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「津本式アニサキスライト」をテスト!鯖と助宗鱈のアニサキスを発見

2023年1月17日配信 【HOWTO】 【尾形 慶紀】

ハピソン×津本式新製品は釣り人になじみ深い寄生虫のアニサキスを調理前に見つけるための「津本式アニサキスライト」。発売前の最終プロトを使用し、ハピソンプロスタッフのおがPこと尾形慶紀さんが、雄勝沖で釣ったサバとスケトウダラのアニサキスを実際に探してみました!
[2023年2月追記]フィッシングショーOSAKA2023で撮影した動画を追加しました。

激しい腹痛をもたらす寄生虫の「アニサキス」とは?

アニサキスはイルカやクジラなどの海生哺乳類を最終宿主とする寄生虫。本来はヒトに寄生するものでは無いが、ヒトの胃の中に入ると胃壁に噛みついて激痛や嘔吐に苦しむ「アニサキス症」を発症することがある。発症した場合、有効な駆虫薬などは無く、病院で胃カメラを飲んで寄生虫を摘出するしかない。

アニサキスはオキアミ類を経て、サバやタラ、マスなど中間宿主と呼ばれる魚類の内臓で幼虫期を過ごし、終宿主の海獣を目指す、食物連鎖とともに宿主を変える生態を持っている。そのため、本来は魚の内臓の中に寄生しているが、魚が死ぬと身に移動するため、刺身などでアニサキスの付いた身を生食することがアニサキス症の原因となる。

アニサキスは塩締めや酢締めの効果は無く、一定以上の加熱、冷凍のみが有効。そこから生まれた調理法にサケやスルメイカをいったん冷凍して食べる「ルイベ」もあるが、アニサキスの危険のある魚種を生で食べる場合は、寄生虫が身に移動する前の新鮮なものを、アニサキスが付いていないかしっかりチェックしながら調理することが重要となる(魚が生きている新鮮な状態でも筋肉中にアニサキスがいるケースがあるので、ご注意ください)

家庭でアニサキスを発見しやすくする「津本式アニサキスライト」

白く細長い糸状のアニサキス。魚の中では丸まっていることも多く、内臓や身の中に入ると確認しづらい。それを発見しやすくしたのが「津本式アニサキスライト」

アニサキスがブラックライトとも呼ばれるUVライト(紫外線)で照らすと見やすくなる特性を活かし、通常のUVライトよりもアニサキスを発見しやすい青白い光を開発した。

電池式のペンライト型で携帯にも便利、持ち運びやすく、手軽にアニサキスを見つけて食中毒を防ぐことができる。

[ハピソン公式]アニサキスライト

青白いUV光(紫外線)を利用したアニサキスライト
サンプルのアニサキスを照らすと、光に反応してアニサキスがよく見えるように

サバやタラ類など回遊魚に多いアニサキスを検出!

アニサキスはアミ類を食べる魚種に寄生するため、回遊性のサバやタラ類、イカ類、サケマス類などの刺身を食べた時に食中毒が発生することが多い。尾形さんは雄勝沖で釣ってきた金華サバと助宗ダラの腹を開き、実際にアニサキスを探してみた。


今回は時間が経ったためか内臓から身の方へアニサキスが移っていた。卵や肝臓に一杯付いていることもあるので要注意なのだ

フィッシングショー大阪2023ハピソンブースでアニサキスを展示!

フィッシングショーのハピソンブースでは本物のアニサキスを用意。尾形さんの協力で、実際にアニサキスを照らしてみてもらった。

通常の室内光だとこんな感じだが
アニサキスライトを使えばこの通り!



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アニサキスを照らしだす!津本氏監修、アニサキスを見つけるブラックライト!
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お腹を開いたのはハピソン×津本式コラボのこちら
 
 
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※撮影・解説/尾形慶紀(ハピソンプロスタッフ)
※取材協力/ハピソン

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