宮城県追波湾のタチウオ釣りが昨年までより3か月ほども早く開幕!さっそく、ジギング&太刀魚テンヤの模様を取材してきました!
※2024年4月取材、掲載記事です。
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今季の高水温の影響?4月に太刀魚が釣れ始めた!
例年、7月初旬頃からタチウオの釣果が聞こえてくる宮城県追波湾のタチウオ。昨年はそれより少し遅れた8月のお盆過ぎから開幕となっていた。そんな中、今季は4月よりタチウオの釣果が聞こえ始めた。調査による釣果ではあったが、日ムラはあるも数が釣れる日もあるらしい。暖冬の影響なのか、はたまた海流の影響なのか。今季は4月から開幕か⁉
その様な状況下、名振漁港から出船する名勝丸の山根船長より「ここ連日、タチウオ調査しているんですが釣れていますね。多い人で10本以上は釣れています。そこにサゴシが多数混じっていて楽しいですよ」
「数日前は協力船で船中20本以上は上がったみたいですし、その翌日は1人あたり12~13本ずつ釣れたようです。いよいよタチウオが開幕ですかね」とテンションの上がる連絡。
そんな朗報をもらった数日後の4月中旬、フィッシュアロー、ケイドリームのフィールドスタッフくみちゃんが、今季初出船となる名勝丸のタチウオ乗合で実釣した。
名振漁港を出てすぐポイントの追波湾
今回お世話になったのは宮城県雄勝町名振漁港の名勝丸。雄勝地区でも追波湾側の名振はポイントが目と鼻の先に位置しており10数分で湾口50mラインまで到着。魚探でベイトの反応を探しながらスタートフィッシングとなった。
当日は河川からの濁りが入り水色は薄濁り、水温14.5℃。先日の前線通過の影響で今までまとまっていた大きな群れのベイトは散り気味、小さな群れがポツポツと点在する状況だった。
開始から30分を経過したところでまだノーフィッシュ。コンディション的なことなのか、それともタチウオの活性が低いのか我慢の釣りが展開される。その間、何回か鋭い歯でリーダーやPEラインが切られる本命らしきアタリがあったことから、後はタイミング次第。期待に胸が膨らむ。
釣れ出せば連続ヒット!船中27本の好釣果
魚探を見ながらポイントを移動しタチウオの反応を探る山根船長。やや大き目なベイトの群れに当たり、いざジグを投入。船長の指示はボトム付近。するとトモに居た常連さんがファーストヒット。タナはボトムから5mほどだった。徐々に上がってくると銀色に輝く長いシルエットが見えて、念願の本命をキャッチした。その後もヒットが続き船上は竿曲がりシーンの連続となりプチフィーバーへと突入した。
当初は心配されていた釣果も蓋を開けてみればタチウオが船中27匹の釣果、その他サゴシ、サバ多数。前半戦にヒットが集中し後半はポツポツといった状況の中、多い人で10匹とタフ気味なコンディション下ながら、開幕を思わせる好釣果となった。
宮城の太刀魚がいよいよ本格シーズンイン!
タチウオジギング&テンヤは基本的に青物を狙うような激しいシャクリやアクションは不要のため、女性や初心者、ジュニアからシニアの方に至るまでチャレンジできる比較的敷居の低い釣法。もちろん上級者ともなればテクニックを駆使した合わせ技など高度な技術も必要となるが、まずはスローなワンピッチジャークやリフト&フォールが基本となり誰でも釣りが楽しめるのが魅力の一つだ。
開幕とも言える追波湾のタチウオ。当日はF3~F4と控えめなサイズがアベレージとなったが、指6本、7本といったドラゴン級の実績ある当地だけに今後の展開が大いに期待できる。追波湾タチウオはまだ開幕したばかり。今季はどんなドラマが待っているのか今後の動向から目が離せない。
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