宮城復興防波堤巡り2013年十三浜 大指 小指 相川 大室小室
前回の南三陸町・志津川地区に続き、国道398号線沿いに石巻市の北上地区(十三浜)の漁港を取材してきた。
この地域は十三浜の所以でもある小漁港群が連続し、根魚やカレイ狙いで人気の釣り場も多いエリア。津波の被害の度合いは漁港ごとにかなり差があるが、相川漁港周辺などは国道のルートも大きく変更され、交互通行になっている区間もあるので注意されたい。
※記事の内容は2013年の取材当時のレポートをそのまま掲載しています。
大指漁港
取材時、根魚やカレイなどが有望な左側の防波堤一帯は大々的な工事が行われていた。右側の船溜のある岸壁はかさ上げ完了。漁師さんによれば釣りは可能との話だったが、釣り人は少なく、小指や小室などに行く人が多いようだ。
小指漁港
相川地区から志津川方面に進んですぐのトンネルの脇にある小漁港。防波堤は外海のウネリを直撃しやすく、波が高い時は釣りは不可能になる。狭い漁港で駐車スペースも限られるので、漁業者が作業をしている時などは注意が必要。
相川漁港
十三浜地区の有力釣り場だったが、港の上を通っていた国道の高架が流され、様相は一変している。左右の防波堤、岸壁はともに工事中だが、状況により港内の投げ釣りは可能。工事が完了すればカレイ、アイナメなどを期待できる。
大室・小室漁港
カレイ、アイナメの投げ釣りやタナゴ釣り、チカ釣りなどで震災前より人気のあった釣り場。港内の岸壁は地盤沈下の影響がみられるが、防波堤は以前のまま利用できる。防潮堤の工事も終わって、十三浜の中では比較的入りやすい漁港といえる。
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