盛期のロックフィッシュ!出島周辺のランカーアイナメ
「2021ロックフィッシュバトル雄勝波板」の前々日、ベイトブレススタッフ陣のボートロック釣行に同行。強風で撃てるエリアが限られる中、スポーニング盛期のランカーアイナメを狙った。
※2021年11月26日実釣。
西風を避けられる出島の東側がこの日の釣り場
「2021ロックフィッシュバトル雄勝波板」を翌々日に控えた2021年11月26日、ベイトブレス谷野社長らフィールドスタッフでボートロックを楽しんだ。一同は尾形慶紀さんの遊漁船Groovyで雄勝港を出船。
この日は西風が強く釣りを出来る場所は限られたが、出島の東側まで抜けると風裏となり、島から離れないように実績ポイントを撃っていった。アイナメのスポーニングは盛期に入った頃で、磯周りのスポーニングポイントを攻めれば良型も十分期待できるはずだ。
真鯛用の「タイクル(TAIKURU)」が序盤から絶好調!
エビちゃんと友蔵さんは秋田からの参戦。この日の2人は男鹿マダイ用(タイラバ用)に開発した「鯛来(タイクル)」縛りでロックフィッシュを狙った。95mmのサイズはアイナメの口にはチョット大きすぎるような気もするが、バタバタと強い波動で産卵期のアイナメを強烈に刺激しバイトが連発!
スポーニング期の根魚に威力絶大「チェリースピン」
みなさんテキサスリグで狙う中、一人「チェリースピン」を使用していたのがベイトブレス谷野社長。スポーニングポイントの周辺を直撃、ヒラヒラと泳がせてくると婚姻色の鮮やかなオスのアイナメが釣れてきた。
谷野社長はチェリースピンとワームカラーをオレンジにチェンジして、続けざまに良型アイナメをキャッチ!今度は産卵前のメスのアイナメだ。
アピール力の強い「タイクル」にランカーアイナメがヒット
「タイクル」や「チェリースピン」など、ド派手なカラーで攻撃的に攻めるスタイルがはまり、コンスタントにアイナメを釣り上げていった。そして、この日最大の52cmがきたのは、友蔵さんの「タイクル」。結果的にタイクル縛りが大当たり!イカ型ワームの異物感が産卵期の大型アイナメに絶大な効果を発揮したようだ。
プリスポーン~産卵中の元気なアイナメの存在を確認
52cmはすでに1、2回産卵した後で、まだ卵が少し残っているという個体だった。アイナメは大型の個体から先に産卵するので、おそらくは11月半ばの大潮時に産卵したグループだろう。また、30~40cm前後のメスはまだ産卵前のプリの個体がほとんどで、大きめのオスはペアリングして産卵床を守っているような段階だった。
今年は時化で釣りをできない日が多くなっているが、ここから中型サイズも続々と産卵に参加し、産卵中~アフタースポーニングの季節へ移行していく。
雄勝湾に戻って癒しのバチコンメバル
午後2時過ぎに雄勝湾に戻り、前回のベイトブレススタッフ釣行と同様の湾内バチコンゲームを楽しんだ。
[関連]バチコンアジング&メバルの基本を解説
秋の取材で釣れていたギガアジは湾から離れて少なくなってしまったもののメバルは健在。新型ジグヘッドと12月6日から発売になったばかりの「AJ-Rオンラインカラー」を中心に使用して良型メバルを狙った。
これから冬場にかけてディープでも期待できるバチコンゲーム。シーズン後半戦に入っているロックフィッシュゲームとともにお楽しみいただきたい。
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※取材協力/ベイトブレス、フィッシングガイドサービスGroovy