野田村ロックフィッシュ2017 三陸アイナメ秋の盛期!
秋の深まりとともに、三陸各地でロックフィッシュゲームが大きな盛り上がりをみせている。2016年シーズンはスポーニングで接岸するアイナメが例年に比べて少なく不調のシーズンとなったが、今季はまずまずの出だしとなり今後も期待できそう。
そんなシーズン入りかけの2017年10月14日、15日に開催した「2017陸っぱりロックフィッシュin野田村」の交流会、当日の釣果、表彰式などを紹介します。
大会前夜「児島玲子さんと塩津紀彦さん交流会」
大会前夜の10月14日(土)、国民宿舎えぼし荘にて児島玲子さんと塩津紀彦さんを招いて交流会を行った。今回は大会主催者、関係者の他に一般の希望者も参加。ハンターや児島さんにフリーで質問するなど、かけがえのないひと時を共有した。
表彰式 上位入賞者の釣った時の状況!
[レディース賞]山口亜弥子さん 1500ポイント
[ジュニア賞]中村彪さん 1950ポイント
[5位]切金克美さん 3260ポイント
[4位]桑田満さん 3300ポイント
[3位]佐々木健太郎さん 3320ポイント
佐々木さん「今日回ったのは久慈の小袖のゴロタ浜でした。朝イチのローライト時はベイトのロックスイーパー882EXHでシモリ根のキワを狙い、最初にバルキーホッグの3インチで中くらいのが釣れました。同じようなパターンでシモリ根を点々と探ったんですが、なかなかサイズが上がらず。ここで移動して、南側の同じようなゴロタ浜で沖に根があって波を防げるような所に入りましたが、ここでは小さいのしか釣れませんでした。その後、満潮のタイミングで朝イチの所に入り直し、満潮のタイミングで入ってきた魚を狙いました。今度は新型のスピニングタックルロックスイーパー992EXHリミテッドに持ち替えて沖根の際に遠投。ガルプ!パルスワームのカモカラーで釣れてきたのが最大のアイナメでした」
[2位]中田大地さん 3460ポイント
中田さん「2週間くらい前にプラに入ったときに三崎漁港の横からずっと入っていける、サーフとゴロタが混じったところで40cmくらいのを釣っていて、その日はそこで止めておきました。今日もそこに行こうと思って、侍浜から南下するプランで回ったのですが、ほとんどアタリのない状態で8時くらいに三崎に到着。入ってすぐ、ストラクチャーなんにもないところでフィーディングしてる大型を狙いにいきました。サーフでカタクチを食っているやつは大きいのがいるんじゃないかと思いました。シンカー14g キジハタグラブ4.5インチの赤金でボトムをしっかり取って探っていったら、サーフのポイントからドンっと50UPのオスアイナメがヒット。その後は撃っても出なかったので、いったんゴロタに行って、根のきついところで35cmくらいが2本。結果的にはこの3本のみだったんですが、ゴロタの方がサイズが小さいのかなと思い、50UPを釣ったところでもう一回、今度は遠投したら、さきほど釣ったのより大きい、おそらくカップリングのメスかという大型に食わせたのですが、ラインブレイクしてしまい終了しました」
塩津さん「今年もあと一歩というところでしたね。でも、ここまで上位に入るのも相当な技術がないとできないことですから、おめでとうございます!」
[優勝]馬場友進さん 4270ポイント
馬場さん「今日は普代の力持海岸のあたりの磯に入ったんですけど、数日前にプラに入った時は荒れていて、キワに魚がよくついていました。今日もキワをパルスワームの3.8インチのグリーンゴールドを使い、スイミング気味のアクションで探りましたが、ぜんぜん当たりがありませんでした。エリアによりイワシが入っている状況で、ここもイワシが濃いということで期待したんですが、30後半くらいのが2本釣れただけで沈黙。軽く移動し、こちらもキワから狙い始めました。今度はルアーはバルキーホッグで、手前でバイトを取ったとこに50UPが出ました。今日はキワを狙っていこうと決め、40UP を2、3本追加して入れ替えして、このウエイトになりました!」
メーカーブース注目商品紹介!
