志津川湾ボートロックをNEWサイファリストHRXプロスペックで実釣!
サイファリストHRXプロスペックの開発に携わった千葉正博さんを迎え、盛期に差し掛かった南三陸町のボートロックを取材してきた。激風&激シブの難コンディションを千葉さんはどのように釣ったのでしょうか。
※2021年12月掲載時の情報です。
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NEWサイファリストHRXプロスペック先行5機種+来春にはロングロッドも追加!
東北ロックフィッシュ用ロッドとして開発された「サイファリストHRXシリーズ」。新シリーズの「サイファリストHRXプロスペック ハードロックフィッシュエディション」は新開発のカーボン、製法により軽量化し、操作性を向上。ロッドバランスをこまめに調整できるコンフォータブルバランサーシステムや、シリーズ初のソリッドティップ仕様をラインナップするなど大幅な進化をとげている。
今回の取材ではいずれもボートロック対応のベイトモデルCPRC-73MMH、CPRC-75MHSの2本を中心に使用した。また、すでに発売中の5機種に加え、2022年3月にはロングロッドのCPRC-88HH、CPRC-98MMH、CPRS-85MHがシリーズに追加されるということで要チェックだ(詳細なスペックはバレーヒル公式ホームページに掲載)
「サイファリストHRXプロスペック ハードロックフィッシュエディション」(バレーヒル公式)
NEWサイファリストHRXプロスペックを千葉正博さんが解説
ロングロッド3機種をバレーヒルロッド開発担当の藤井さんが解説
風予報が心配されるなか南三陸の志津川湾にて実釣スタート
千葉正博さんが実釣したのは11月26日。取材当日は午後から西風が強くなる予報。現地入りした午前7時にはすでに弱風で釣りをできるポイントが限られていた。風波も立っており遠くまでの移動も難しい状況。風裏ポイントを拾い釣ることとなった。
今シーズンはシケる日が非常に多く、荒れがようやくおさまったばかりの当日は魚の情報が皆無で蓋を開けてみなけらば分からない状況。吉と出るのか凶とでるのか。
超有名ポイントの南三陸ホテル観洋下
始めに入ったのは南三陸ホテル観洋直下。断崖の上にそびえ立つホテルに風もさえぎられベストなコンディション。あとはスポーニングに差し掛かった良型のアイナメを狙い撃つだけ。シケ前の釣行では、ポツポツではあるが良型も釣れていたこともあり期待は十分だ。
最初に岩礁周辺を探ってみたが全く反応は無かった。徐々に船を流しながらポイントを探ってみるもバイトなし。ここで少し粘ってみたものの、午後からの強風が差し迫ってきており見切りをつけ、今度は潮通しの良い藻場が点在する荒島周辺を狙うことにした。
ポイント移動直後 荒島エリアで良型アイナメキャッチ
場所を変えて最初に沈み根を探るとコツン、コツンと小さいながらもバイトがあった。先程の全く反応が無かったポイントとは打って変わり魚の姿が見れるチャンス到来。
再度、投入し丹念にバイトのあったポイントを流した瞬間、千葉さんのロッドが大きく弧を描いた。サイズ的にはマズマズの様子。首振りダンスからもズッシリと重量感が伝わってきた。姿を現したのは40cm超のアイナメだった。良く見ると1回は産卵したであろうメスの個体。
風がさらに強まる前に実績ポイントを撃っていくが・・
続けて周辺を探ると今度は30㎝級の小型アイナメがヒット。そしてまたまたヒット。どうも魚の着くポイントが限られ居る場所と居ない場所がはっきりと分かれており、高実績だったのは藻が絡むポイントだった。
急激な水温低下、強風、ターンオーバーも重なり悪条件下の激渋ロックとなった。スポーニングの魚は水温変化でナーバスになることが多いだけに、今釣行での良型アイナメは価値ある1匹となった。
2021秋冬のロックフィッシュシーズンは時化続きでなかなか釣りをできない日が続いてきたが、シーズン中盤を過ぎた12月中旬、ここにきて好釣果の声も届いてきている。これからアフタースポーニングのシーズンにも期待したい。
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※協力/バレーヒル