ディープタイラバで狙う酒田沖のマダイ

武山重之 2025年2月6日更新

酒田沖の春マダイののっこみシーズンまではあともう少しだが、水深150～160mのディープゾーンでは安定してマダイが釣れ出している。石巻の武山さんが今季初タイラバ釣行をレポート！
（2025年2月掲載）

前週はイルカパターンでマダイ爆釣！

「マダイの調子がよくなってきたよ？と酒田の遊漁船イザナミさんからお誘いがあり、2月1日に今季初めてのタイラバ釣行に行ってきました。前週はイルカパターンだったそうで期待しましたが、この日は潮が緩く一転して厳しい状況でした」

前週のイルカパターンはイワシベイトをイルカが追い回し、そのおこぼれ目当てにマダイが集まり、喰いが立ったそう。この日はその時とは状況が一変してマダイは沈み、ボトムから15mの底層の釣りになった。

「0.1ノットの潮で厳しかったのですが、それでも60cmクラスを2本キャッチできたのでこれからシーズンがたのしみです。状況によってレンジが全然違うので、カウンター付きのリールを使った方が良いですね」

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この日はフグが多く、スカートを千切られるので、「スイベルソケットシステム」でスカートチェンジがラクなのがかなり助かった。ヘッドカラーとともにスカートのカラー、形状を使い分けて、ベイトの状況に対応しながら釣りを楽しむことができる。

ディープの釣りは手巻きだと巻くのが大変だが、マダイとのやり取りを長く楽しめる面白さも。ジグで釣っていた人にはアラも釣れていたり、アマダイのポイントもあるなど、深場ならではの美味しいターゲットも色々狙うことができる。

「心配していた山形の積雪も、山越えは結構雪があったのですが、酒田に着いたらほとんど問題ありませんでした。雪シロのシーズンになるとサクラマスも気になりますが、次回はカラーローテーションなども意識しながら酒田のマダイシーズンも追っていきたいと思います」

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※写真・解説／武山重之（がまかつLUXXEフィールドスタッフ、ベイトブレスフィールドスタッフ）

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