宮城・雄勝湾内で楽しめる!剣先イカ&麦イカ(スルメイカ)
昨年から宮城沿岸で人気急上昇中の剣先イカ(ケンサキイカ)が今年も釣れ始めた。岸壁、堤防から釣れている場所もあるが、船で少し出ればより確実ということでハピソンガールみなせちわちゃん、ハピソンプロスタッフおがP(尾形慶紀さん)は雄勝湾内へ出船した。
※2024年6月掲載。
港を出てすぐの湾内が釣り場
東北の夏イカといえばスルメイカ(ムギイカ)が主流だったが、宮城から岩手沿岸でケンサキイカが釣れるようになり夜イカ人気はさらに上昇中。取材を行った5月末頃は石巻・女川エリアでも釣果が上がり始め、「今年は初めてだから釣れるかどうかわからないけど、多分釣れます」とのことで、おがP操船の遊漁船Groovyは試し釣りがてら今季初出船。
夕方明るいうちに雄勝漁港に着くと、岸壁にはアジングライトの用意をする釣り人の姿が。お話を伺うとやはりイカ狙い。春から漁港周りでアオリイカやコウイカ、ヤリイカにヒイカ、ムギイカ、剣先イカなどいろいろな種類のイカが釣れているようだ。
船を出してちょっと走ると、道の駅沖付近の水深20~30mに魚探反応。ちわちゃんはイカメタル、おがPはLEDシンカーのオモリグで狙ってみることに。
徐々にケンサキイカが集まり出してサイズもアップ!
最初は小さい夏スルメ(麦イカ)から始まり、ここはムギイカばかりかと思っていたら赤っぽい色の剣先イカが登場。そこからケンサキ、麦イカが混じりで釣れるようになった。
1時間ほど過ぎると集魚灯の効果が効いてきたのかベイトフィッシュが目立ち、水面で小サバがバシャバシャするようになってきた。後半はケンサキイカの割合が増え、サイズ的にも少し大きいものが上がり始めた。
ケンサキイカは比較的浅いタナから釣れる
ケンサキイカは海面から10mくらいまでの比較的浅いタナで釣れることが多く、集魚灯のすぐ下に見えるようなイカも多かった。
最初、オモリグで狙っていたおがPは湾内で潮が緩いこともあり、スピニングタックルのエギングで表層付近を攻めてみることに。すると、集魚灯の光の境目付近から良型の剣先イカがヒット!光の真ん中付近にはサバ等が多いこともあり、光の周りの少し暗くなっているあたりを狙うと剣先がよく釣れてきた。
夜から出船のイカ釣りショート便は今後も期待大
コンスタントに釣れ続けるので止め時を失い、日没から22時過ぎまで釣って2人で44杯の釣果。ちわちゃんのイカメタルは無交換で終始安定。いろいろテストしたおがPもエギングのコツをつかんで後半楽しむことができた。
雄勝の剣先イカはまだ始まったばかり。Groovyで夜のショート便の出船もスタート。石巻近郊の方であれば日中仕事の後から楽しめるプランになっているので、いま話題の剣先イカのイカメタル&エギングにチャレンジしてみていただきたい。
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※取材協力/ハピソン