釣行記

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Hapyson密封パック器で釣果をおいしく保存!熟成魚食べくらべ釣行

編集部 2023年12月9日 更新

ハピソン×津本式シリーズ第3段として「密封パック器」が2021年12月新たに発売される。血抜き処理した魚を脱気保存でき、最近人気の「熟成魚」にも適したアイテム。今回はハピソンガールのみなせちわちゃんが宮城雄勝沖に釣行。アイナメを狙い、数日前釣って寝かせた(熟成させた)アイナメと食べ比べに挑戦しました!



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ハピソン×津本式コラボシリーズ第3弾「密封パック器」が登場

究極の血抜きで知られる津本式とハピソンのコラボシリーズ。魚を締めたり、捌いたり、万能魚ハサミの「計測マルチハサミ」、携帯してどこでも血抜き処理ができる「津本式血抜きポンプ」に続く、第3弾「密封パック器」が発売される。

今度のアイテムは釣った魚を専用のパックに真空状態で密封パックできる商品。釣った魚を新鮮な状態で保存、熟成させたり、液漏れの心配をせずに保存、運搬したりできる。大小の魚の切り身、一尾まるまるどちらにも対応。魚以外にも肉など、保存ペーパー等を使用しながらの熟成にも対応している。

この12月、ハピソン×津本式シリーズが第3弾までが揃った!
津本式シリーズ第3弾「密封パック器YH-360」
この12月に発売されたばかりの新製品は、魚の切り身や丸の魚を真空パックで保存できるアイテム。流行の熟成魚に挑戦したり、お肉など色々な食材の鮮度保持に大活躍!
[FACEBOOK関連投稿]
シールボタンはパック用の袋の両端を閉じるためのボタン。脱気ボタンは弱と強があり魚種やサイズに合わせ使い分け可能。普通の切り身や小さい魚は弱、強の方は魚を丸ごとパックする時などに


ハピソン
究極の血抜きで処理した魚を熟成させるためのマストアイテム!
専用の抗菌ロール袋はハピソンショップで購入可能!
[津本式密封パック器用抗菌ロールパックHapyson Shop]
大好評で発売即売り切れ続出だった第1弾「計測マルチハサミ」
脳締めピック搭載、分解してナイフとして使用できる


ハピソン
魚を締めるだけでなく、内臓処理やウロコ処理なども出来る万能ハサミ。
「津本式血抜きポンプ」
充電式ポンプを搭載し、自宅、野外の場所を問わず究極の血抜きを実現するアイテム。2Lタンクは付属のもののほか、市販のペットボトルを予備ボトルとして使用可能。携帯可能なサイズながら高水圧でしっかり血抜き&神経抜きが出来る


ハピソン
魚の悪い血や老廃物を排出することで、臭みのない美味しい魚を頂くことができる。
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今季はちょっと厳しめの雄勝沖のロックフィッシュ

釣り物はおがP船長のフッシングガイドサービスGroovyでロックフィッシュ(アイナメ)を狙った。例年ならロックフィッシュハイシーズン後半に入る11月末だが、今季は高水温や悪天候続きでなかなか調子が上がらず。

メンバーはハピソンガールのみなせちわちゃんとハピソンプロスタッフのおがP船長に加え、歌津・大隆丸の甥っ子さんのYUUTAくんに助っ人にきてもらった。普段は魚市場に勤めているそうで、食べ比べ企画でのご意見にも期待!

気温の低い朝、蜃気楼で沖の笠貝島が浮いて見えた(浮島現象)
その笠貝島からスタートしたが、うねりの残りと風が予報より強く場所移動
助っ人YUUTAくんは歌津・大隆丸さんの牧野船長の甥っ子であり、普段は魚市場に勤務
宮城出身のみなせちわちゃん。ミッションを達成したらジギングをさせてもらえるということで、早い段階での本命確保を目指す
岸際からちょっと落ちたところまでシャロー中心に狙った
ちょっと小さめですが本命アイナメをキャッチ!
ベンチに正座して狙う珍しいポーズ。正座ロック?

中型サイズはコンスタントに釣れるが大型がなかなか出ず

好調とはいえないちょい渋めな釣況だったが、YUUTAくんは中型アイナメを連発。今回は本命でないベッコウゾイなども釣り上げていった。

いつもなら喜ばれるベッコウゾイだが、狙うは良型アイナメ
時化の影響が残り、牡鹿半島のカゲになるエリア限定での釣りとなった

少しサイズアップしたものの、もう一声!

