釣行記

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釣りに役立つ目の話「偏光サングラス、メガネを長くお使いになるための注意点」

奥山剛 2024年6月4日 更新

岩手県花巻市のメガネのおくやま・奥山剛さんが釣りと偏光サングラスの関係や目についてのイロイロを語ります。今回はサングラス、メガネを長く使用するために気を付けたい点をピックアップ!

[連載]知っておきたい!釣りに役立つ目の話

梅雨から残暑の季節は『湿気』『熱』『汗』の影響を受けやすい

梅雨の時期~残暑の時期というのはサングラスやメガネがダメージを受けやすい季節と言えます。
『湿気』『熱』『汗』の影響を受けるからです。
度の有無にかかわらずメガネ、サングラスには取扱説明書が添付されています。しかし、ほとんどの人はそれに目を通すことはありません。

この説明書には長くお使いになるための注意点、禁止事項などが記載されています。
私は、メガネ完成後のお渡し時に説明書より3点ほど抜粋してお客様のほうにお伝えするようにしておりますが、多くの方は「知らなかった」というお話しをされます。

今回は、注意点と手入れの方法をご紹介します。

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眼鏡を長く使用するための注意点

1.高温の場所(60℃以上)のところに放置、保管をしない。

例えば、炎天下の車内放置、炎天下時のバッグへの保管、バーベキュー時の直火、タバコの火など、熱に触れることでレンズは加熱クラックといって、レンズのコーティングがひび割れた状態となります。

フレームは熱によりプラスチック部分が変形する可能性があります。

左)通常
右)熱クラックが発生している状態

2.乾拭きで強くレンズを拭かない

レンズ表面のチリやごみを水ですすいでからやさしく拭くことをお勧めします。
乾拭きをすることで傷がつきやすくなります。

3.アルカリ性、酸性の成分を使って洗わない(中性は可)

例えば、石鹸、ハンドソープ、など。
レンズのコーティングを劣化させます。

4.サングラスを外した際に、頭部に掛けない(帽子を被っていても)

芸能人や釣りプロがこのようにしているシーンも見かけるかもしれませんが、これをすることで、
・サングラスを水中に落とす可能性が高まる
・サングラスのツルの幅が広まり掛け心地が悪くなる
・レンズ内面の傷がつきやすくなる
など、あまり良いことはありません。

釣りプロの方は失くしたり、壊れたりしてもすぐまたメーカー提供される立場かもしれません。
同じように提供されるのであれば良いかもしれませんが、そうでなければ真似をされるのはお勧めしません。

実はレンズにこだわりのあるメーカーも、推奨していることではありません。

5.フレームのネジのサビに注意

ネジはサビますし、度が過ぎると折れてフレームに詰まります。
私も何度もこの状況を目にしています。

『湿気』と『汗』が影響しています。ご自宅ではなかなかすることはできないと思いますが、もしご自身でされる場合は
ドライバーと超音波洗浄機をご用意ください。ネジをいったん緩めてそれを超音波洗浄機に入れればネジ周りから汚れやサビが浮き出てくることが確認できます。その後は水分をよく拭きネジを締めなおして下さい。

これらは、ご自身が購入されたメガネ店では無料のはずですのでご相談してみてください。

6.汚れたパーツは交換可能

代表的なものは、鼻パット、先セル(耳の部分に触れるプラスチック)、ネジなどは交換しながら使うことは可能です。
購入店、または直接メーカーに問い合わせることで交換は可能です。

以前より間違いなくメーカーは取り扱い注意点について啓発をしています(それに伴って小売店も)

他にも細かい注意点はあるのですが、この機にお手元にある取扱説明書や各レンズメーカーホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか?

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奥山剛さんプロフィール画像
PROFILE:奥山剛(有限会社メガネのおくやま

岩手県花巻市出身1982年生まれ
日本眼鏡技術者協会 1級眼鏡作製技能士
釣りやアウトドアシーンでのオーダーメイド偏光サングラスの相談も多く対応している。自身で組み立てする偏光サングラスの製作本数は年間300本以上

メガネハウスおくやまのFacebookにて『メガネ選びの参考に』というタイトルで目とメガネに関する情報も投稿していますので、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。

[奥山剛 Facebookプロフィールページ]

 

※写真・テキスト/奥山剛

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