酒田沖のマハタとオニカサゴ高級根魚リレー
がまかつLUXXEフィールドスタッフの武山重之さんが山形県の酒田沖に釣行!ディープロックとスロージギングで高級根魚を狙った時の模様をレポートします。
※2024年6月掲載。
朝イチはローライトのおかげか根魚好調
「今年はサクラマスに通っていたのでなかなか海に行けませんでしたが、6月に入りようやく酒田のオフショアに釣行することができました」という武山さん。釣行日は6月9日、酒田港の遊漁船イザナミで出船。
朝イチは水深30~40m付近のディープゾーンのワーミングからスタート。午前中は曇りでローライトな条件が良かったのか、マハタ、マゾイの根魚が好調に釣れてきた。
「レンジスイマーロングキャスト35g」(がまかつ)に、水深に合わせてタングステンバレットシンカーを追加してウエイト調整。ワームはベイトブレスの「TTシャッド4インチ」カタクチイワシカラー。
「釣り方は根周りのスイミングなのですが、あまり角度を付けると根掛かりが多くなるので、セミバーチカル気味に誘うようにします」
魚探を見ている船長の指示に合わせスイミングさせるのだが、水深に合わせてボトムをトレースしていると、根のキワのショルダー部分からヒットすることが多かったそうだ。
後半はスロージギングでオニカサゴ狙い
続いては水深120m前後の少し深い海域へ移動し、スロージギングで高級魚のオニカサゴ狙い。
170~200gのジグを使用し、底から3mくらいのボトムの釣り。フォールして着底した瞬間から立ち上がりのアクション時にヒットすることが多いので、根掛かりに注意しつつ集中。オニカサゴも良型を数本キャッチすることができた。
ミドルレンジで鯛ラバなども楽しい季節
この日釣りをしたエリアのほぼ中間、水深50~80mではマダイも狙うことができる。中深海ではアカムツ(ノドグロ)やアラも釣れている。初夏の釣り好季、気持ちのよい陽気で釣りを楽しめるチャンスだ。
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※写真、解説/武山重之