釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

雄勝湾バチコン ギガアジ&メバル爆釣!バチコンの基本も解説

編集部 2021年11月5日 更新

ベイトブレススタッフによる雄勝湾テスト釣行の後編はバチコンに挑戦!日中バチコンアジング~夕マヅメは同じタックルでメバルなど根魚を狙って釣行した。
[関連釣行記]ベイトブレス雄勝湾テスト釣行[1]太刀魚ワームテンヤ編

※2021年10月実釣。


宮城の新釣種バチコンゲーム

ボートからアジなどをバーチカルに狙うバチコン(バーチカルコンタクト)はこれまで東北ではあまりなじみが無かったが、近年、宮城県でもアジの魚影が濃くなったことによりこの釣りが成立するようになってきた。

通常、アジング、メバリングなどのライトゲームはキャスティングの釣りだが、これを船の真下に落としてバーチカルに探れるようリグを応用したもの。宮城ではアジの他に根魚や深場の魚なども狙える可能性のある発展性を秘めた釣りだ。

雄勝湾フィッシングガイドサービスGroovy(手前)とラウリー中村さんのマイボート(奥)で出船

バチコンリーダーの仕掛けのタイプ

今回、テスト釣行で出船したフィッシングガイドサービスGroovy船長で、石巻周辺でこの釣りに取り組んでいる尾形慶紀さんにバチコンの基本も解説してもらった。

シンカーはナス型の5~30号が基本。ポイント、状況により使い分けるが、今回の雄勝湾では5~15号を使用した。沈みの速い細長形状のシンカーを使っても良いが、尾形さんはゆっくり沈めたいので普通のナス型を選択。グローなど着色系はタチウオが反応して歯で切られることがあるのでNG

バチコンの仕掛けは大きく胴突き型とテンビン型に分かれる。深い水深まで沈めるので、まずはライトなリグが絡まないことが第一。そのうえで、ワームを自然に漂わせるためにハリスの長さもある程度は必要。絡みと動きのバランスを考え仕掛けを設定する。

胴突き仕掛けの場合は1本バリか2本バリを使用する人が多い。2本バリの場合は絡みを防ぐためにハリス(エダス)長は30cm位まで、1本バリならば30cm以上のハリスを取ることができる。

1本バリ仕掛けの場合。シンカー、スイベルからハリスを出し1g以下の小型ジグヘッドを装着

「ハリスを50cm以上に長くしたいときはテンビンを使用します。大型はハリスが長い方が釣れるとも言われていて、私は長いハリスの方が良いと思うので、テンビンを使っていますね」と尾形さん。カレイ用などの天秤仕掛けは夜光パイプやビーズが付いているものも多いが、目の良いメバルやアジのスレを防ぐためシンプルなものがオススメ。Groovyオリジナル仕掛けは形状記憶合金のテンビンを使用している。

Groovyオリジナルテンビン仕掛け

「アジ、メバル狙いのリーダーは12Lb(テンビンの上、胴突きの幹糸の部分)。ハリス部分には8~10Lbを使用しています。ハリスの素材はお好みで、張りのあるフロロを使う人も多いのですが、私の場合は大型のアジが釣れたときのクッション効果を狙って伸びのあるナイロンラインを使っています」



がまかつ
がまかつのバチコンリーダーはフロロカーボン仕様。色々なタイプがあるが、こちらは2本バリタイプ(ハリスは15cm、30cmとなっている)

フックは1g以下のジグヘッドかノーシンカーに小型ワームを装着。0.6~0.8gのジグヘッドが基本で、ノーシンカーならネコリグ用のフックや、ハリの自重がある管付きチヌバリなども向いている。

大型のアジが釣れるので、アジング用のフックだとハリが小さすぎてバレてしまうケースも。ベイトブレス社ではバチコン用にサイズと太軸にこだわったジグヘッドも開発中だ。

バチコン用ジグヘッドも開発中!!

フィッシュカーリー、フィッシュテール、AJ-Rのバチコン用カラーで実釣

ワームは状況などにもよるが、2.5インチくらいがベスト。ワームが回転して仕掛けが絡んでしまわぬよう真っ直ぐフックに通すようにする。

ベイトブレスでは「フィッシュカーリー」、「フィッシュテール」、「AJ-R」のバチコン用シリーズを2021年から発売中。最も使いやすいのは「フィッシュカーリー」で、ゆっくり巻いてくるだけでテールの動きがアピールになる。

「フィッシュテール」は小刻みなアクションでバイトを誘いたいとき。スライドアクションが特長の「AJ-R」は横の動きに反応が良い時にと使い分ける。

カラーは発光系が充実していて、ローライト時はケイムラカラーが好調。取材時もピンク、紫のケイムラ系が有効だった。朝夕のマヅメには点発光もよく、豊富なカラーバリエーションを使い分けして楽しみたい。

「Fishtail2.8」、「AJ-R3.3」、「FishCurly2.5」バチコンカラーラインナップ
ケイムラ、点発光の実績カラーが大充実!


