釣行記

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良型ヒラメを狙える仙台湾のイワシ泳がせ釣り

編集部 2024年10月5日 更新

今季2枚のメーターオーバーも上がるなど好調が続いている塩釜まがき港・漁安丸のヒラメ泳がせ釣りを取材してきた。ハピソンガールみなせちわちゃん、ハピソンプロスタッフおがPの2人は釣ったヒラメをマルチ絞め具でしっかりと血抜きまでして持ち帰った。
※2024年10月掲載。


連日80cmオーバーの大型ヒラメが上がる仙台湾のヒラメ船

塩釜まがき港から出船している漁安丸のヒラメ船は80cmオーバーの大型ヒラメを連日のように釣り上げ、今シーズンもすでにメーターオーバーを複数枚キャッチしている。その情報を聞きつけたハピソンガールみなせちわちゃんとハピソンプロスタッフおがP(尾形慶紀さん)の2人は大平目を夢みて9月中旬に釣行。

まだ暗いうちに塩釜まがき港の岸壁に集まり、水深40~50mの仙台湾のポイントへ。朝方はちょっと波気があり体を支えるのが少し大変なコンディションだったが、ヒラメの活性はマズマズで序盤からレギュラーサイズのヒラメが次々と上がり始めた。

塩釜まがき港の岸壁で出船準備中の漁安丸
朝のうちは少し波の残る条件だった

皆さん順調にヒラメを釣り上げていった
おがPとちわちゃんはヒラメ竿に電動リールのタックルでスタート
「電動リール用バッテリーコンパクト」(ハピソン)
腰巻きベルト付きで、体に装備して動きながら釣りをすることができる電動リール用バッテリー(今回はヒラメ釣りなので置いて使用した)。丸1日、電動リールをフルスペックで使用しても余裕のあるパワーがあり、さらにUSB出力端子も装備しているので災害時などの非常用バッテリーとしても活用できる
餌の活きイワシ。この日は大型のいいマイワシが手に入った
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ハピソン×津本式シリーズの計測マルチ絞め具で脳絞め&血抜き

ちわちゃんとおがPの2人は前回釣りTikiの取材以来のヒラメ泳がせ釣り。ロッドもおがPが借りてきたもので、「餌が暴れているけどアワせるタイミングがわからない」とか、「つい反射でアワせちゃった!」という初心者モードから少しずつ感覚を取り戻していった。

喰わせて竿を曲げたのはおがP
「餌が弱ってきていたのでどうかな~と思ったのですが、2mくらい浮かせたところにガツンと喰ってきてくれました」
ハピソン×津本式コラボシリーズの「計測マルチ絞め具」で早速脳絞めと血抜き

絞め具は大小2種類に血抜き用のナイフ、フィッシュピック、計測マーカーを装備している。ヒラメの場合は大型でも絞め具(小)で大丈夫。ゲストに釣れることの多い大型のワラサ、ブリやマダイなどに絞め具(大)の方は活躍する
ナイフで血抜き処理後はしっかりとフリフリしてきれいに血を抜いておく。この時点ですでに血が固まり始めており、残さず血を出しておくことが後で美味しく食べるために重要になる


ヒラメの処理を動画でチェック!

ハピソン(Hapyson)
これ1本でいろいろな魚を船上で絞めることが可能。
 
右舷側では83cmの大型ヒラメが上がって、アタリも活発な時間帯に入った

ちわちゃんLEDシンカーでファーストヒラメ!

餌のイワシがヒラメから逃げて暴れる感覚をつかみ、誘いながらしっかり喰い込みを待ってファーストヒラメキャッチ

自分で持ってきた手巻きのタックルにチェンジして連続ヒット。ちわちゃんはコツを思い出した様子

水中で自動点灯して集魚効果を発揮する「LEDシンカー」の60号を使用。以前からヒラメ釣りで水中ライト類を使う人は多いが、これなら自動点灯・消灯式なので消し忘れの心配もなし!朝方はグローカラーが好調だった

「LEDシンカー」(ハピソン)
この日は60号を使ったが、30号、50号、80号もあり、それぞれグロー、赤金、蛍光イエローをラインナップしている
波は次第におさまってきたが、終日曇天の空模様。この照度もシンカーのカラーや光に関係したかもしれない

感覚をつかんで後半サイズアップ!

朝イチのプチラッシュのあと少し活性が下がったが、昼前頃にふたたび活性が上昇。LEDシンカーのカラーも変えて試してみたところ、日中はアカキンの反応が良いようだった。

おがPにムーチング竿を絞り込むちょっと大きそうな魚がヒット
釣れてきたのは70cmくらいの良型ヒラメ。「着底してすぐ当たったのですがエサを取られてしまって、エサを付け替えて落としたらすぐに喰ってきました。もう後半なので餌をケチらずどんどん付け替えることにしたのが良かったかもしれません」
今度はマルチ絞め具のナイフのみで脳絞め&血抜きをしてみた。絞め具に特化した形状のナイフのためマルチに使用できる。絞め具の方が絞めやすい魚もいるので、魚種や使いやすさにあわせて使い分けられる
おがPはサポートに回り、ちわちゃんも枚数を重ねていった

高活性な時間帯に入って次々とヒラメが上がり、餌も少なくなってきたことからそろそろラストポイント
最後の流しに入り、船長さんがスパンカーの片付けに入ったタイミングでちわちゃんヒット!
食べ頃の良型にサイズアップ。後半はすべて赤金色のLEDシンカーでの釣果だった
ちわちゃんはおがPを参考に初めてヒラメの脳絞めに挑戦。ヒラメの場合は他の魚と形が違うため分かりにくいが、エラブタの内側の線と側線の延長線が交わる通称“T字”と呼ばれるポイントに絞め具を入れればOK
脳絞めと血抜きをしたあと氷で締めて持ち帰る(漁安丸では一人1個氷付き)

アニサキスライトでチェックしてからお刺身に

アニサキスが無いことを確認してから、安心しておいしいお刺身をいただきました。盛り付けに使っている雄勝産の石皿はそのまま冷やして保冷性があり、美しい平目の白身を際立たせる

ヒラメはこれから寒ビラメの季節へ脂も乗り、おいしくなる季節。よく肥えた寒ブリ、ワラサや秋サバなども美味しい季節だが、魚食性の魚はアニサキス症も心配なところ。一家に一台のアニサキスライトさえあれば、先にアニサキスの有無を確認しておいしくお刺身を食べることができる。秋が旬のサンマなどにも良いので、まだ持っていない方は是非チェックを。便利な充電式もあります!

ハピソン(Hapyson)
便利な充電式になって長持ち、明るさもアップしてアニサキスを見付けやすくなった。
 

遊漁船紹介:漁安丸(塩釜まがき港)

漁安丸
■予約TEL:080-5567-4678

緑色の船体がトレードマーク!塩釜まがき港から大船長の嶺岸好光さん、若船長の嶺岸歩夢さんが漁安丸、第八漁安丸の2隻体制で出船中。綺麗で快適な船に、的確なアドバイス、丁寧なガイドで信頼を集めている。
これから10~11月にかけて引き続きヒラメ船で出船するほか、11月からはイソメ餌の根周り船(年越しナメタなど期待)が出船開始予定。アジビシ船やジギング船など希望にあわせた釣目で平日もほぼ毎日出船している。

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※取材協力/ハピソン、漁安丸

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