現在、タチウオで大盛況の追波湾はサワラやイナワラ、サバ、ヒラメ、アジなど色々な魚種を狙うことができる。オーシャンルーラーフィールドスタッフの鈴木貴博さん、フィッシングガイドGroovy尾形慶紀さんの釣行を取材した(2021年8月実釣)
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朝のタチウオラッシュが短い 最近の追波湾海域
今季も初夏から好調が続いている宮城県追波湾周辺のタチウオ。安定して釣れてはいるのだが、今シーズンは朝のラッシュになることが少なく、ベイトを探しながら時合いを狙って拾い釣るような展開が多くなっている。
とはいえ、タチウオフィーバー中の人気スポットとあって、前日の日曜は60艘ほどの船団が集まり大盛況だった。ただ、船は多くてもタチウオの活性は低く、取材日も前日からの渋い状況が続いていた。
この日は先に釣り場に到着していた大隆丸の牧野船長が「こんなに(ベイトの)反応が無いのは経験が無い」と言うほど厳しい状況からのスタートとなった。
本命タチウオの前にジギングでマアジ、サワラがヒット!
今回の実釣は、船長尾形さん、鈴木タカさんのオーシャンルーラーフィールドスタッフ2人に、鈴木さんのTEAM釣無魚から”ゆうぎず”さんが休みを取って助っ人参加してくれた。序盤はそのゆうぎずさんがジギングで連発!「ガンガンジグSL」(オーシャンルーラー)のタチウオカラーで良型のマアジ、サワラを連続キャッチ。
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ベイト反応を求めて追波湾内を探索
タチウオポツポツに、イナワラやサバを挟みながら拾い釣るが、ベイトの反応があまり良くなく、周りの船もほとんどが湾内をぐるぐる回り続けていた。
釣り始めの時間がちょうど潮止まりの時間にも重なっていたので、潮が動き始めれば釣れ出すはずと期待して、反応を探しながら時合い待ち。
ワームテンヤ釣法のセッティング方法
タチウオの食いが渋くテンヤの方が有利と判断し、全員、尾形さんと同じワームテンヤで狙うことに。ゆうぎずさんはテンヤ×ワーム釣法初挑戦!ということで、「太刀魚テンヤ船HG」へのワームのセッティング方法を尾形さんから教わってからスタート。
タチウオテンヤのセッティング方法を尾形さんが解説
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深場のポイントで太刀魚プチラッシュに突入!
湾内をぐるぐる探索していると、歌津・大隆丸の牧野船長から尾形さんに「見つけた!」のメッセージ。すぐに船を移動すると、大隆丸サイドではプチ爆釣状態でタチウオが釣れていた。水深60m以深の深場のポイントで、底ベタの反応に合わせタチウオを狙った。
後半は好調にタチウオを釣って寄り道しながら帰港
10~11時からは潮の動き始める時間にも重なり、ようやくタチウオの数が釣れ始めた。周りの船もパタパタと数を伸ばしているようだった。
追波湾から雄勝湾への帰りは、途中の深場の根周りで青物や根魚を少し狙ってみることに。ちょっと前にブリ級が上がったり、サワラが跳ねるシーンもあったそうだが、この日は鳥も静かなままだった。根周りのボトム付近でアイナメをキャッチしたあたりで風が強くなり、湾内へ移動。
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ジギングとワームテンヤで色々な魚種を釣って夏~秋の釣りを楽しむことができた。これからはサバやワラサもさらに肥えて、良型のマアジもよく釣れるようになり、ターゲットがさらに充実してくる。タチウオもまだまだ狙えるので、秋本番の釣行を企画してみていただきたい。
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※取材協力/オーシャンルーラー、Groovy
※解説/尾形慶紀、鈴木貴博
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