釣行記

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仙台湾テンヤ真鯛「マダイ祭り」秋の好季を満喫

編集部 2021年2月12日 更新

年々、釣況が上向き、人気も定着してきている仙台湾の一つテンヤ真鯛。今季もシーズン序盤から好調が続いている。ここでは2018年10月6日(土)に塩釜市越ノ浦漁港を本部会場として行われた、「仙台湾マダイ祭り」をレポートする。

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仙台湾ひとつテンヤマダイAtoZ

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本部会場となった塩釜市の越ノ浦漁港で朝5時から受け付け開始
仙台湾の一つテンヤにいち早く取り組んできた釣り船さざえ堂(塩釜釜の淵漁港)の磯野船長
 
今回は釣り船さざえ堂快星丸こうりょう丸の3艘合同での開催
 

50cmに最も近い鯛を釣った人が優勝という独自ルール

ここ数年で一気に人気が高まっている塩釜沖、仙台湾周辺のひとつテンヤマダイ。今季も5月からマダイが上がり始め、夏から秋にかけて連日釣況は安定している。10月は産卵後の荒食いに入る季節。そんな秋のトップシーズンに「マダイ祭り」を開催した。

この大会ではちょっと面白いルールを採用。マダイの大きさを競うのではなく、50cmに近いニアピンを目指した。他にも大物賞や船酔い賞など全員に豪華賞品が当たるチャンスがあり、大会というよりは和やかな雰囲気のお祭りを楽しんだ。

スタートは6時。海上に出るとほぼ無風だが、ややウネリがあるコンディション
 
 
 
 
 
マダイと同様、今季も好調のヒラメが連発した

潮が動かず苦戦 それでもテンヤは五目の釣果を楽しめる

この日は潮が動かず、かなり渋い状況。本命マダイを釣るのにやや苦戦したが、そんな日でもヒラメやソイ、メバル、ウマヅラハギにコブダイ、チダイなどなど、多くの魚種が釣れるのも仙台湾の一つテンヤの魅力。

仙台湾の一つテンヤでは3~10号のテンヤを中心に使用する。この日使ったのは4~6号。自身が底を取れる一番軽い号数を選ぶのがセオリーで、より軽い号数で自然に誘い、アタリを取るのが基本。

エサはワームなども使用するのだが、メインは冷凍エビ。冷凍エビは脚や首がもげたものは明らかに食いが落ちる。丁寧に解凍し、まっすぐにエサ付けすることも重要になる。

冷凍エビのエサ付け講座

キャスティング泉バイパス店スタッフの新戸さんに海老餌の付け方を教えてもらった。

冷凍エビは傷めないように丁寧に解凍。専用のリキッド類を併用するのもおすすめ
エサ付けはまっすぐに、ヒゲや脚もきれいに残すようにする

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HOWTO:冷凍エビのエサ付け方法

 
小型のタイが釣れるのは仙台湾でタイが育っている証拠
フィッシュアロー釣りガールのミッキーに「本命!?」という曲がり。でもちょっと違うような・・

上がってきたのはコブダイ(カンダイ)
 
コブが目立つなかなかの良型

本命マダイを検量後 豪華賞品をかけた抽選会へ

12時半に沖上がり、50cmのニアピンをかけた計測開始
 
この日、50cmに一番近いマダイを釣り上げた小野さん
1位の賞品、30kg×3袋(計90kg)の新米を手にして喜びの表情
 
 
入賞者には海産物や食品1年分、ワーム詰め合わせなどこちらも豪華な賞品が用意された
 
お楽しみ抽選会で盛り上がった
 
 
用意されたのはカツオ、サンマにホタテ!どれも超豪華

10~11月は荒食い盛期!テンヤ五目なら通年OK

仙台湾の秋マダイは11月も好シーズンが続く。その後は水温次第だが、12月上旬頃までは本命マダイに期待できる。

また、マダイが深場に落ちる12月以降もテンヤ五目で出船し、根魚やヒラメなど、いろいろな魚種の引きを楽しめる。テンヤ五目であれば通年出船可能。冬場においしい根魚類を釣りつつ、テンヤ真鯛のスキルアップにもなるはずだ。

参加者のみなさんと記念撮影
今回、マダイ祭りに参加した3艘は通年、テンヤ五目でも出船。写真は左から快星丸佐藤慎一船長、釣り船さざえ堂磯野船長、こうりょう丸桜井船長

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※取材協力/釣り船さざえ堂快星丸こうりょう丸

 
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