船酔いの心配を克服!酔い止め薬の選び方・釣りの船酔い対策
釣りは好きだけど、船酔いがいやで船釣りは絶対しないという人も多いはず。でも、以前は船酔いしていたけど、酔い止め薬のおかげで船釣りが大好きになったという人もいっぱいいますよ!
酔い止め薬の飲み方
薬の説明書に従い、船に乗る1時間前から30分前くらいに飲んでおくのが普通の使い方。かなり酔いやすく心配な人は、前日の寝る前に酔い止めを飲んでおいて、さらに船に乗る前に追加で飲むようにすると効果が強まることが多い。これは船酔いと前日の睡眠との関連が深いことから、前日から酔い止めを飲むことで興奮、緊張を抑え、安心して睡眠をとれることが大きい。
また、ある程度船に慣れてきたら船に乗って酔い始めてから飲んだり、朝飲んでおいて、船上でちょっと危ないかなというところでさらに追加するのもアリ。ただし、薬が効きすぎると眠くなったり目が回ったりするので、釣りの後に車を運転する場合などは要注意!!
船酔いを防ぐために
・前日しっかりと睡眠をとる。
・前夜から胃もたれしやすい脂っこいものなどを避ける。
・空腹、満腹を避ける。
・オレンジジュースなど柑橘類は一般的に酔いやすいので避ける。
・服装はゆったりめにしてお腹を締め付けない。
・防寒をしっかりして暖かくする。
・アルコールを避ける。飲酒してアルコール臭のする人には近付かないようにする。
・新鮮な空気を吸う。可能であれば排気臭のする釣り座を避け、また船室内の空気が合わないようなら多少寒くても外で風に当たる方がよい。
・手元ばかり見ないで遠くを見るようにする(オマツリ時、エサ付け時など注意)
おすすめの酔い止め薬
「アネロンニスキャップ(エスエス製薬)」
酔い止め効果の強さに定評があり、編集部の周囲ではおそらく一番人気。効き目が強い半面、副作用もあり、体質により目が回る、頭がクラクラするとという意見も。カプセル式なのでカプセルを開ければ量を調整できる。1錠飲んでみて効きが強すぎた場合は次回から半分ずつ飲むのがおすすめ(朝に半分飲み、乗船後、必要に応じて残りを飲む)
「センパアQT錠(大正製薬)」
大正製薬の定番品。アネロンの副作用がきつい人などに愛用者が多い。QTは水なしでかまずにすばやく溶けるタイプ。普段は酔い止めを飲まなくても大丈夫な人も、船に乗って今日はあぶないかな?となった時に備えて持っておくと安心。
「トラベルミン1錠(エーザイ)」
1日1回1錠で効果が長持ちする酔い止め薬。ラムネのようにさっと溶けるタイプなので水なしでも飲むことができる。
読者の皆さんの酔い止め克服術
[追加情報:2016年12月26日]
■液体のトラベルミンを朝に家出る時1本、船に乗る時か出船してから直ぐ位にもう1本をすすめています(仙台市Oさんからの情報)
■アンプルですが、小林薬品のセイブ内服液がとても効きます。売っている店が中々ないのが難点です(世田谷区Nさんからの情報)
最近は飲みやすい液体タイプも増えてきました。錠剤に比較して効き目が早いという意見もあります。