春シーズンのカレイ投げ釣り!花見鰈の好季到来
春は漁港や砂浜から40~50cmの良型カレイを狙えるチャンス!サクラの開花と同時期に釣れることが多いため、「花見がれい」と呼ばれることも。仙台広瀬キャスターズの東海林誠さんに解説してもらいました。
※この釣行記は2018年4月に公開しました。
冬の夜投げシーズンから春の投げカレイシーズンへ
仙台の桜も満開になり、宮城では、『花見ガレイ』と呼ばれる春シーズンのカレイの投げ釣りが最盛期を迎えています!花粉症を発症している筆者としては、つらい時期でもありますが…(^-^;
さて、今年もお正月からほぼ毎週末、息子2人を連れて出撃しております!1~2月は尺ハゼ狙いや夜投げアイナメをメインに釣行しましたが、ともに例年より低調でした…。
特にひどかったのが2月初旬、昨年の同時期にアイナメが爆釣だった漁港の同じポイントに出撃するも、一晩に30cmクラスのアイナメがわずか数匹のみと大惨敗を喫しました…(>_<)
※場所によっては、夜に、アイナメよりもカレイが良かった場所もあったようです!
1月には、河口のヌマガレイ釣りにも出撃してみました!こちらは相変わらず堅調で、抱卵した28~35cmくらいのサイズが、半日で20枚ほど!
※ヌマガレイは独特の臭みがあり、食味もかなり劣るので、あまり喜ばれません。我が家では、ヌマガレイは持ち帰り厳禁なので、写真撮影後、全てリリース!
2月には産卵後のマコガレイが釣れ始め、まだ身がかなり薄く、アタリや手応えもイマイチでしたが、いよいよ荒食い開始といった感じ!その後、身がかなり厚くなってきており、今後はアタリも楽しめるようになります!
また、砂地のポイントを攻めた時には、50cmクラスのイシガレイも釣れ、先日は、運良く52cmの肉厚ホシガレイも来ました!この時は、沖向きにもの凄いパワーでグイグイ走るので、イシガレイの60cmクラスか、もしくはエイでも掛かったかと思いました!
3月に入ると、マコガレイもかなり身が厚くなってきて、派手なアタリ&底を這うような手応えも、かなり楽しめるようになってきました!ただ、例年通り、彼岸の頃からクサフグやヒガンフグなどのエサ盗りの活性も上がってきています…(予備のエサがかなり必要になります)
震災から7年経っても、まだまだ工事中のポイントも多く、釣り場選びにも苦労しますが、この先、6月頃にかけ、宮城の投げカレイはベストシーズンを迎えますので、皆さんもぜひ投げ釣りに出撃してみて下さい!
今季はタラが釣れません・・
2月末から計4回、平日の夜に牡鹿~女川にタラ狙いで出撃してきましたが、今年は全然アタリがありません…(>_<)
例年なら時期的に『投げ真鱈』の最盛期のはずで、行けば複数回アタリがあり高い確率で捕獲できるはずなのですが、クラブのメンバーも苦戦中…。今年は特に接岸している個体数が少ないとの情報もありますが、もう少し通ってみたいと思います!
大物狙いの投げ釣りにはナイロンラインがおすすめ
今年から、「アトミックスライダー(爆釣夢追人)」のフィールドテスターとして活動していくことになりました!
昨年のマダイ釣行記でも紹介しましたが、ナイロンラインのアトミックスライダーはかなり強力で、3号でマダイの1m超えの投げ釣り日本記録更新の実績もあり、全国各地で大物が多数仕留められています!
筆者も九州でコロダイ76cmを仕留めたとき5号を使いましたが、安心して余裕を持って対応できました!
これから本格的に投げ釣りを始めたい方、大物を狙っていきたい方には、ぜひお薦め致します!
※宮城では、キャスティング石巻店で展示販売しています。
また、投げ釣りに最適なハリ「シーフォースサーフ(まるふじ)」も紹介します!この針、針先がとても鋭く、針の形状により、鯛類は口元(カンヌキ)を貫通!カレイやアイナメも、バラすことがほとんど無くなりました!
今年、さらに大物狙いの新シリーズ針が発売されますので、ぜひお試しください!
釣りエサはつりえさ倶楽部マリンで
エサは仙台新港近くの「つりえさ倶楽部マリン」で購入。活きのいいアオイソメが安くて、まとめ買いがさらにお得!岩ゴカイやユムシ、コガネムシなども常に活きのいいのが入荷。通販もお得!
■TEL:022-786-3580
■朝4時(土日3時半)の早朝から営業。
お店に行けない場合も予め自宅にエサを届けておいて釣行することが可能!
[通販ご利用案内]
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家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属
※取材・テキスト/東海林 誠
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