中型サイズがポツポツ釣れてくるが、食べ比べ企画のことを考えるとアイナメの45UPが欲しいところ(熟成させている魚はかなり大型のため)。エリアも限られる中、魚が出そうな実績ポイントでは少し粘ってサイズアップを目指した。

ちわちゃんの正座ロックに付き合って?おがP船長も正座しながらアドバイス
アドバイスの甲斐あってか、ちわちゃんに釣れたランカーアナハゼ(?)。アナハゼにしては大型の部類だ
練習中のブルーインパルスが上空を通過

終了時間間際におがP船長良型キャッチ!

取材開始時、今日はKY船長にならず操船に専念すると言っていたおがP船長だが、たまらずロッドをもって実釣に参戦。自らの手でミッション達成となる45UPのタイナメを釣り上げた。

岸寄りのポイント1か所でオスのアイナメ3連発。今がチャンス!
ちわちゃんも自己サイズアップ
結局、当日最大のアイナメを釣ったのはおがP船長。45~46cmくらいの良型
ミッションを達成し、七輪で焼き物をして休憩。ジギングのポイントも回ってみたが、思ったより風が強く、時間も少ないので帰港した

マルチハサミと血抜きポンプで完璧に下処理する

帰港後、最後におがPが釣ったアイナメを津本式シリーズで締めて、密封パックに保存するまでを動画で撮影させてもらった。また、5日前に釣ったアイナメを密封パックで熟成したものと、この日のアイナメの食べ比べも実施!

津本式の究極の血抜き術に基づき、活魚で持ち帰った魚を丁寧に処理していく。まずは「計測マルチハサミ」で脳締め。脳締めで魚を暴れさせなくすることで魚のトゲなどで怪我をすることも防げる。

続いて、エラ蓋の間からハサミの細い方の刃を入れて、中骨の下をかき切るようにして血抜き。海水を入れたバケツにつけて血を出す。

血抜きが終わったら、血抜きポンプの準備として尾の付け根のあたりに切れ目を入れる。中骨の上に神経穴、下に動脈が通っているので、中骨までしっかり切るが、尾は完全に切り離さないで残しておいたほうが作業しやすい。

尾の付け根に切れ目を入れたところ。中骨の上(写真手前)が神経で、中骨の下(写真奥側)が動脈になる
尾側の神経穴から水流を流すと、脳締めした穴から神経が飛び出してきた(写真の白っぽいのが神経)。これで神経締めをしたのと同じことになる

密封パック器で熟成魚をつくる

密封パック器の使い方は、まずは専用ロール袋の端を「シール」し、切り身(今回はアイナメの半身)の大きさに合わせてロール袋をカット。ここに半身を入れ、脱気「弱」モードで真空化し、「シール」で閉じるだけとカンタンだ。「シール」するときに袋が濡れていると上手に圧着できないケースがあるのでそこだけ注意しよう。

密封パック器は魚以外にも肉などいろいろな食材の保存に活用できる。日付や中身をメモできるスペースがあるので、熟成期間をずらすなどしてベストな熟成具合を探ることも可能。今回はそのまま真空パックしたが、熟成させるときは保鮮シートなども活用すると良いだろう。
[関連]釣った魚を冷蔵庫で保存する 保鮮シート&脱水シートの使い分け



ユニ・チャーム
余分な水分(ドリップ等)を吸収し、鮮度と旨味を保つ効果がある。
ラストは密封パックで5日間熟成させたアイナメとの食べ比べを行った

キープした魚は津本式シリーズで美味しくいただく

ちわちゃん、YUUTAくんの2人に5日間寝かせたアイナメと締めたてのアイナメの食べ比べをしてもらった。ちわちゃんに味の違いは判るのか?格付けチェック風動画はコチラ↓

結果は、捌き方がちょっと異なったのとアイナメは産卵期で魚の個体差も大きいので、見た目を分からなくした状態ではちょっと分かりにくかったみたい。

熟成させた魚は余計な水分がしっかり抜けて、まったりと食べやすくなっていたようだ。釣った当日の魚も津本式でしっかりと血抜きしたので、アイナメ独特の臭みなどはほとんど無く、活きの良さをしっかり味わうことができた。

ハピソン×津本式シリーズは魚を適切に処理し、美味しく食べるためのアイテムが充実している。熟成魚は非常に奥が深く、魚種や同じ魚種でも季節によって熟成の具合が大きく異なるともいわれている。長期熟成にハマった人も多いので、色々な仕立て方を試してみていただきたい。

なお今回、食べるために持ち帰った以外のアイナメはリリースした。今後も自然と資源のことも考えつつ、命をいただく魚はできる限り丁寧に美味しく食べてあげたいですね。

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※2021年11月29日取材、12月14日掲載。
※取材協力/ハピソンGroovy



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