桧原湖スモールマウスバス 虫パターン中毒にご注意!
数ある桧原湖のパターンフィッシングの中でも人気トップクラスなのが、春ゼミ、夏ゼミ、毛虫などを意識した虫パターン。中毒性のある面白さで、シェードの下などへのキャスティングが決まって、バスが水面を割った時には興奮度はMAXになる。
※2016年9月掲載
シャローの落下物を探して回遊するバスもいる
桧原湖のスモールマウスバスはディープのワカサギパターンが定番だが、藻場のエビ類やヤゴと並びセミパターンもよく知られるところ。
夏場などに面白いのがシャローの虫パターンで、バスが落下昆虫を待ち構えているオーバーハングのシェードのほか、藻場やカケアガリを回遊している魚なども、思いがけないところから水面に飛び出してくることがある。
このゲームがエキサイティングなのは、なんといっても水面で捕食するところが丸見えのところ。桧原湖のスモールの場合は、バフッと大きく水面を割るように食うのではなく、スッと吸うように虫を捕食することが多いようだ。
取材前数日の釣行では夕マヅメに虫パターンで好釣果を上げていた谷野社長。「午前中は釣れないよ」とのことだったが、ウマノクビ周辺の岸際でヒット!
期待高まる夕マヅメ 風が止んだとたんにチャンスタイム到来
取材の前日、夕マヅメだけで10本以上のスモールを釣り上げている谷野社長。午後から南側エリアを転々と探っていく。そんな中、ちょうちん釣りの虫にスモールがヒットするが、通常は魚の重みで枝から外れるはずのラインが枝に絡まってしまい、魚→枝←ロッドの引っ張りっこ状態に・・それでも何とか水面まで引き寄せた魚は明らかに50UPという大物だったが・・。
大物を逃したショックから立ち直れない谷野社長だったが、夕暮れも近づき、頃合いをみて前日も入った清水沢周辺エリアへ向かった。
しかし、取材日は前日と異なり風があることが問題だった。虫ルアーは着水時とシェイクの波紋でアピールするのだが、風が強いと水面がざわめいて波紋のアピール効果が期待できないのだ。
「今日はダメかな」と周りのボートが引き上げる中、風が止み、最後まで粘っていた谷野社長にチャンス到来!
来春発売予定「ナックルバグ(仮)」もテストで好釣!
後日、谷野社長は来春発売予定の新しい虫ワーム「ナックルバグ(仮)」のテストに、逃したランカー級へのリベンジも兼ねて桧原湖に釣行。この日は朝からどしゃ降りの雨で、半ば諦めムードでテストに徹するつもりだったが、50cmジャストのスモールマウスバウスをキャッチ!見事に取材時のリベンジを果たした。
全く新しいボディデザインの虫ワーム。従来のBJバグと比べて質量が約2倍になっており、遠投性能が向上、キャストコントロールしやすくなっている ※2017年春発売予定
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※取材協力/ベイトブレス
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