道糸、仕掛け
特にこだわらないのであれば、ウキ釣り用の仕掛けセットを使えばOK。竿の長さと同じくらいの長さの仕掛けを選択すると良い。
自作する場合もカンタンな仕掛けで十分に楽しめる。0.8~1号くらいのナイロン道糸にウキ止めで小型のウキを固定。ハリス付きハリを直結か自動ハリス止めで接続し、板オモリでウキの浮力を調整する。ウキはトウガラシウキが扱いやすくておすすめ。
ささめ針(SASAME) W-612 池・川ウキ釣り2.7m 4 0.6
サンライン(SUNLINE) ライン SIGLON ベーシック 10m 0.8号
シーズン
フナ釣りが一番楽しいのは春のノッコミの季節。3~5月頃の産卵期は、水路内や藻場などの浅場に良型が集まり、活性が高まる。
産卵後は徐々にポイントに散らばり、夏場、水温が上がると活性が下がるが、水温の安定した流れ込み付近や木陰などを狙うと釣果が得られる。
秋以降は越冬のためにカケアガリや深場にポイントが移る。水温低下とともに食いは渋くなるが、溜まっているところを狙うとカキノタネと呼ばれる小型の数釣りが楽しめる(寒鮒釣り)。また、冬場も条件次第ではストラクチャー周りから良型が単発で釣れることもある。
釣り方
ウキ釣りではまずはウキの浮力とタナを合わせることが基本。板オモリは自在に切って調整できるので、ウキが倒れず、沈みすぎない重さに調整する。
フナなどコイ科の大多数は底のエサをあさるタイプの魚なので、タナ(ウキからオモリの深さ)は水深に合わせるのが基本。流れの中などで流れてくるエサを待っているような状況なら、タナを浅めにして対応する。
アタリはチョンチョンとエサをつっつくようなアタリが出ることが多い。ここで即アワセは禁物で、魚がエサをくわえて走った時のアタリ=ウキが横に動くか下に沈み込むようなアタリにアワせるとハリ掛かりすることが多い。何度かアワせているうちに自然とタイミングはつかめるようになる。
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