2023年11月堤防ロックフィッシュバトル開催報告!前編・実釣~検量
2023年11月12日(日)、毎年恒例となりつつある「秋のロックフィッシュバトル雄勝波板」を開催した。11月半ばは例年であればスポーニングシーズン盛期の頃だが、高水温の影響などでようやくシーズンに入ったばかり。今回よりレギュレーションを少し変更して個人戦とチーム戦を別々に実施した。レポート前編は釣りTiki東北イメージキャラクターの千葉めぐみさんらゲスト実釣から検量写真、ブース出展の模様までをまとめてお届け。
個人戦、チーム戦あわせて96名が参加
東北地方の太平洋側では例年10月頃から翌年1月一杯頃まで楽しめるはずの、スポーニング期のロックフィッシュゲーム。近年は海水温の上昇などでシーズンが後ろにズレ込むことが多くなっているが、今シーズンは近年でも異常なレベルの高水温により、本来東北ではみられない魚種も多くみられる秋になっている。
そんな状況を考慮し、例年であれば10月半ばに実施してきたこの大会の日程を11月中旬に設定。定員の100名を少しオーバーするエントリーがあり、体調不良などによる欠席者を除く96名のロックフィッシュファンに当日お集まりいただいた。
今大会の大きな変更点として、これまでのチーム戦と個人戦同時エントリーする方式から、チーム戦か個人戦のどちらか一方にエントリーしていただく形式に変更した。チーム戦は2人から3人のチーム全体で3尾検量、個人は一人2尾を検量。検量対象は25cm以上のアイナメ、ソイ類で、25cm未満および入れ替え魚は資源保護のためリリース。また、根魚類の資源保護のために基本的にライブフィッシュを推奨として、デッドフィッシュはペナルティとして1尾につき100g分マイナスとした。
MCの千葉めぐみさんは雄勝湾周辺漁港で実釣
選手を送り出した後、ゲストMCの千葉めぐみさんもちょっとだけ実釣タイム。今回はオーシャンルーラー、ゴメクサス相澤さん、フィッシュアロー、ケイドリームのクミちゃん達と一緒に近場の雄勝湾周辺漁港を回ることにした。相澤さん、クミちゃん親子も大会にエントリーしているので、本気でキーパーをキャッチしたいところ。
夜釣りでアジが釣れていて、外道にエソが釣れてくるなど、根魚シーズンにはまだ早い雰囲気。フグのアタリも多く、早々に場所変えを考え始めた頃、離れたところから何やら騒がしい声が聞こえてきた。
近くへ行ってみるとエクリプスフィールドスタッフの今野智之さんと大槻さんの2人。カメラを回すと目の前でも連発し、めぐみさんもすぐ隣で釣らせてもらうことに
根魚はいる場所、いない場所がハッキリと分かれる状況
先ほどの防波堤周辺に比べてアイナメが寄っていそうなので、めぐみさんはエクリプスのお二人のそばで釣らせてもらうことに。ヒットルアーのエクリプス「パンチングシュリンプ2.5”」、大槻さんが使っているのと同じグリーンを分けてもらった。
場所を移動して時間まで探ってみたが、釣れたのは相澤さんのアイナメ1尾のみ。水温が高くフグなども多い中、アイナメはいる場所が限られるが、集まっている場所を見付けられれば何とかリミットメイクも可能か、という状況。地元で普段から場所を知っている人や、プラで良い場所を見つけている人は釣ってくるものと思われた。
チーム、個人の検量写真
検量場所の雄勝波板海岸駐車場に戻ってきた。釣果は中型のアイナメ中心ながら、良型が持ち込まれると周囲から歓声が上がっていた。検量後に撮影させていただいた、皆さんのがんばりの結果をまとめてご覧ください!
バレーヒル、ベイトブレス、ハピソン、メガネハウスおくやま、アピア、エクリプス、ナミイタ・ラボのブース紹介
ここからは各ブースの出店内容やアピールの内容を紹介する。
ブース紹介:バレーヒル
優勝賞品にもなったロックフィッシュロッド「サイファリストHRXプロスペック」のほか、「ロックフィッシュライブウェル」、「タモシャフト400」などサイファリストシリーズのロックフィッシュ商品を展示。また、宮城でも大人気のタチウオやバチコンなどオフショア用品も注目を集めていた。
ブース紹介:ベイトブレス
「ティンカーバグ」と「フラピンJr.」のアソートパックを参加賞として配布!これら新製品やオンラインショップオリジナルカラーのワームを展示、販売。谷野社長、谷野雅人さんやフィールドスタッフがロックフィッシュ、フラットフィッシュ、ワームテンヤタチウオやバチコン、ディープロックなどについての質問にも答えて大きく賑わった。
ブース紹介:ハピソン
ハピソンプロスタッフで遊漁船Groovy船長の「おがP」こと尾形慶紀さんがブースに立って対応した。根掛かりなどでリーダーの結び直しが多く、ロックフィッシュゲームでは特に重宝する「ラインツイスター」にUSB充電式の「充電式ラインツイスター」が登場!SNSでもバズって、最近ではイオンなどスーパーでも販売されて釣り人以外にも浸透している「津本式アニサキスライト」、アジング、メバリング、堤防エギングなど夜釣りに「充電式アジングライト」など人気商品多数!
ブース紹介:メガネハウスおくやま
岩手県花巻市のメガネハウスおくやまからは、1級眼鏡作製技能士の奥山剛さんがブースに立ち、相談等に対応した。偏光レンズのサンプルを展示し、浪板海岸でレンズカラーによる見え方を試すことができたほか、手持ちのサングラスの傷ついたレンズの交換など色々な相談を受け付けた。
ブース紹介:アピア
社員でありプロスタッフでもある佐々木俊さんが常駐。「グランデージブルート」全機種の他、「パカスカ」、「サポートベスト」などの展示を行い注目を集めていた。
ブース紹介:エクリプス
実釣取材中にお会いしたエクリプススタッフの大槻辰也さんとエクリプスロッドスタッフの今野智之さんが担当。「Axia Track」全モデルに加えて、来年発売予定のプロトタイプも展示した。また、実釣で使用していた「パンチングシュリンプ2.5インチ」や参加賞として全員に2色ずつ配布された「KATANAGI」の使い方も解説。
ブース紹介:ナミイタ・ラボ
当地フードとしてシウリ貝の入った波板特製海鮮カレー(税込み800円)と、体が温まる大須崎産とろろ昆布入りの汁物(税込み200円)を販売。また、今回表彰式の盾にもなっている雄勝特産波板石の刺身皿や工芸品も展示、販売。
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