石巻~牡鹿半島の堤防釣り場[6]谷川~大谷川~鮫ノ浦~前網~寄磯
宮城県石巻市から女川町にかけての牡鹿半島周辺の漁港・堤防釣り場を紹介します。第6回は牡鹿半島東側(女川側)の谷川から寄磯浜までのエリア。
取材を行った2019年1月時点で防潮堤の工事と漁港地区のかさ上げ、整備工事を行っている場所も多くなっています。工事中や立ち入り禁止の場所には近付かない、漁業作業等の邪魔にならないよう配慮しながら釣行してください。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブル等の無いように気を付けて楽しみましょう。
谷川漁港(やがわ)
陸側で大規模な造成工事を行っており入り口がわかり難いが、漁港はかさ上げが完了していた(取材時。工事中の場合は現場の指示に従う)
砂地に藻が点在する地形で、震災前のサーフはイシガレイの実績で知られた。海岸は防潮堤工事中だが、漁港からは投げ釣りのカレイやヒラメなどフラットフィッシュも期待できる。防波堤周りのルアー、探り釣りでメバルやアイナメを狙える。
大谷川漁港(おおやがわ)
谷川浜と隣接する大谷川浜の漁港。谷川浜同様、こちらも県道沿いで大規模な工事が行われているが、出入り口付近で工事を行っていなければ漁港自体はかさ上げが完了していた。
鮫ノ浦湾の湾奥部に位置する砂地が主体の漁港で、投げ釣りのカレイやルアーのコチなどが主なターゲット。岸壁周りや根周りを探ればメバル、アイナメも。
鮫ノ浦漁港(さめのうら)
鮫浦湾内の入り江状の漁港。港内の半分と中間より先端側は工事中で、釣りをできる場所は少ない。港内は投げ釣りで小ガレイやハゼなどを狙える。
前網漁港(まえあみ)
鮫浦から寄磯崎へ向かう途中、右手の脇道に入った所にある。周囲に根が多く、カレイ、アイナメに夜はメバル、ソイ。アナゴも期待できる。
寄磯漁港(よりいそ)
防波堤周りは磯に接して水深もあり、投げ釣りのカレイ、アイナメは良型も出る。夜は港内外のメバルも有望。外海側の防波堤は立ち入り禁止になっていたので注意が必要。
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