岩手越喜来沖 夏イカジギングの遊び方
三陸岩手の夏イカ(スルメイカ)が堅調。コモジグ代表の薦田真司さんが大船渡市の越喜来湾沖でイカジギングを楽しんだ。
夏のスルメイカシーズン今季は6月からスタート
今季の三陸、越喜来湾沖のスルメイカは開幕が6月下旬。今回お世話になった億幡丸は6月28日よりイカ船を本格始動した。開幕時はサイズ小さめ。胴長で15~20cm。小さいツノに反応良かった様子だった。
取材日は8月3日。月夜、風あり、潮流も速いタフコンディション。最初はボトム(約100m)からシャクリ上げたところでポツポツ乗ってきた。
今釣行で、メインで使用した「イカジグ スリンキー(上)」と「イカジグハイブリッド(下)」。どちらもニューカラーのグローストライプ、オールオレンジグローST、オールピンクグローST、オールブルーグローSTの3色を中心に使用した。
■イカジグスリンキー:潮の速い時でも素早く沈むファーストフォール。引き重りも少なく、軽いジャーク後は片面が扁平な非対応形状で安定した横向き姿勢でイカを誘う。
■烏賊JIGハイブリッド:樹脂とメタルのハイブリッド素材低比重ニューコンセプトジグ。小型のイカを共食いしてくる大型のスルメイカにターゲットを絞ってチューンを施したモデル。ジャーク後のスロースライドフォールで大型のスルメが抱いてくる
早い時間帯はポツポツ 後半に乗り集中
中盤、スルメイカが浮いてきて70mラインで頻繁にアタリがありプチラッシュ突入。シャクリ上げよりもフォールでのアタリが多く数を伸ばした。
最初は少し小さかったものの、中盤あたりからは良型が揃った。
アクションは最初は大きいワンピッチで広くタナを探っていき、釣れるタナが分かったらそのレンジを細かく探る。
前半は水深100mのほぼボトムからのヒット率が高かったものが、後半にかけてはイカのレンジが上昇。水深70m前後でのヒットが多くなった。
夏スルメのシーズンは今後もしばらく続き、いったんお休みしたあと、秋からはヤリイカ混じりのシーズンが始まる。
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