「展示しているロックスイーパーの新モデル992EXH。スピニングロッドですが、とてもパワフルなスピニングで、遠投性能、根掛かり回避性能もすごい竿になっていますので、ぜひ振っていってください。また、プロトで塩津さんに色々テストしてもらっている832LHという尺メバルやクロソイを狙ったりするロッドもあります。これから少し変わるかもしれませんがこちらも見ていってください。さらに、ここだけで特別にみることができるスピニングリールもあります。これからもバークレイ、アブ・ガルシア製品をよろしくお願いします」
「今日は秋冬の新製品を中心に、たくさん展示しています。いま塩津さんが着ているウインドガードシリーズ。数年前から出ているシリーズなのですが、スウェット生地のパーカー、スェットパンツの中に風を防ぐ防風フィルムが入っていて、非常にあたたかい商品です。防風なのでアウターとしても着ることができます。新色やミドラータイプが新しく発売されています。また、塩津さんが使用しているアルティメットV3もあります。ブースではウェアの特長、着こなしなどご質問も何でもお受けしますよ!」
「ロックフィッシュシーズンに欠かせないサイファリストHRXシリーズ全機種展示しています。今年発売されたばかりのロングキャスト用スピニングモデル910H+、中層のスイミングで使いやすい88Mに、来春の発売に向けて開発中の90Hのプロトもあります。小ぶりのバッカンクイックアクションバッカンも登場。ソイやメバルの大会のほか、アイナメの釣りでもポイント移動の際に大きいバッカンを車に置いて、持ち運びにも便利なサイズの小型バッカンです」
「直リグに使うダイレクトスティックや三つ又キャロに応用できるイカメタル用のイカメタル中オモリスイベルBなどがおすすめです。最近、宮城のフラットフィッシュで主流の三つ又キャロ。ロックフィッシュにも有効で、特にクロソイがボトムでしか食わない時、重めのシンカーで遠くに飛ばして1mくらい浮かせて食わせたい時に効果がありますよ」
「ロックフィッシュでおなじみワーム各種を展示しています。ワームのほかにチェリースピン、湾バイブもおすすめ。今日はチェリースピンのシャロー巻き巻きで5本を釣り、トータル2800gくらい釣った人もいました。このチェリースピンは使ってみると釣力にびっくりしますよ。新製品としてフィッシュテールリンガー3.5インチが発売になりました。SLリミックスも間もなく発売です。ソルトとノンソルトがあるのですが、ノンソルトは比重が違うので異なるフワフワ感があります。クロソイゲームなどで使い分けてみてください」
「ランガンラウブウェルが新しくなってランガンライブウェル2になりました。持ち運びしやすいサイズのバッカンです。これからの寒い季節に調度いい、ツバ付きニットキャップとウォームグローブもあります。ウォームグローブは保温性に優れたネオプレン製。クレイジグレンジキープVRはクロソイなどで大きいワームで使う時にいいように#4/0以上のフックを搭載しています。浮きにくく、クロソイの捕食レンジをキープできます」
ジャンケン大会&協賛商品
野田村をはじめとした北三陸エリアは外洋に面した磯、浜が多いため海岸が荒れやすく難しさもある地域だが、その環境に育まれた根魚は出ればデカい魚が多いのも魅力。周囲の観光なども楽しみつつ、ぜひ訪れてみてほしい。
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【主催】
野田村の花・ハマナス再生委員会
野田村商工会
野田村
【協賛】
バレーヒル、ベイトブレス
ピュアフィッシングジャパン
オーシャンルーラー
ハヤブサ、ウエルエフ
ザップ、モーリス
リトルプレゼンツ、ラパラ
フィッシング海王
(順不同)