秋の味覚を求めて追波湾ジギング釣行!
晩秋を迎えてなおタチウオ船が盛期の釣れっぷりを維持し、大型のサワラやヒラメも上がっている追波湾。ハピソンガールみなせちわちゃん、ハピソンプロスタッフおがP(尾形慶紀さん)の2人は美味しい秋の味覚を狙ってジギング釣行!
※2024年11月掲載記事です。
好調続きの追波湾のタチウオだが朝のラッシュ後で沈黙
ちわちゃんとおがPの2人はおがP船長のフィッシングガイドサービスGroovyで追波湾へ釣行。前日の追波湾は朝方は反応が渋かったものの、昼前頃にちょっとしたラッシュになってタチウオが釣れ盛ったそうで、この日もそんな感じの釣れっぷりに期待して雄勝湾を出港した。
海況は非常に穏やかな釣り日和。ちわちゃんはマグマカイロ装備の防寒MAXで挑んでいたが、そんな心配無用なほど(暑くなったら中着を脱げばOK!)
追波湾に着き大隆丸の牧野船長に調子を伺うと、朝方のタチウオラッシュは終わり喰いが止まっているとのことで、集まった大船団が再び釣れ出すのを待っているところだった。大隆丸のお客さんにもとても美味しいサワラを釣った人もいるそうなので、サワラ狙いでタングステン製ジグにブレード付きフックを装着してスタート!



金華サバ風(?)美味しい秋サバからのスタート!
船団に突入し、魚探で反応を探していると何かの魚群を発見!底から中層付近までびっしり出ている反応に落とすと、釣れてきたのはイナダ(ワカシ?)とサバのダブル。青物の方は落ちてしまった。
続いて釣れたのは1尾目よりちょっと大きい良型のサバ。金華山沖の脂の乗ったサバは金華サバと呼ばれブランド魚になっているが、このサバは金華サバ風。津本式の計測マルチ絞め具でしっかり脳締め&血抜きをして持ち帰ることにした。



さらなる秋の味覚タチウオと青物を追加!
サバを数本釣った後、底の方にタチウオらしい反応を発見。ボトム付近を集中的に狙ってみると、ちわちゃんが見事にタチウオをキャッチ!タチウオの場合は津本式の計測マルチハサミでチョキンと眼の後ろを切るだけでも脳締め血抜きできるのでカンタン。



何とかタチウオが釣れたものの、周りのタチウオ船もポツリポツリでなかなか釣況は上向いて来ない。9時過ぎに秋の味覚3魚種目となるイナダをキャッチ!これも脳締め&血抜きをして持ち帰ることにした。







昼過ぎまで追波湾で粘ったものの、五目達成のため追波湾を離れ、雄勝に戻りながら湾外の魚を探してみることに。しかし、この日は潮が悪いのかヒラメやワラサのポイントにベイトがみられず、かなり望み薄だったので雄勝湾内に戻ってジギングで最後の勝負をかけた。
雄勝湾のポイントでは前のGroovyの船のオーナーのイトーさんとトシさんがバチコンを楽しんでいる所だった。バチコンで釣れたというタチウオを見せてもらい、数日前にはサワラも出ているので期待したが、ベイトはいるのに活性低く、ここでもサバを追加して終了となった。




翌日は90cm座布団ヒラメとサワラが
おがPは翌日もお客さんを乗せて追波湾に釣行。後半は時化予報のため朝方だけ追波湾に行き戻ってくる航程だったが、90cmの大判ヒラメにサワラもキャッチ!前日にこれが釣れてくれたら‥。



美味しい秋の味覚だがアニサキスにはご注意を!
いろいろな秋の味覚が旬を迎える10月、11月頃は食中毒が増えることが知られている。とりわけ釣り人が注意しなければならないのがアニサキス。サンマやサバ、サケ、タラ、スルメイカなどの北日本周辺を回遊する魚種に多く、東北地方のアングラーはアニサキス症の経験者も多いはずだ。
ちわちゃんが雄勝湾で釣ったサバの腹を開いてみると、胃の幽門垂や肝臓は丸まったアニサキスで一杯だった。氷で冷やしていたため動きは鈍かったものの、宿主が死ぬと内臓から筋肉(身)の方に移動することが知られているので、アニサキスライトでチェックしてから食べるのが安心。
寒ブリや寒ビラメ、寒ダラ釣りも始まり、秋から冬の釣魚が美味しい季節が続きます。ハピソン×津本式シリーズを活用して、上手に〆た旬の味覚を味わってくださいね。
※※この下に寄生虫のアニサキスが出てきます。※※
※※苦手な方はご注意ください。※※
サバのお腹から見つけたアニサキス(閲覧注意)



乾電池式の1.5倍の明るさで、充電式で使いやすくなったアニサキスライト。ただの紫外線ライトとはちょっと違う、室内でもアニサキスを見つけやすい波長の光を追求。釣り人だけでなく一般家庭やプロの調理場などでも使われているヒットアイテム!

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※取材協力/ハピソン、フィッシングガイドサービスGroovy