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東北で釣れるソイ類を紹介 クロソイ、マゾイ、ベッコウ‥

2020年1月10日配信 【HOWTO】 【編集部】

東北では磯、堤防、船釣りと、あらゆる釣りでなじみ深いソイ類を紹介する。養殖、放流も盛んで最も一般的なクロソイに、やや深場で釣れるマゾイ。三陸で大型を狙えるベッコウゾイ、関東以西にも多いムラソイといった種をピックアップ。

クロソイ

東北で最も一般的な種類で、陸、船の両方から狙える。昼夜釣れるが、夜間、底から中層に浮いて捕食行動が活発化。根魚ながらベイトを追って回遊する性質もある。

形態はマゾイに似るが、体側の黒斑のパターンが異なるほか、上アゴのすぐ上にはっきりとしたトゲがあるのが本種の特徴。

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陸からのクロソイの釣り方

 
上アゴのすぐ上の部分に2本のトゲがあるのが特徴
 
漁港に多いサイズの20cm前後のクロソイ
 
 

マゾイ(キツネメバル、タヌキメバル)

 

クロソイに似るが、体側に黒斑が目立ち、うっすらと太い帯状の模様になる。また、クロソイのように上アゴの上にトゲが無く、波状になっていることで見分けられる。釣り場により岸からも狙えるものの、クロソイより深場に生息し、100m以深の中深場に多い。

キツネメバル、タヌキメバルはそっくりで慣れないと見分けるのは困難。尾びれの後縁が白いものがタヌキメバルとされるが、中間的でわかりにくい個体も多い。

 
マゾイの上顎部分。頬の下縁部分が波状ではっきりとしたトゲはない
 
体側に黒斑のまだら模様があり、真ん中付近にややはっきりしない横帯がある
 
尾鰭後縁が白く縁どられたタヌキメバル型のマゾイ

ベッコウゾイ(タケノコメバル)

 

標準和名はタケノコメバルだが、鼈甲色の体色からついたベッコウゾイという呼び名が一般的。ソイ類の中では吻部が尖り、目を通る黒い帯や体側の横帯などで見分けられる

北海道南部~瀬戸内海~九州などまで広く分布する種類だが、東北以外では50cm以上まで大型化することは非常に少なく、牡鹿~三陸の大型個体は根魚ファンを魅了する。

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ムラソイ(オウゴンムラソイ)

 

両眼の間が窪み、眼の上にはっきりとトゲが並ぶのが特徴。体型は吻が短く、ずんぐりと丸い印象。ソイ類の中では南の地方まで分布するタイプで、日本各地の浅海で普通にみられる。東北太平洋側ではクロソイやマゾイに比べると少ない種類だったが、近年は増加傾向。

ムラソイ類は体色の個体差が大きいが、通常のムラソイと黄色や赤色の斑点のあるオウゴンムラソイの2種類に分けられている。

斑点がほとんどないタイプのムラソイ。目の上のトゲが目立つ
ムラソイ
黄色い斑点があるオウゴンムラソイ
こちらもオウゴンムラソイ

ゴマソイ

全身に白点があるのが特徴的な種類。元々、ソイ類の中でも生息場所が限られる種類だったが、近年はさらに見かけることが少なくなった。三陸~仙台湾~茨城沖で稀に釣り上げられることがある。

その他、ソイ類に近い種類

北海道で一般的なエゾメバル(ガヤ)は北東北では普通にみられる。シマゾイは東北ではかなり少ない。また、ソイ類と生息域が重なるカサゴが東北太平洋側で増えてきており、2019年シーズンは宮城や岩手でカサゴが釣り上げられるケースが多くなった。

日本海側では以前から普通に釣れていたが、2018~2019年頃から宮城、岩手でもカサゴを見かけることが多くなり、生息域を北上させていると考えられる
北海道ではがやがやとうるさいことからガヤとも呼ばれるエゾメバル。東北北部で普通にみられる

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