スルメイカの下準備
今回の素材は、夏から冬にかけて東北に回遊してくるスルメイカ。腑を抜いて洗うだけと、さばき方は非常にカンタン!ここで紹介するレシピはいずれも加熱調理のため、皮は付いたまま(⑥まで)でOK。刺身のように生で食べるレシピでは⑦、⑧の手順も行って、皮を剥いてから盛り付ける。
胴のすき間に指を入れ、つながっている部分を切り離す。
胴からワタを引き抜く。
肝が半分ほど出てきたら、まな板に乗せてまっすぐ内臓を引き抜く。
胴の中に指を入れて、軟骨を取る。
エンペラと胴の間に指を入れて切り離す。
胴からエンペラを引き剥がし、黒っぽい部分の皮も取り除く。
肝に付いている墨袋を破かないように丁寧に取り除く。
肝の周りに付いたエラや生殖巣などもきれいに取り除く。
写真の位置で頭足部と肝を切り離す。
特に長い2本の足の先端を切る。
両眼の間を切り、下足を開く。
しっかり開き、両方の眼とクチバシ(カラストンビ)を取り除く。 ※このとき、目玉を潰すと汁が飛ぶので、流水下や水中で作業するのがオススメ。
エンペラの端の軟骨状の部分を切り取る。
エンペラの上下両端を切り取る。
刺身にする場合は表面の皮を剥く(加熱して食べる場合は不要)。
エンペラを取った時に出来た皮の切れ目から皮を剥ぐ。スルメイカには薄い皮が3枚あるが、このうち2枚目まで剥ぐ。1枚目だけだと皮の色が残るし、3枚目まで剥いでしまうとイカの表面がザラザラになってしまう。
きれいに剥けたところ。上手く剥がれない場合はフキンなどを使うといい。
イカの正面(黒い筋があった部分・軟骨が付いていた部分)を横向きにして、その面から胴を開く。
胴の下端と、先ほど開いた部分(軟骨の周り)を取り除く。この後、好みの厚さに切って盛りつければ、刺身やイカそうめんになる。
(TEL)022-263-0109 (住所)宮城県仙台市青葉区国分町2-10-15 ピースビル国分町B1F (営業時間)17:00~翌5:00 (定休日)日曜、年末年始
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