仙台湾テンヤ真鯛「マダイ祭り」秋の好季を満喫
年々、釣況が上向き、人気も定着してきている仙台湾の一つテンヤ真鯛。今季もシーズン序盤から好調が続いている。ここでは2018年10月6日(土)に塩釜市越ノ浦漁港を本部会場として行われた、「仙台湾マダイ祭り」をレポートする。
50cmに最も近い鯛を釣った人が優勝という独自ルール
ここ数年で一気に人気が高まっている塩釜沖、仙台湾周辺のひとつテンヤマダイ。今季も5月からマダイが上がり始め、夏から秋にかけて連日釣況は安定している。10月は産卵後の荒食いに入る季節。そんな秋のトップシーズンに「マダイ祭り」を開催した。
この大会ではちょっと面白いルールを採用。マダイの大きさを競うのではなく、50cmに近いニアピンを目指した。他にも大物賞や船酔い賞など全員に豪華賞品が当たるチャンスがあり、大会というよりは和やかな雰囲気のお祭りを楽しんだ。
潮が動かず苦戦 それでもテンヤは五目の釣果を楽しめる
この日は潮が動かず、かなり渋い状況。本命マダイを釣るのにやや苦戦したが、そんな日でもヒラメやソイ、メバル、ウマヅラハギにコブダイ、チダイなどなど、多くの魚種が釣れるのも仙台湾の一つテンヤの魅力。
仙台湾の一つテンヤでは3~10号のテンヤを中心に使用する。この日使ったのは4~6号。自身が底を取れる一番軽い号数を選ぶのがセオリーで、より軽い号数で自然に誘い、アタリを取るのが基本。
エサはワームなども使用するのだが、メインは冷凍エビ。冷凍エビは脚や首がもげたものは明らかに食いが落ちる。丁寧に解凍し、まっすぐにエサ付けすることも重要になる。
冷凍エビのエサ付け講座
キャスティング泉バイパス店スタッフの新戸さんに海老餌の付け方を教えてもらった。
本命マダイを検量後 豪華賞品をかけた抽選会へ
10~11月は荒食い盛期!テンヤ五目なら通年OK
仙台湾の秋マダイは11月も好シーズンが続く。その後は水温次第だが、12月上旬頃までは本命マダイに期待できる。
また、マダイが深場に落ちる12月以降もテンヤ五目で出船し、根魚やヒラメなど、いろいろな魚種の引きを楽しめる。テンヤ五目であれば通年出船可能。冬場においしい根魚類を釣りつつ、テンヤ真鯛のスキルアップにもなるはずだ。
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