釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

ハピソンガールのラグビー泳がせ&ジギング五目FISHING

編集部 2023年12月9日 更新

宮城出身のハピソンガール・みなせちわちゃんとその相方、橘明奈ちゃんが石巻市の雄勝湾で泳がせ釣りに挑戦!湾内の岸壁でエサになる小魚を釣り、泳がせ釣りで大型魚を狙ってみました。


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活きラグビー=リュウグウハゼは丈夫で食いのいい万能エサ

三陸周辺の漁港などでポピュラーなラグビー(リュウグウハゼ)は根魚、ヒラメなど魚食魚の特効エサ。ラグビー釣りなどと呼ばれて親しまれてきたが、近年は色々なエサ、ルアーが増えたことや、手間もかかるためラグビーを使用する人は減ってきている。

今回はハピソンガールのみなせちわちゃんと橘明奈ちゃんがラグビー釣りに挑戦。岸壁で釣った小魚を持って船に乗り、大型魚を狙ってみた。

ラガーシャツのようなシマシマ模様がラグビーの名前の由来。やや透き通った薄ピンクのきれいな体色は活きたラグビー独特のもの


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エサに使うラグビー確保!堤防釣りからのスタート

朝イチ、まずはあらかじめ「おがP」ことハピソンスタッフの尾形さんが目星をつけていたポイントでラグビー釣りを開始。エサはアオイソメ、仕掛けは中通しオモリの先にスイベルを付け、糸付きのハゼバリを結んだだけのライトキャロ風。

ラグビーは1匹釣れればその周辺に群れているので、居場所さえ見つけてしまえば数釣りはカンタン。ライトタックルでちょい投げして、ボトムからちょっと浮かせながら探ってくると、30分ちょっとで最低ノルマにしていた10匹を達成した。

中通しオモリと糸付きバリを使った簡単仕掛け。アオイソメは食い込みの良い長さに千切ってエサ付け
小ダイも多数。こちらはエサに向かないので即リリース
小サバは活きエサとしても優秀なのでキープ
バケツに入れてエアレーションすればしばらく活かすことができる(ひっくり返っているラグビーもいますが、ちょっと酸欠状態になっているだけで突っつくと復活。ラグビーは丈夫なので1、2時間程度は生存可能です)
ハピソン×アニメ放課後ていぼう日誌コラボ商品のクリアバケツ&乾電池式エアポンプを使用。釣ったお魚を生きたまま観察して、帰りに逃がすこともできる

ハピソン
近年人気のクリアタイプの活かしバケツ。ていぼう日誌コラボのかわいいデザインで釣りがもっと楽しくなる
 
 
ハピソン
ハピソンの乾電池式エアーポンプYH-708B型がていぼう日誌とコラボ!クリアバケツとセットで使ってベストマッチ
 
 

天気悪化 ちょっと道の駅に避難

いざGroovyで出航しようと準備を始めたところで、朝から降り続いていた雨が強まり、撮影は厳しい状況に。雄勝漁港のすぐ近くにある道の駅おがつに一時避難。直売所をのぞいてみると出荷停止されていたホタテ貝がこの日から解禁!お土産を購入し、お寿司屋さんで海鮮丼もテイクアウトしました。
[道の駅 硯上の里おがつ]
■営業時間9:00~16:30
雄勝・追波川方面に釣行した際は立ち寄ってみてください!


帆立解禁

充電式ランタンとラインツイスターを解説

時間待ちの間、ちわちゃん、明奈ちゃんそれぞれハピソンおすすめアイテムを紹介してもらった。

明奈ちゃんのおすすめは「充電式ランタン」。USBコードから充電して長時間使用でき、USB出力端子もあるので、非常時にスマホなどに充電することもできるアウトドアランタン。裏側に吊り下げフックが付いているので、キャンプ好きの明奈ちゃんは野外で愛用。クルマのライトとしても便利に使用できる。


「充電式ランタン」と「スピードコントロール機能付ラインツイスター」動画で解説

「充電式ランタン」(ハピソン)

ハピソン
USB充電、給電の両方向が可能。明るさは3段階!
 
 

ちわちゃんのオススメはおなじみの「ラインツイスター」。電動で動くPEとリーダーの結束補助商品。揺れる船上などでも摩擦系ノットのMIDノットを確実に組むことができる。

「スピードコントロール機能付ラインツイスター」(ハピソン)
好みのスピードでライン巻きが可能!
バピソン
0.6~3号までのPEラインに使用できます。
 
 

雄勝港の岸壁に戻るとGroovy下に小サバの群れが!

