釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

秋のフラットフィッシュ盛期目前!NEWフラットセイバー実釣レポート

編集部 2022年9月17日 更新

2022年9月フルモデルチェンジした「NEWサイファリスト フラットセイバー」(バレーヒル)を手に、バレーヒルフィールドスタッフ浅野さんが宮城県南~仙南サーフに釣行した。宮城周辺のフラットフィッシュゲームはいよいよ秋の好季!ハイシーズンを前にニューロッドをチェック!!
※2022年9月掲載。



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2022年9月発売!NEW CYPHLIST FLATSABER

「NEWフラットセイバー」は、好評だった前モデルの良いところを踏襲しつつ、最新の技術を盛り込んでアップデート。オールラウンダーとして人気の高かったスピニングのCFSS-99MMと、この99MMをベースとして近年人気上昇中のフラット用ベイトロッドとしてカスタマイズしたCFSC-99MM。さらに、広大なサーフゲームで遠投が必要な場面に対応できるロングロッドのCFSS-106Mという3種類のラインナップで2022年9月リリース予定。

取材を行ったタイミングは本格的な秋のシーズンにはあと少しというタイミング。さらに、少し前に降った大雨の影響で濁りが残り、波高、風あり、ゴミあり、潮流激しめというタフコンディションだった。

そんな状況下、バレーヒルフィールドスタッフを務める浅野さんは宮城県南サーフ・牛橋河口南側付近から6時スタートフィッシング。

県南サーフに到着。さっそくタックルの準備に取り掛かった

牛橋河口南側。下げ潮のタイミングでスタートフィッシング。まずは潮止まりの8時まで勝負することに。数日前まで比較的安定していたコンディションは一転、当日は波があり潮流もきついタフな条件。30gのジグを使用してもなかなかボトムを取れないような状況だった
今釣行では終始波が高かったため、その波を回避して沖目のポイントを狙うため遠投に適した「NEW FLATSABER 106M」をセレクト。ロングキャスト可能なブランクスパワーを備えながら、繊細な操作性もあわせ持ったモデル

先週末に振り続けた集中豪雨で流された残骸がサーフ一帯に漂着していた。海岸の地形からも、えぐり取られている部分が多々見受けられた

近くでヒラメがキャッチされたものの かなり厳しい状況が続く

開始早々、数投目でアタリがあったもののも、魚が小さいためか乗せることができず。いつもよりもアタリが少ないうえ、潮の流れが速いために30gでボトムを取るのがやっとで、ショートバイトを取るのが非常に難しい状況だった。

朝イチの釣り始めは潮が下げ始めるタイミング。8時頃潮止まりの予定で、「潮が止まる頃に少し沖側を狙えるようになると思うので、そのあたりがチャンスになるかもしれない」と、浅野さん。状況の変化をみながら少し粘ることに。

波が高い上に地形の変化が加わりポイント選定に苦戦を強いられた。そんな中、サーフ仲間のセイジさんに遭遇。「早い時間から入っていた」とのことで、釣況も聞きつつ情報を入手。「今日はかなり厳しいですね。バイトはあってもショートバイト。数日前にこのポイントで良型をゲットしたんですが、今日はヤル気のある魚がいなさそうですね」とセイジさん
依然、釣り辛い状況が続く。次から次へと押し寄せる高波にピンポイントを狙うのは困難だった。遠投して広範囲を探り、ターゲットが着きそうな地形の変化を捉えながら丹念に攻めていると初バイト!!しかし食い気が浅かったためヒットにつながらず
7時を回ったところ、日が昇り辺りがだいぶ明るくなってきた。平日にもかかわらずアングラーの姿の多さにフラットフィッシュの人気の高さが伺える

ポイントをランガンしつつ南下しているとサーフ仲間の小松さん、ヨコミカさん、輿石さんとバッタリ。まずは最近の釣況や本日のコンディション等の情報収集。気の合う仲間達と釣り談議に花を咲かせる

浅野さんが使用したDUO Beach Walker Haul。県南サーフでは、上から、21gヘッドに3インチシャッドテール。21gヘッドに4インチシャッドテール。14gヘッドに4インチシャッドテール。14gヘッドにグラブテールを使用した。各サイズ、種別ごとの使い分けを聞いたところ「基本は21gのヘッド、シャッドテールのワームですね。そこから、魚のバイトが無い。ベイトが小さい時は、3インチのシャッドテールに変えます」。「魚が近くに居て、食いっ気がある時は14gヘッドに4インチで浮かせてとる。流れに乗せる。風があるなどの条件に合わせて、ウィンドドリフトなどを使い流す釣りに集中させています」。一方のグラブテールは、「シャッドテールとは違った波動が出ますので、シャッドテールに反応させられなかった魚に対してフォローキャストして違ったアプローチで食わせのタイミングや追い食いなどのバイトを誘うつもりで使っています」と各サイズ、シャッドテールとクラブテールの浅野流を教えてもらった
タフコンディションの中、貴重なバイトがあったポイントを皆で攻めた
そんな中、輿石さんのロッドが大きく弧を描いた。高波のタイミングを見極めながら慎重に岸に寄せて無事にランディング。上がってきたのは50cm弱のヒラメだった。ヒット時間は潮止まりの8時を少しまわったところ

8時過ぎ、輿石さんにヒラメの釣果。しかしながら、この後が続かず場所を仙南サーフへ移動することに。

上げ潮に合わせ仙南サーフへ移動して後半戦スタート

10時30分、潮止まりに合わせて仙南サーフに場所を移動して釣りを再開。今度は上げ潮のタイミング。海岸をぱっと見たところ条件が良くなったようにも感じられたが、釣りを始めてみると波がザブザブのうえに風も吹いてきて、引き続き厳しいコンディション。

潮止まりまで粘ったものの釣果は先程のヒラメのみ。状況の変化が見られないことから仙南サーフへ移動した。今度は上げ始めからのスタート。県南サーフと比較すると漂着した流木等は少ししか見受けられない。状況的にはやや釣り易い感じにとれた

しかしながら、ザブザブの波に風もやや強く、タフなコンディションに変化なし。回収するごとに細かなゴミ等が引っかかってくる我慢の展開
仙台空港近くの実績ポイント。数少ないショートバイトをモノにできるかが釣果を上げるカギとなった
「本日の結果は・・・察してください」。ターゲットのフラットフィッシュが出れば超ラッキーくらいのタフな条件下での強行取材。次は必ず!!リベンジに燃える浅野さんであった

最近の釣行で激渋の中、21gヘッド、3インチシャッドテールで獲った60upのマゴチ

9月17日~19日、上州屋名取店&新古川店で秋の展示受注会開催!

2022年9月17日(土)、18日(日)上州屋名取店、9月19日(月祝)上州屋新古川店でバレーヒル・邪道合同展示受注会が行われる。今釣行で使用した「NEWフラットセイバー」を開発したバレーヒル藤井さんから説明を受けながら、実際に触れることができるチャンス!18日の名取店では終日、浅野さん対応予定。秋のフラット盛期を前に、注目の新商品をチェックしてみていただきたい。
[上州屋名取店]
9月17日(土)11:00~18:00
9月18日(日)11:00~18:00 ※浅野さん来店予定日
[上州屋新古川店]
9月19日(月祝)11:00~18:00

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※協力/バレーヒル



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