釣行記

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米代川解禁!遠征レポ☆秋田サクラマスのミノーゲーム

戸澤 直彦 2021年4月2日 更新

皆さんこんにちわ!仙台の戸澤です。先月は本流でのミノーイングをレポート致しましたが、今回は秋田県米代川にて、今月解禁となったサクラマスを狙って参りました!
※この釣行記は2011年6月に公開しました。

6月1日 秋田・米代川へ

宮城の釣友3人での遠征。5月31日の夜に仙台を出発。途中合流し、秋田道を終点までひた走ります。1日午前1時過ぎに現地の釣具屋さんで遊漁証を購入し、ポイント到着。すぐさま準備を整え、川原で夜明けを待ちます。

このポイントはメジャーポイントの一つ、「銀杏橋下」。昨年は約5m間隔に人がびっしりの激戦区でしたが、今年は地震の影響か、はたまた他の要因なのか、思いのほか人が少ない様子。

天気は晴れているものの、かなりの強風。時間とともに体が冷えていきました。期待と不安が入り混じる中、次第に空がうっすらと明るくなり始め、どこからともなく「シュッ!」とロッドを振る音が聞こえ、暗黙のうちに今年の米代川解禁が告げられました。

水温は11℃。水色はやや笹濁り。仲間達も思い思いのポイントへ散らばりロッドを振っています。

空もすっかりと明けた午前6時頃、隣のアングラーがアメマスをヒット。その数分後、もう一人のアングラーが40弱のサクラマスを釣り上げました。

魚を見て、俄然ヤル気が出た我々一行。しかし無情にも時間だけが過ぎていきます。午前8時、ここでポイントを移動することに。

藤琴川合流にて

次なるポイントはこちらもメジャーな「藤琴川合流」。ここも本来なら大勢の人で賑わう場所ですが、この時点でアングラーは1名のみ。状況を聞くと、釣れていない様子。空には不思議な「虹」!?

幸運な知らせか、はたまた不吉な知らせか?仲間達と並び、キャスト開始です。沖に大きな水のヨレが入っているポイント。水深は3m前後でしょうか。表層から中層、ボトム付近と小刻みにレンジを変え、リトリーブスピードもクイック、スローなど変化をつけていきます。

すると、仲間の志賀君にこの日最初のサクラマスがヒット!上がってきたのは57cmのキレイな魚でした。

写真を撮り、即リリース。その5分後、私にも待望のバイト!慎重にやり取りをし、無事にネットイン。こちらは50cmほどの、婚姻色が入った魚体。実に美しいです。

この魚も撮影後即リリースし、もう一人の仲間も後に続けとばかりに集中します。

ところが、またもや志賀君にヒット!絶好調です!

しかし、その後反応なく移動することに。さらに上流を目指します。今度は通称「ポンプ下」。朝から入っていたアングラーの話ではこのエリアだけで10本近く出ているとの事。我々の期待も急上昇!

早速並んでキャストをし始めると、なんと2投目に志賀君にヒット!しかし痛恨のフックアウト。その後粘るものの、バイトが無いまま仲間の一人は帰路に着く事に。

残された二人で少し下流側を流し、そこで私がヒットさせるも、追い合わせを入れた瞬間にフックアウト。これで初日が終了となりました。

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2日目は今季好調の上流部へ

2日目。前日の釣果からすると、今年は上流部に魚が集まっていたため、朝から上流部へ。途中漁協の方とお話しをすると、今年は春の水が多く、魚が随分と上流に上ったとのこと。カーナビの地図を見ながらポイントを絞り、ラン&ガンで撃っていきます。

ポイント3箇所目。大館市に入り、大きな瀬とプールが連続しているエリア。川の左岸側に流れが当たり、深くなっているポイント。そこで絶好調の志賀君が2日目の1本目をゲット!

最後の最後にヒットしたのは…

その後もラン&ガンを繰り返し、お昼も近くなり最後のポイントとすることに。最後は志賀君が朝釣った対岸に入り、広い範囲を釣り直してみます。流芯は対岸、手前は流れが巻いているポイント。シンキングミノーのオライノ流星をややアップでキャストし、流芯をクロスからダウンに流します。下りながら探ること20分、その時が来ました!

流芯から抜けたオライノ流星に猛烈なバイト!一気に下流に走りドラグが唸りをあげます!ものすごいパワーとトルク。ドラグを慎重に調整し、やり取りしていきます。この状況を見てネットを持って駆けつける志賀君も興奮気味!慎重に慎重を重ね、何とか無事にランディング成功!その魚は…

極太62cm、3kgオーバーでした!海からかなり上流に来たにも関わらず、この太さ。流星のリアフックも伸びていました。

こちらも撮影後リリース。勢い良く川へ帰って行きました。この魚を最後に今回の釣行は終了。最後にナイスな1尾と出会えて最高の釣りになりました。この釣り、夏までは十分いけるそうなので、人が少なくなるこれからもまだまだ楽しめそうですね!但し、鮎師が入る7月以降はトラブルにならないよう注意が必要です。皆さんも是非お出かけになってみてくださいね。

■タックルデータ
ロッド:アブガルシアトラウティンマーキスBORON TMBS-782M
リール:アブガルシアRevo NEOS 2500S
ライン:ファイヤーラインEXT 16Lb
リーダー:ファイヤーラインリーダーナイロン16Lb
ルアー:オライノ 流星、他

 

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取材・テキスト/戸澤直彦(Fishing Club SEARCH

PROFILE:戸澤直彦

Fishing Club SEARCHの代表を務める、プロカメラマンアングラー。東北の釣りシーンを活性化するべく、精力的に釣行中(詳細はブログで)。ソルトルアーのほか淡水のルアーや、ワカサギなど小物も好き。ピュア・フィッシング・ジャパン、オライノ、リアスフィールドテスター。エフテックフィールドモニター。三陸海を救う会の代表でもある

 

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