回は、ベイトフィネスロッドの汎用性・機動力を活かし、最小限の装備でランガンします。
港内をランガンし、5gのライトテキサスで岸際を転がすように探ると、待望のゴツッと重量感のあるバイト!
岸際のアイナメはお留守(?)のようで、残念ながらこの日はタイムアップ!追加モデルが発売される時期には、例年このパターンで良い魚に出会えています。
サイファリストHRXプロスペック追加モデルは2021年5月発売
サイファリストHRXプロスペックの追加モデルは、上記の他にも、同じくソリッドティップを搭載した2機種(CPRC-72LS/RFF、CPRS-74LS/RFF)があり、こちらはバイトが出る前の違和感・魚の動きが感じられるほど繊細なティップを備え、水中の情報量を増やしてくれます。その他、新開発のブランクスで操作性と感度が向上したCPRC-73MMHも発売になります。
今回発売になる追加モデルは、従来モデルの後継というより、従来モデルの番手の間を埋めてくれるような、また、手にするアングラーの釣りの幅を一層広げてくれるようなラインナップになっています。
新型コロナウイルス対策は万全に、ぜひお好きなスタイルで理想に一匹を仕留めてください!
◆記事に書けない裏話や質問への回答はweb版 無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
北海道在住 小学生の頃に父親に釣りを教わり、投げ釣り、ルアーフィッシングを始める。現在はショア・オフショア問わず、ロックフィッシングを中心に活動する。旅先で車中泊をしながら、様々なジャンルの釣りにチャレンジするのが趣味。
[バレーヒル、ベイトブレスフィールドスタッフ]
※取材・テキスト/阿部書和