釣行記

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奥松島・宮戸島周辺の堤防釣り場・防波堤ガイド[里浜、月浜、大浜、室浜]

編集部 2021年4月26日 更新

仙台と石巻の中間に位置し、釣り人に人気の奥松島エリアの漁港、堤防を紹介します!

2011年の震災後、復興工事が進んで月浜は海水浴場もオープン。被災地巡りの観光客は減少傾向ながら、嵯峨渓の遊覧船など立ち寄れる観光スポットも出来てレジャーがてら釣りを楽しめるようになった。

夏から秋はサビキ釣りの小魚や、青物の回遊にも期待。島内の砂浜は海水浴シーズンを過ぎればフラットフィッシュの実績も!
※2017年9月取材、掲載。

 
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里浜漁港と奥松島縄文村

宮戸島に入り、すぐ右手にみえてくるのが奥松島縄文村。そのすぐ裏手にあるのが、里浜漁港。船溜まりと小堤防の小さな漁港で水深が浅く、釣れてくるのはハゼやタナゴなど小物中心。岸壁の一部が車両立ち入り禁止になっているので、漁業関係者の迷惑にならぬよう注意が必要。

奥松島縄文村は周囲一帯がさとはま縄文の里史跡公園になっていて、縄文時代の里浜貝塚の跡などをみることができる。歴史資料館には貝塚についての展示や企画展なども行われていて釣りのついでに寄ってみるといいかも(水曜定休)

里浜漁港の岸壁
真ん中から先は車両立ち入り禁止。漁船の船溜まりなので、漁師さんの迷惑にならないような配慮が必要
漁船の無いスペースのチョイ投げ、探り釣りでハゼや小型のタナゴなどを狙える
里浜漁港と隣接する奥松島縄文村
付近は公園化され、里浜貝塚をはじめとした縄文時代の生活を知ることができる
歴史資料館は大人400円、高校生300円、小中学生150円(水曜定休)
[関連]

身近な釣り場・里浜漁港

夏場は海水浴場がオープン!月浜海岸、月浜漁港

夏場は海水浴場として賑わう月浜海岸。隣接する漁港は釣り場になるが、防潮堤が完成し、車では入ることができなくなった。車は海水浴場の駐車場などに停め、歩く必要がある。

一帯は砂地に根が点在し、投げ釣りやルアーでカレイ、アイナメなどを狙える。海水浴シーズンを除けば砂浜も実績あり。

海水浴客でにぎわう月浜海水浴場。海水浴シーズンが終われば投げ釣りやフラットフィッシュの釣り場になる
防潮堤が完成し、堤防へはこの階段を歩いて行く
月浜漁港
防波堤先端部
堤防の外側はテトラ帯になっている
一般車両は進入禁止になっているので、海水浴場の有料駐車場などに駐車して歩く必要がある
海水浴場のトイレが整備されている

奥松島の人気ナンバー1釣り場!大浜漁港

奥松島で最も安定した実績で知られる人気釣り場。防波堤の先端付近は潮通しが良く、青物などの回遊期待。周囲の砂地はフラットフィッシュも実績。港内などは小サバなどのサビキ釣り。年によってはアジが釣れることもある。

大浜漁港内の岸壁。復旧工事はほぼ終了している
釣り人に人気のある赤灯台防波堤
防波堤先端付近は釣り人が集まるポイント
 
赤灯台付近ではショアジギングで30cm台後半のショゴ(カンパチの子)が釣り上げられていた
夕マヅメにかけて回遊待ちで来ていた青物狙いの方。防波堤の外海側はショゴやワカシなどの回遊に期待でき、取材の1~2週前には青物のナブラが立つこともあったそうだ
砂浜側の小さい堤防ではヒラメ、マゴチといったフラットフィッシュを狙っていた。こちらまで青物が回遊することもある
港内はタイミング次第ではサビキ釣りで小サバなどが釣れる
大浜の砂浜。海水浴シーズンが終わればヒラメ、コチやカレイを狙える釣り場
[関連]

身近な釣り場・大浜漁港

防波堤の先端は青物の回遊期待!室浜漁港

釣り場の中心は右側に突き出た防波堤。堤防先端付近は回遊次第でカンパチやイナダ、大型のサバなどを狙える。港内はサビキ釣りで小サバやサッパなどの小物釣り場。

大きな防波堤の周囲が釣り場。港内側はサビキ釣りやちょい投げ、テトラ帯ではウキフカセ釣りを楽しむ人もいた
港内のサビキ釣りではサッパや小イワシなどの小型魚を狙っていた
防波堤の先端付近。中大型のサバなど青物類の回遊に期待。この日も小型のカンパチを釣った人もいたそうだ
 
隣接する室浜海水浴場も整備が進んでいた

奥松島遊覧船乗り場「セルコホームあおみな」

2017年春、宮戸島の入り口にある奥松島遊覧船乗り場に多目的観光施設「セルコホームあおみな」がオープン。遊覧船の案内のほか、おみやげ物やソフトクリームなどを販売。足湯もあるので、釣行ついでに立ち寄って休憩できる。

案内所の営業時間は8時15分から17時。奥松島遊覧船は嵯峨渓コース(約60分)大人2,000円。年中無休!
待合所では特産品のおみやげやソフトクリームを売っている
無料の足湯も併設

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