正午前、空が明るくなってきたので再び岸壁へ移動すると、遊漁船Groovyの周辺に小サバの群れを確認。船に乗るためロープを引き寄せると、急にスイッチが入ったようでボイルし始めた(後で吐き出したエサは3~4cmほどのカタクチイワシ)。これにはハピソンガール2名も活性上昇。

ベイトブレスの「フィッシュテール」を小型ジグヘッドに付けて投入すると、水面で入れパク状態に。「めっちゃタノシー!」小サバも数匹をエサバケツに追加して、残りはリリースした。


釣り再開!

小型ワームにサバが入れ食いになり「楽しい~」連発
船底のコケに付いている小魚。これがベイトではないと思うが、このくらいの大きさのカタクチイワシをサバは食っていた
水面に跳ねながら船の周りを回遊する小サバ

ジギングでフィッシュイーターの存在を確認

Groovy艇でいよいよ出船。外海は時化模様なので、雄勝湾内限定の釣りとなった。追波湾ほどではないが、雄勝湾もタチウオや青物など実績は十分にある。泳がせ釣りの竿は置き竿にしておいても良いので、まずは魚探に反応のあるポイントにジグを落として、タチウオや青物の存在をチェックしてみることに。

雄勝湾内に出る頃には晴れ間が見え始めた
広いイケスに移すとサバは群れを作って回り始めた
一方のリュウグウハゼは端の方にかたまって定位

ジギングを始めると明奈ちゃんにファーストヒット!釣れてきたのはフグ。「怒らせてみて」のリクエストにしっかり膨らませてから撮影。

ハピソンガール定番?これをaricoポーズというそうです

続いてちわちゃんには狙っていたタチウオがヒット!サイズもまずまず、このポイントでタチウオを狙えることを確認できた。


まずはジグでタチウオをキャッチ!これを泳がせで釣れるのか

ようやく本題の泳がせ釣りに着手

ジギングで狙うターゲットは確認したので、泳がせ釣りの仕込みを開始。泳がせの仕掛けは尾形さんが自作、三つ又サルカンを使ったシンプルな1本バリ仕掛けだ。

ちわちゃんはラグビー、明奈ちゃんは小サバを顎掛けにして投入。底から1mくらい切ったところで置き竿にしてアタリを待った。

三つ又サルカンを使った1本バリ仕掛け。ちわちゃんはラグビーをエサに使用

みんなサバかと思ったヒラメ

活きエサを置き竿にした後、2人ともジギングを再開。活きエサの管理と竿先チェックはおがPにお任せするスタイルのようだ。

すると、明奈ちゃんのジグに何かがヒット。引きは強くなく「サバっぽい?」、「それはサバかもね?」と完全にサバを予想していたら、水面に上がってきたのはヒラメ。普通ならタモ入れをお願いするサイズだったが、おがPのタモを待つことなく躊躇なく引き抜いてしまった。

ゆるゆるのドラグでやりとり中。「あんま引かないしサバかなー」と明奈ちゃん
釣れたのはまずまずサイズのヒラメ。撮影中、「でで~ん」を連発
ヒラメに続き、ちわちゃんはジギングでタチウオ。これを活き餌で釣っていただきたい

泳がせサバに食ってきたのは?

活き餌を預けられて責任重大なおがP船長。小鯖を付けた電動リールの方のタックルに何かが食ってきた。「かなり走るなー、青物かも」反対側のラインやエレキに引っかかりながらもなんとか上がってきたのはワラサ。15cmくらいあるサバにしっかり食いついてきた。

小サバを泳がせていた方の竿にヒット!
かなりの疾走系。エレキに引っかかる危険な場面も
元気なワラサだったが何とかランディング。リールは電動でバッテリーはハピソン「電動リール用バッテリーコンパクト」を使用

ハピソン
小型サイズで腰巻き、置き式どちらでも使える大容量バッテリー。
 
 

キープするぶんの釣果は上手に締める!

イケスで活かしていた釣果はハピソン×津本式コラボ商品の計測マルチハサミでしっかり血抜きをしてから持ち帰った。

ワラサの場合は脳締め用のピックで脳のあたりを突いてシメてから、エラを切って海水で血抜き。タチウオの場合は目の後ろあたりにハサミで切れ目を入れて締め、鋭い歯の部分もハサミで切り取って、血抜きしてから持ち帰った。魚を締めるだけでなく、持ち帰ってから危険なヒレやトゲなどをカットするにもマルチハサミは活躍する(切ったトゲなどは放置せず処分しましょう)


計測マルチハサミの使い方を解説

ハピソン
釣果をシメたり、捌いたりとなんにでも使える水産バサミ
 
 

秋の釣り好季を迎えて、色々な魚種を狙いやすいチャンス。いつものジギングなどもいいけれど、普段と違った釣法で遊んでみるのも面白いかもしれません。

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※2021年10月6日取材、10月21日掲載。
※取材協力/ハピソンGroovy

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