ベイトブレス
ヒラヒラと動くカーリーテールが万能性を発揮。点発光とケイムライトで暗いときもアピール大


ベイトブレス
横方向のアクションでエビやミニイカなどを食っている時にも有効なエージェーアール。夜光ベースにケイムライトを配合したピンク色。

タックルはアジの口切れを防ぐため適度な軟らかさが必要

口切れしやすいアジがバレないよう軟らかめのロッドが適する。バチコン用の他ではSLJ用や、イカメタル用ロッドなども使えるものがある。繊細なアタリが取れて、バラしにくいもの。ちょっと硬めのロッドを使うと明らかにバラシが増えるそうだ。

釣れてくるアジはこんな良型!口切れでバラさないよう慎重にやり取りする必要がある
アジが大型なので、豆アジ用のジグヘッドなどではバラシが多くなり、ハリは大き目な方が良い

ドラグゆるゆる慎重なやり取りでアジに対応

アジのバラシを防ぐためにリールのドラグはかなり緩めに設定してやり取りする。アタリがあったらドラグを緩めたまま、聞きアワせのような感じでスイープにアワせる。ドラグが緩くうまく乗らないときは、ベイトリールならスプールに指を当ててラインが出るのを調整すると良いだろう。やり取り中もドラグを鳴らしながら慎重に。

ラウリー中村さんもアジをGET!

この日、釣りをしたのは雄勝湾内の水深40mほどのポイント。湾内で船が流されることも少なく、i-pilotがGPSで船の位置を保ってくれるので5号オモリでも十分に釣りになった。ときどきサバに惑わされながら、40オーバーのギガアジ混じりでポツポツと本命マアジが釣れてきた。

ベイトは7cmくらいのカタクチイワシで、2.5インチのワームがベストマッチ。日中はベイトが沈んでいるので、底から7~10mくらいのアジの捕食域を狙った。一般的にはバチコンはナイトゲームが主流で、夜に釣りをする場合はベイトが浮くため広いレンジを探る釣りになる。

序盤はサバに悩まされたベイトブレス谷野社長も本命アジを手にした
アジかサバか予想大会でも盛り上がった

夕マヅメはピンスポットで良型メバル爆釣

夕マヅメは同じタックルでメバル狙い。メバルの巣に船をピタリと着けると、良型ばかりが連続してヒットしてきた。メバル狙いはストラクチャーを攻めるためアジ狙いより根掛かりが発生しやすいので、替えのフックとハリスは多めに用意しておく方がいいだろう。

夕マヅメ、船をくっつけてピンポイント狙い

釣れてくるメバルは良型ばかり!爆釣状態を楽しんだ

爆釣状態になり、トリプルヒットになる場面も
今野勝和さんにきたのはクロソイ

ライトリグで深い水深を狙えるバチコンゲーム。今季のアジはすでにシーズン終盤ながら、メバル、ソイの根魚狙いなどまだまだ開拓の余地はたっぷりありそうだ。

◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!



YouTubeチャンネル登録もお願いします!

?

※取材協力/ベイトブレス、フィッシングガイドサービスGroovy
※解説/尾形慶紀(Groovy)

関連記事

太刀魚テンヤ用ワーム「T.T.SHAD4.8in」に青系グロー2色が新登場

「TTシャッド(T.T.SHAD)4.8インチ タチウオカラー」(ベイトブレス) 魚が好む青色系!ブルー蓄光&ケイムライト配合のニューカラー!! アピール力と抜群の保ちの良さでタチ...

タチウオテンヤ専用設計「TTシャッド タチウオカラー」ベイトブレス

「T.T.SHAD太刀魚カラー(ティーティーシャッド)」(ベイトブレス) グローを中心とした太刀魚専用カラー  張りのあるボディとシャッドテールの波動でフィッシュイーターに絶大なア...

ベイトブレス2021注目商品バチコン用ワーム3種とTTシャッドタチウオカラーを解説

ベイトブレス・ソルトフィールドスタッフの尾形慶紀さんが、ベイトブレス2021年注目アイテムを紹介します。バチコン用ワーム3種「フィッシュテール」、「フィッシュカーリー」、「AJ-R...

ベイトブレスワームに深場、ローライト時に有効なグロー、ケイムラ系追加カラー登場

「AJ-R3.3インチ」 「フィッシュカーリー2.5インチ」 「フィッシュテール2.8インチ」 「AJ-R3.3インチ」、「フィッシュカーリー2.5インチ」、「フィッシュテール2....

テンヤ&ジギングで好釣果!宮城のタチウオゲーム

今季絶好調の宮城沿岸のタチウオ。ジギングのほか、タチウオテンヤも人気上昇中!今回はジギングとテンヤの両方で狙い、良型タチウオにサワラも多数混じる釣果を上げた。 秋も連日好調の追波湾...

ジギング&ワームテンヤの太刀魚五目!サワラ、マアジ、ワラサなど期待

現在、タチウオで大盛況の追波湾はサワラやイナワラ、サバ、ヒラメ、アジなど色々な魚種を狙うことができる。オーシャンルーラーフィールドスタッフの鈴木貴博さん、フィッシングガイドGroo...